教室長の三橋です。
茗溪進学会のホームページにようこそ
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中教研テスト結果の正しい見方!
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11月には中教研テストが実施されました。中教研テストは同じ日時、範囲で実施されるため中学校間での学力を図る1つの基準になります。

今回、実施された中教研試験の結果をもとに考えてみます。茗溪進学会にはY中、H中、O中、T中、N中、K中、H中などの中学校の生徒がいますが、各中学校間の平均点には大きな開きがありました。

5教科合計500点満点の平均点で一番高い中学と一番低い中学では60点以上の差がありました。本来、生徒の学習におけるポテンシャルは皆同じはずなのですが、学力格差は以前よりも広がっていると思います。

仮に5教科の合計点数が300点の場合について考えます。番数では各中学校の人数によってわかりづらくなるので全体の人数における割合で考えてみます。例えば学年200人中80番なら40%という具合に考えます。

中学1年生の場合 A中学では上位66.7%  B中学では上位43.2%の位置になります。

中学2年生の場合 C中学では上位50%    D中学では上位29.3%の位置になります。

中学3年生の場合 E中学では上位58.2%  F中学では上位45.1%の位置になります。

このことは点数や各中学校における番数だけでは、自分の本当の実力、立ち位置がわからないということを示しています。

また、本当の実力がわからないことによって志望校の選択を誤ってしまい、不本意な結果が出る可能性が高くなるということです。茗溪進学会ではそのようなことがないように、これらの情報をもとに進路指導を行っています。

そして、全て中学の情報はわかりませんが、これらの情報や塾生の普段の学力、各学校の平均点をもとに県立高校合格ラインがおおよそ推定できます。

ちなみに学校の先生に聞いても教えてはくれないと思いますし、ママ友にラインをしても誰も知りませんし、そこらの個別指導塾のバイト講師に聞いてもマトモに答えられる人はいないと思います。あくまで私の推定ですので責任は持ちませんが、中3の県全体の平均点は300点台ではないかと推定します。

肝心の各県立高校の合格ラインです。

中部、富山高校…425点~
東高校…395点~
呉羽・南高校…370点~
いずみ・北部高校…330点~
商業・工業高校…280点~

 

分布状態が分からないので多少の±の幅はありますが、やや厳しめに見ればこんな感じになろうかと思います。

3で志望校と30点以上差がある場合は緊急事態宣言です。何も手を打たなければ、必ずそのまま受験まで上がることはありません。

まだ県立高校入試までおよそ3か月ありますが、中3が今から慌てても伸びしろは限られているのが現実です。塾に通うなど手を打つのなら早いにこしたことはありません。中1か中2までにすべきです。

さて、今回の中教研試験、お子様の点数は何点だったでしょうか。

今回は普段と少し違うものになりましたが、たまにはこのような内容のものも書いていきたいと思います。

これから少しずつではありますが、私の日々の生活の中で思いついたことを書いていきますのでよろしくお願いいたします

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下の写真は先日、高瀬神社を訪れた時のものです。こういったものも少しずつ出していきますので、よろしくお願いします。