月別アーカイブ: 2017年3月
開校8年目で初めて実現できたこと
2017年3月30日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
****************
開校8年目で初めて実現できたこと
****************
春期講習会も中盤戦です。
今年も沢山の新中1生が入校して中学に入学してからの勉強をスタートしています。
中学生になれば早速、入学おめでとう試験や中間試験があり、容赦なく順位が付きます。
「たいへんよくできました」とはなまるを貰って喜んでいた小学生時代とはお別れです。
少々大げさに言えば明日からは現実を知る厳しい人生が始まるわけです。
「もう少しできると思っていたのに・・」と番数を見て青ざめる前にできることがあります。
少しでも早く先手を打つことがスムースなスタートの決め手です。
さて、小学生はどうしても教えるのに手がかかりますので、いつもこの時期はてんやわんやです。
春期は手が回らない時間帯だけ特別に学生アルバイトにも手伝ってもらっています。
「日ごろ『〇別指導なんざ学生バイトをあてがうだけのボッタクリ』とメチャクチャ言ってるくせに」と言われそうですね。
でもちょっと違うのは、私は自分が直接教えた信頼できる卒塾生だけにお願いしている点です。
私が独立して塾を始めた時、ある大先輩から言われたのが「卒塾した教え子が講師で来てくれる塾が1つの理想形です。君もそんな塾作りをしなさい。」という言葉です。
その難しさが開校から8年かけてようやく理解できました。
案外簡単な話に聞こえるかもしれませんが、様々な物理的条件もありますし、何といっても塾と生徒相互の信頼関係がないと絶対に実現しないのです。
生徒と先生の信頼関係というのは大人の世界とは違い、成績・受験の実績や金銭関係で割り切れるほど単純なものではありません。
塾に初めて来たときはまだ小さかった子が立派に成長し、先生として後輩を教えている姿を見て、何か自分の役割を一つ終えることが出来たような不思議な気持ちになりました。
これを塾長冥利に尽きると言わずして何と言うのでしょうか。
この写真の学生さんも山室中から富山大学に進学した優秀な元塾生です。
こんな嬉しい経験を一度してしまった以上、フリーペーパーで応募して来る18歳以上なら誰でもその日から“経験豊富で優秀な専任講師”にしてしまうそこらの〇別指導みたいなマネは私にはできません。
これからも少人数制で子供たちを大切に指導してゆきたいと思います。
そんなことで、お知らせにも書きましたが、お陰様で新中3生は満員御礼で募集締め切りましたが、他学年は若干名受け入れ可能ですから「どうせいつかは」とお考えならよろしくします。
「早い者勝ち」と安売りスーパーみたいなことを言うわけではありませんが、成績は思い立ったが吉日ということです。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
今からでも遅くない!
2017春期講習会好評実施中!
新中1生対象「さきどり中学講座」も好評実施中!
お申込みの方は春期講習会無料優待!
「塾長ブログ見た」で教材費を値引きプレゼント!
2人以上でお申込み頂ければペア割制度もあり!
********************
ご意見やご質問なんでもお気軽にお寄せください。
よろしくお願いします。
高校受験に断然有利な英検活用法
2017年3月28日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
****************
高校受験に断然有利な英検活用法
****************
先日、公益財団法人日本英語検定協会から「英検奨励賞」なる賞状が送られてきました。
なんでも「英検協会で開催した28年度成績優秀団体選考委員会なるところで貴塾が選出された」という旨の手紙が付いていました。
また、手紙には「年3回の検定全てに申込み、多数の受験者が参加した団体から選ぶ栄誉ある賞なのだ」とも書いてあります。
本当に有難いものなのかそれほどのものでないのか正直よくわかりません。
三橋教室長は「自分が今まで見たことがない賞だから、たぶん有難いんじゃないですか」とクールな顔でおっしゃってます。
卒業証書以外の賞状にはあまり縁のない塾長なので、この際有難く頂戴しておくことにしましょう。
茗溪進学会では生徒たちのスキルアップに英検だけでなく漢検や数検を積極的に活用しています。
私は昔は「各種検定がどこまで成績アップに繋がるのかよくわからないし、そもそも面倒くさい」という自分勝手な理由で積極的な取り組みはしてきませんでした。
しかし最近は各種検定の受験における重要性が大きく様変わりし、日々のモチベーションアップにも効果的なものになってきています。
当塾では英検は昨年は準2級2名を始め、28名の合格者を出ました。
もちろん大事なのは賞状ではなく、子供たちの英語力向上の効果です。
中学生は3級以上で内申書に書いてもらえるので高校受験にはぐっと有利に働きますし、大学受験でも英検結果を合否判定に採用する私立大が全体の7割近くまで増えてきています。
特に去年、今年と倍率が高くなる傾向がある市内の進学高校では、ボーダー付近で内申書に不安のある生徒には非常に大きなアドバンテージとして作用するのは間違いありません。
各種検定の準会場に指定を受けて対策授業も含めてしっかりとした取り組みをする塾を最大限活用することが高校受験・大学受験の勝利への近道ということです。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
今からでも遅くない!
