皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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今年も英検奨励賞受賞しました!
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今年も昨年に引き続き、公益財団法人 日本英検協会から奨励賞の賞状が届きました。

英検協会の準会場に指定されている茗溪進学会でこの一年間の英語検定で合計33名の合格者が生まれました。

文部科学省は大学入試センター試験に代えて2020年度から「大学入学共通テスト」という新しい入試制度を導入し、民間の検定試験である英検を導入するという方針を発表したのが1年前です。

新テストは、知識重視から、思考力、判断力、表現力重視に転換し、答えのない課題に取り組んで解決を図ることができる人材を育成するのが狙いとのことでしたが、当初から費用や公平性など様々な課題が指摘されていました。

その文部科学省が英語の4技能試験への完全移行の先送りを示唆する方針を発表しました。

去年からこの形式で受験することになる生徒とその親を中心に4技能試験への関心が高まり、多くの生徒がその準備を始めていた矢先のことなので混乱しているようです。

先日のNHKの「クローズアップ現代」でもこの問題を詳しく取り上げていたので観た方も多いかもしれません。

過渡期の4年間に受験を迎える現在の高校1年生から中学1年生の生徒や親から、「何を勉強したらいいのかわからなくなった」という声を多く寄せられているそうです。

大きな課題の一つは外部試験の採用プロセスに時間が掛かっていることと、ライティングとスピーキングを教える学校の準備不足ととのことです。

アウトプット2技能を公正かつ大量に採点することを予め考えていなかったとすればこれは文科省の怠慢と言う他ありません。

例えばスピーキングを面接形式で行う場合、受験者50万人が全員受けると仮定すると、1人が10人の受験者を面接できるとして5万人の試験官が必要になるということになります。

高度な技能を持つ試験官を離島も含めて全国に配置し、公正な採点基準を伝えるのもほぼ困難ということです。

結局これらの課題を解決するのは費用であり、これをどうするかという解決方法が出てないのですから困ったものです。

一体全体どうするつもりなのでしょうかね。

それは国の責任として頑張ってもらうとして、これからの受験生がどう行動すれば良いかということです。

これについての私の方針は明快です。

試験の方法がどうなろうが、今の英検の試験を継続的に受検しておくことが最高の受験対策になることはゆるぎないことです。

試験の方向性が決まらないという理由で年に3回与えられているチャンスを見逃す手はありません。

英検は短期間であれ、普段の英語の試験勉強とは違った対策が必要ですが、しっかりとした対策を事前にとってさえいればそんなに難しいものではありません。

弱小の一個人塾で英検合格指導に取り組んでいる塾は少ないと思いますが、これからも奨励賞を毎年頂けるよう指導してゆきたいと思います。

茗溪進学会ではこの夏も第2回英検に向けた夏期講習会英検パックを準備して行きますのでご期待下さい。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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