皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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誠意が一番
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一昨日のことです。

中学生の予習用に使っていたネット配信型映像授業が突然視聴できなくなる事態が発生しました。

前日までは全く問題なかったのですが、何の前触れもなく発生したトラブルにはさすがに参りました。

トラブルは導入した時期と型式が同じタブレットに限られていたので、原因は早目に特定して解決できそうな気がしたものの、この手のセキュリティーがらみのシューティングは素人には難しい世界でした。

ネット検索しながら不具合対応に当たったものの、問題は解決できませんでしたので、配信元の教材会社にSOSを送りました。

一日待たされた結果、伝えらた「原因不明」という返事には、気の短さでは自信のある私は完全にブチ切れました。

教材会社の営業マンをどれだけ怒鳴っていてもらちが開かないので、システムに詳しい知り合いに頼みこんで夜遅くまで原因を調べました。

その結果分かったのは、「6月1日から国際的に強化されるセキュリティ対策で本来は自動更新されるはずのTLS1.2というSSL証明書を、android4.1.2かブラウザが認識していない」という結論に至りました。

ここまで原因が分かれば対策も打てるというものです。

今日の授業に間に合うような処置が終わった頃には東の空が明るくなっていました。

ここで私はいい勉強をしました。

教材会社やシステム管理の会社は9時ー5時で終わりかもしれませんが、塾は5時から佳境に入ります。

対応しようにも対応できる体制がなかったのかもしれませんが、使っている機種やOS、ブラウザ、それぞれのバージョン情報も聞かずに「原因不明」と片づける会社に誠意を感じることができなかったのは残念です。

その点、別のネット教材会社は、やれOSだのブラウザのバージョンだのアプリの更新だのなんだの手取り足取りの解説付きのメールや文書をしつこいくらい前もって連絡してきます。

先日、情報収集のために東京ビッグサイトで開催された「教育ITソリューションEXPO」に行ってきましたが、今や教育現場は学校も塾もICT全盛時代です。

機械もソフトも日進月歩ですし、教室で使う機械も消耗品です。

必要に応じて買い替えやメンテナンスが必要なのは当たり前ですし、必要なら投資も覚悟の上です。

しかしそれをするにも情報の共有化は不可欠です。

今回みたいに突然、「先生、見れません!」なんて言われる状況をほったらかしにしてるようではICT時代には生き残ることはできません。

私が勉強したのは「顧客満足を提供するためには何が重要か」といういうことです。

それは「情報の共有化」と“転ばぬ先の杖”としての「準備」、そして何より「誠意」それが一番です。

そんな愚痴の一つも言いたくなった塾長でありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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