2017春期講習会好評実施中!
新中1生対象「さきどり中学講座」も好評実施中!
お申込みの方は春期講習会無料優待!
「塾長ブログ見た」で教材費を値引きプレゼント!
2人以上でお申込み頂ければペア割制度もあり!
********************
ご意見やご質問なんでもお気軽にお寄せください。
よろしくお願いします。
自分の信じる道を貫こう
2017年3月27日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
****************
自分の信じる道を貫こう
****************
横綱稀勢の里が大相撲春場所で2場所連続2度目の大逆転優勝を果たしました。
金曜日の日馬富士戦で左肩を痛めながらも大関照ノ富士に連勝しての大逆転優勝でした。
本割も決定戦も土俵際の捨て身技でしたが、最後まで諦めない気迫が伝わる相撲だったと思います。
私たちはこの日本人横綱に何事も諦めずにコツコツと精進を重ねることの大事さを学びたいと思います。
また相手の照ノ富士も正々堂々フェアな戦いぶりは立派でした。
ずいぶんと昔の話ですが1984年のロサンゼルスオリンピックの男子柔道無差別級決勝で山下泰裕と対戦したエジプトのラシュワンという選手は今でも語り継がれる選手です。
決勝では山下が負傷していた右足を攻めずに、堂々とフェアに戦い、国際フェアプレー賞を受賞しました。
2カ月ほど前、「高校生の父兄」というだけで他は何も語らない一人の中年女性がやってきて教室をジロジロ見学して行きました。
質問の内容や目線で“他塾のスパイ”だと一目でわかります。
内心「アンフェアなことをする底の知れた塾だな」と思いつつも、目で見てわかることはホームページで全てオープンですし隅から隅まで納得ゆくまでご覧いただきました。
「どうせどこか近所にまた塾ができるのかも」と思っていたら、またぞろ“個別指導”という文字の看板が立ちました。
その中年女性と関係あるかどうかは知りませんが、似たりよったりの個別指導塾同士のパイの奪い合いがどれだけ社会貢献になると言うのでしょうか。
自分の信じる理念を貫いてこそはじめて世間の信頼や応援を頂けるということは事業もスポーツも同じです。
少なくとも私は自分が最善最良と信じるサービスを提供しながら精進を粛々と続けることが社会貢献だと信じています。
稀勢の里の優勝を祝福しながらそんな思いを新たにした塾長でありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
今からでも遅くない!
2017春期講習会好評実施中!
新中1生対象「さきどり中学講座」も好評実施中!
お申込みの方は春期講習会無料優待!
「塾長ブログ見た」で教材費を値引きプレゼント!
2人以上でお申込み頂ければペア割制度もあり!
