皆さんこんにちわ。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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「子供の読解力がない」とお悩みのご父兄様必見
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当塾では全中学生に対し、年3回、外部業者の模試を受験させています。
2学期期末試験が終わってから冬期講習会までの比較的余裕のあるこの時期に2回目の試験を実施しています。
教材業者は3年生になってから受ける「富山全県模試」の業者のものを採用していますので、1年生からの時系列的な成績推移や分析が可能です。
この業者の試験は茨城県や千葉県など関東地方で全県単位の統一模試も手掛けている大手業者で、難易度も富山県の県立試験レベルより若干高くなっています。
問題を解いている子供たちの様子を見ていると特に国語の長文読解問題で難儀している生徒が目立ちます。
普段からスマホゲームには慣れていても長文を読む習慣がないと、このくらいの長文を読むこと自体が苦痛で大息をついてしまうのです。
12月6日、経済協力開発機構(OECD)は昨年15歳を対象に実施した国際学習到達度調査(PISA)の結果を公表しました。
調査結果では日本は「科学的応用力」と「数学的応用力」が前回より順位が上昇したものの、「読解力」が4位から8位に後退しました。
日本の子供たちの読解力の順位が急落したことで文部科学省は少なからずショックを受けているようです。
今回からコンピューターを使った出題に変わり、画面を切り替えないと読み進めない問題もあったそうで、文科省は「読み取りに手間取った可能性がある」と形式の変更も一因と苦し紛れの言い訳をしています。
でも有識者の見解では読書習慣が減るなど「活字離れ」の実態が主な要因と見る意見が大勢です。
2020年からの大学入試改革では「思考力、判断力、表現力」を問うPISA型問題と記述式問題がメインとなる方向で検討が進められていることは既にマスコミ各社が報道しています。
長文読解能力がどんどん低下する中、逆に大学入試はその能力を求める試験に改革されるわけです。
長文を読みこなし、かつ、自分の意見を文章で表現できる能力がないといい大学に入れない時代になるのです。
(名前が書ければ誰でも入学できる「Fランク大学」で十分な方は何もしなくても結構ですから、そのままスマホゲームをお楽しみください)
「うちの子は読解力が無くて・・」とご父兄様は異口同音におっしゃいます。
読解力は最初からあるものではないし、自然につくものではありません。
親がつけさせるものです。
では、どうすればいいのか。 実に簡単です。
どんなジャンルの本でも新聞でもなんでも結構です。とにかく活字を読ませることです。
もちろん子供に「読め、読め」と言うだけではいけません。
お母さまもスマホの電源を切って、率先して読書する姿を見せることです。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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