********************
ご意見やご質問なんでもお気軽にお寄せください。
よろしくお願いします。
1学期中間テストの点を見て青くなる前に
2017年3月24日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
****************
1学期中間テストの点を見て青くなる前に
****************
テレビを付ければ森友学園問題で一日中持ち切りです。
毎度のこと、現金の授受関係は結局薬局闇の中でしょうが、常に政治家とその権力を利用しようという人同士の利害は一致するものだということだけは明快にわかります。
所詮どっちも「同じ穴のムジナ」ということ。
ですから「どっちが嘘か?」なんてムジナ同士の喧嘩はどっちでもいい話です。
賢い我々は「人間とはかくも醜いもの」と悟り、少しでも高潔に生きる努力をしようではありませんか。
日々子供たちと接していると子供たちはいかに清らかなものかということが分かります。
あの醜い強欲オヤジらも昔は清らかな子供だったのでしょうか。
世の無常を感じます。
さて今日は中学の修了式で、明日から実質的な新年度入りとなります。
茗溪進学会では今日から春期講習会期間となりますが、春休みというのは何かとバタバタする時期なのであまり勉強には身が入りませんし、塾に行くにしても「塾は進級進学してからの様子を見てから」という方は多くいらっしゃいます。
この“様子を見てから”というのはご父兄様が大好きな言葉の五本の指に入ります。
決断や問題を先送りしたいときに使うと、実にしっくり納まる都合のいい言葉です。
でも、言葉では納めたつもりでも、悲しいかな納まらないのが現実というものです。
「様子を見る=1学期中間試験の結果を見て青ざめる=あわてて塾を探し出す」
この方程式は「問題先送り青ざめの法則」というもので、2000年前に書かれたエジプトの象形文字にもあるそうです。
この法則だけは無常ではありません。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
今からでも遅くない!
2017春期講習会好評実施中!
新中1生対象「さきどり中学講座」も好評実施中!
「塾長ブログ見た」で教材費を値引きプレゼント!
2人以上でお申込み頂ければペア割制度もあり!
********************
ご意見やご質問なんでもお気軽にお寄せください。
よろしくお願いします。
モチベーションアップには荒療法も必要
2017年3月22日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
****************
モチベーションアップには荒療法も必要
****************
お子様の「やる気」に悩むご父兄様は多いですが、大人だって自分自身のやる気の悩みは大きいはずです。
そもそも人間は、猛獣や自然災害などの危険と隣り合わせで進化してきたため、最悪の状況を先取りする「ネガティブ思考」になるようにDNAにプログラムされているそうです。
生きるためのスキルとは言え、ネガティブな考えが先行するとやる気も失せてしまいますよね。
先日、中学生の塾生のご父兄がお見えになり「ヤル気が全くない子供の送迎が辛い。」というとてもネガティブなお話を伺いました。
成績が親御様の期待値通りにならないと送迎も苦痛になるわけで、重大な責任を感じます。
親御さんの中で焦りの気持ちが諦めの気持ちに変わり、そしてついには「お金の無駄」と自分を合理化してしまう出口の見えない思考に入り込む前に何か手を打つ必要があります。
私は「今後一切送迎はしないで下さい。雨が降ろうが雪が降ろうが槍が降ろうが自力で通塾させてください。」と提案しました。
私の指導理念は「子供が目標を持ち努力するために、まず子供自身を自立させること」です。
いつまで経っても芽が出ない生徒には一つの共通点があります。
それは「親に行かされている」または「親のために行ってやっている」という思いがどこかにある生徒です。
親の苦労に報いようとか、感謝しようという当たり前の意識がないのです。
ですから「送り迎えは当たり前」、「時間だけ過ごせば無罪放免」、自分のための意識が無いので頭に何も残りません。
要するに自立していないのです。
逆に言えば自立できれば勝手に成績は伸びてゆくのです。
最近やたら見かける「個別指導塾」で成績が上がらないという理由で当塾の門を叩くご父兄が多くおられます。
横に座ったバイト学生に解けない問題を代わりにご丁寧に解いて頂いても、自立どころかつっかえ棒が無いと立てない人間になってしまうのです。
こんな状態からモチベーションは生まれません。
是非「過保護からの脱却」「何かに依存しない習慣づけ」をお勧めします。
「でもそんなことをして子供がもっと勉強嫌いになったらどうするんですか」ですか?
そうですね。
「猛獣に食われる時代に生まれないだけ良かったと諦めますか。」
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
2017春期講習会好評受付中!
新中1生対象「さきどり中学講座」も好評実施中!
お申込みの方は春期講習会無料優待!
「塾長ブログ見た」で教材費を値引きプレゼント!
2人以上でお申込み頂ければペア割制度もあり!
********************
ご意見やご質問なんでもお気軽にお寄せください。
よろしくお願いします。
日本人が不幸なワケ
2017年3月21日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
****************
日本人が不幸なワケ
****************
テレビのニュースを見て驚きました。
国連が発表した2017年版の世界幸福度報告書によると、ノルウェーが首位で日本は51位で先進7か国中最下位でした。
幸福度は福祉、自由、寛容、正直、健康、所得、良好な統治などの指標の得点ランキングだそうです。
先進諸国における幸福度の水準の差は「心の健康、体の健康、人間関係の差」によるところが大きく、「不幸の源で最大のものは精神疾患」なのだそうです。
また、今日厚労省から「成人の4人に1人が自殺を考えたことがある」という衝撃的なデータも発表されました。
全国の20歳以上へのアンケートで23・6%が「本気で自殺したいと考えたことがある」と答え、その数字も年々増え続けているとのことです。
一体全体どうして日本はこんなにも不幸な国になってしまったのでしょうか。
私は幸福度の指標にある「他者への寛容さ」に注目しました。
他者への寛容さというのは抽象的ですが、昨今の「なんでもかんでも禁止」「よってたかってバッシング」的な風潮は異常に感じます。
自分が他者から寛容な扱いを受けないのに他人に寛容になれるわけがありません。
結局、世の中が「自分さえよければいい」「責任は取らない」という世知辛い世の中になってしまった結果、人間同士の結びつきが弱くなり、精神的な支えを失ってしまう人が多いのでしょう。
石原元知事は東京都の築地市場から豊洲市場への移転問題で「私一人に限った責任問題は存在しない。小池知事こそ移転させない不作為について責任がある。」という言い方をしています。
語彙力ある作家らしい表現ですが「不作為」という言葉はご存知でしょうか。
「作為」というのは問題解決のために行う積極的な行為で、「不作為」とは意図的に何もしない消極的姿勢のことです。
例えば道で倒れている人がいた時、何とかしようと思い、介抱したり救急車を呼ぶのが「作為」であり、面倒なことに関わりたくないとか、下手なことをして責任を問われたくないと考えて、見て見ぬふりで通り過ぎるのが「不作為」です。
世間は危険なところへの移転を決めた石原氏が「悪」で、安全安心を守る小池氏が「正義」というイメージを多くの国民が持っているかもしれませんが、石原氏の言いたいことの本質は実はそうではないような気がします。
石原氏は人として矜持ある姿勢を取ることが社会に必要であり、不作為に世論の不安を煽り集めた共感を政治的に利用しようという小池知事の姿勢や責任逃れの言い訳ばかりの役人が許せないと言いたいのではないでしょうか。
「不作為」という3文字の言葉一つで主張を語った石原氏の語彙力にも関心しますが、同時に何か今の日本の不幸度を裏付けるような話とダブって見えます。
日本人は責任逃れと権利主張だけ上手でも幸せになれないということにそろそろ気づいてもいいのかもしれませんね。
子供たちにはあまりそんなことが上手になってもらいたくはないものです。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
2017春期講習会好評受付中!
新中1生対象「さきどり中学講座」も好評実施中!
お申込みの方は春期講習会無料優待!
「塾長ブログ見た」で教材費を値引きプレゼント!
2人以上でお申込み頂ければペア割制度もあり!
********************
ご意見やご質問なんでもお気軽にお寄せください。
よろしくお願いします。
高校合格発表に思う
2017年3月16日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
****************
高校合格発表に思う
****************
県立高校の合格発表がありました。
塾生は2年ぶりに全員合格を果たしてくれました。
おめでとうございます。最後までよく頑張りました。
思えば一年前の今日、力及ばず残念な思いをさせてしまった生徒のお宅へ遅くまで挨拶周りしていました。
この仕事であれほど辛い仕事はありません。
今年はそんな思いをしなくて済むと思うと心が軽くなります。
今日は2つの高校を回って発表を見てきましたが、偶然お会いした塾生ご父兄様の嬉しい顔は格別ですね。
大学受験も現時点で過年度生も含め8名中7名が国公立大合格という快挙を成し遂げてくれています。
これも全てはご父兄様のご協力のお蔭です。
来年の受験生も頑張って、是非今日のように安眠できる夜を迎えさせてもらいたいものだと今から願って止まない塾長なのでありました。
なんのせ、いかったちゃ~!
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
2017春期講習会好評受付中!
新中1生対象「さきどり中学講座」も好評実施中!
お申込みの方は春期講習会無料優待!
「塾長ブログ見た」で教材費を値引きプレゼント!
2人以上でお申込み頂ければペア割制度もあり!
********************
ご意見やご質問なんでもお気軽にお寄せください。
よろしくお願いします。
高校別大学合格者数が意味するもの
2017年3月15日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
****************
高校別大学合格者数が意味するもの
****************
昨日の新聞に高校別の国公立大前期合格者数が載っていました。
相変わらず“東大合格者数”が大きな見出し文字ですが、新聞社は一体何が言いたくて載せている数字なんでしょうかね。
東大はどうでもいいので別の機会にしましょう。
新聞の一覧表ですが、表は数的なものだけですし、後期の発表もありますから、これだけでどうこう言えません。
去年に比べて中部と東、呉羽が数を伸ばした半面、去年良かった南がやや反落した感じで、特にコメントすることもありません。
私が注目したのは大きな表に載っていない高校です。
手元の新聞では小さな文字で欄外に付けたしみたいに出ていたのですが、この高校は富大と県立大合わせて12名合格とあります。
その高校はこの学年の普通科は定員80名の時代のはずですから15%に相当します。
これは物凄く立派なことです。
高校入試の偏差値的には50前後と思いますので、決して胸を張って進学校と言える高校ではないかもしれません。
国公立大に進学する見込みが立つ生徒の目安は「中学卒業時点で偏差値63」と聞いたことがあります。
もしそうだとしたら中部や富山に進学した生徒はほぼ全員国公立大に合格するはずなのですが、今年は両校163人ですから率にして58%にしかなりません。
その欄外に小さく出ていた高校は北部高校です。
私がこの表を眺めながら「やっぱり高校受験は通過点に過ぎないな」と改めてつくづく感じました。
子供一人一人が備わっている能力には差はありません。
本人がいつ気づき、そしてどんな努力をするかなのです。
今日が卒業式で明日は県立高校の合格発表です。
皆の嬉しい顔をみたいのはもちろんですが、私には持論があります。
そうです。「高校がゴールではありません。」
高校へ行ってから気づいても遅くないことを、新聞記者が隙間を埋めるためだけに入れたような小さな文字が雄弁に物語っているのを発見して、感心しきりの塾長なのでありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
2017春期講習会好評受付中!
新中1生対象「さきどり中学講座」も好評実施中!
お申込みの方は春期講習会無料優待!
「塾長ブログ見た」で教材費を値引きプレゼント!
2人以上でお申込み頂ければペア割制度もあり!
********************
ご意見やご質問なんでもお気軽にお寄せください。
よろしくお願いします。
チラシの悩み
2017年3月13日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
****************
チラシの悩み
****************
森友学園の話題がテレビに出ない日はありません。
特に幼稚園での教育方針がワイドショーネタになるようです。
毎朝十字架に祈りを捧げたり、念仏を唱えたりする幼稚園があるように、私立であれば戦前当たり前だった子供の愛国心を育てる指導方針があってもいいのではないかと思いますが皆さまどうお考えでしょうか。
最近はこれが「児童虐待」になるそうですからおちおちと個性ある学校経営もできない時代なのですね。
この問題は「教育にも多様性があってしかるべき」という一歩下がった冷静な視点で私は見ています。
我々は面白がっているだけではなく、マスコミの論調に同調して非難するだけの立場ではいけません。
右寄りの新聞社の主張に錯覚させられるほうが恐ろしいことかもしれませんよ。
さて、新聞と言えば春期講習会の折り込みチラシが目立つ季節になりました。
チラシだけで生徒が募集できる羨ましい時代も遠い昔にあったそうですが今は違います。
私は地域の皆様へのご挨拶代わりに毎回一回だけ入れさせてもらっています。
日によって塾のチラシが重なることがありますが、別に示し合わせているわけではありません。
実は「チラシをいつ入れるか」というのは悩ましい問題なのであります。
講習会は「早めに先手を打ったらいい」と言えますし、「早すぎると効果がない」とも言えます。
曜日選びだって悩みます。
「月火ならチラシが少ないから目につきやすい」でも「平日はゆっくり見てもらえないかも」とか
「土日だとチラシが多すぎて紛れてしまう」「いや土日ならじっくり見てもらえるはず」「いやいや土日に朝からお出かけされたらアウトではないか」などなど世の塾長らはどうでもいいことにひたすら悩んでいらっしゃるわけです。
タイミングにも悩みますが書くことも悩みます。
茗溪進学会は表にしか書くことがないので裏は白紙です。
裏はメモ用紙か計算用紙に使ってください。
片面を埋めるだけでも四苦八苦なのによその塾さんは両面びっちりよく書くことがあるものだと感心します。
指導内容もそれだけ盛りだくさんならいいんですがね。
さて、今週16日は県立高校の合格発表です。
朗報が入ること祈っています。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
2017春期講習会好評受付中!
新中1生対象「さきどり中学講座」も好評実施中!
お申込みの方は春期講習会無料優待!
「塾長ブログ見た」で教材費を値引きプレゼント!
2人以上でお申込み頂ければペア割制度もあり!
********************
ご意見やご質問なんでもお気軽にお寄せください。
よろしくお願いします。
来年の高校受験の対策ポイント
2017年3月10日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
****************
来年の高校受験の対策ポイント
****************
昨日で県立高校の入試が終わりました。
受験生のご家庭ではとりあえず一息でしょうが、16日の発表まで落ち着かない日が続くと思います。
共に吉報を待ちたいと思います。
問題をざっと見た感じでは、富山県の入試問題も年々難易度が上がってきているような気がします。
元々富山県は問題が簡単だったのでようやく世間レベルになってきただけのことかもしれません。
特に理科の問題が難しかったという感じです。
数学も見慣れない思考力が必要な一ひねりした問題があったのと、何と言っても長い文章問題が目立ちました。
最後の問題はかなりの文章読解力が必要な問題です。
普段から長文を読み慣れていない生徒の中には問題文を読むことだけで力尽きた生徒が多かったかもしれません。
あと傾向が大きく変化しているのが英語です。
特に英作文に思考力と表現力が大きく求められるものになっています。
例えば今年の問題ですが、「アメリカでは3ヵ月間の夏期休暇があるが、日本の中学生が3ヶ月間の夏期休暇を取ることの是非について賛成か反対かを選んだ上でその理由を英語で表現せよ」でした。
2,3年前までは単純に「自分の中学校の説明」とか「将来の夢」とかパターンをいくつか暗記しておけば対応できるような英作文でしたが、去年からガラリと傾向が変わりました。
「日本の中学生に3カ月間の夏期休暇が必要かどうか」という質問には日本語でも答えにくい内容ですが、それを英語で書けというのですから大変です。
今年の入試問題を見て、来年の受験生に対してこの一年間しっかりとした対策を講じる必要があると感じました。
塾のプログラムも従前のやり方ではいけません。
特に文章読解力と表現力を身に付ける勉強が対策の重要ポイントです。
読解力アップと小論文の専門講座を全員に義務付けするくらいのことも考えてゆきます。
スマホやSNSが普及し、文章読解力や表現力の必要性が低くなる一方で、高校も大学も受験はその二つの能力を求める方向に逆行しています。
何か矛盾しているような気がしますし、子供たちは嫌がるでしょうがこれも試練ということでしょう。
中2の諸君、君たちは今日、「受験生」というたすきを渡されたのです。
受験生としての自覚を持って来年の栄光に向けて頑張りましょう!
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
2017春期講習会好評受付中!
新中1生対象「さきどり中学講座」も好評実施中!
お申込みの方は春期講習会無料優待!
「塾長ブログ見た」で教材費を値引きプレゼント!
2人以上でお申込み頂ければペア割制度もあり!
********************
ご意見やご質問なんでもお気軽にお寄せください。
よろしくお願いします。