皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
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日本を救うイノベーター志向
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中間試験中ですが、目先の成績アップも大事ですが、今日はG7の開催に合わせて将来的な子供の幸せを考えてみました。

G7先進7か国首脳会議ですが、なんとなくセレモニー的な雰囲気がありますが、実効性ある話し合いを期待したいと思います。

G7は第一回会議が1975年と歴史が古いのですが、国を見るとアメリカを除いて「先進国」というより「成熟国」といった感じは否めません。

日本人にはまだ日本が世の中で先進国だと未だに信じている方は多いのですが、ちょっと衝撃的なデータをご紹介します。

株式時価総額推移

全世界の企業の株式時価総額ランキングです。

日本中がバブル景気に浮かれていた1989年のTOP20社のうち14社が日本企業でした。

この時、日本企業がニューヨークのマンハッタンを買収するなどという冗談も出たほどです。
それだけ飛ぶ鳥を落とす勢いが日本にはあったのです。

ところが現在の時価総額TOP20に日本企業は一社もありません。

逆にアメリカ企業がTOP20社のうち16社を占めているのです。
Apple、Microsoft、Mobile、facebook、J&J、Amazon、GE、Coca-Colaなどどれもお馴染みの企業名ばかりです。

日本企業は凋落するどころかSHARPのように台湾の独自の技術も無いOEM専業企業に買収されてしまうという企業が出てくる情けなさです。

パソコンのシェアを見ても東芝富士通SONYを合計しても世界シェアの4.2%という数字が象徴しています。
ちなみに首位は中国Lenovo20%、アメリカHP18%です。

このままの傾向が続くと今の中高生が社会の第一線で活躍する2050年にどうなってしまうでしょうか。

あるシンクタンクの予想では日本はインドやインドネシア、ブラジル、メキシコといったBRICS諸国に追い越され、GDPは世界7位まで後退してしまいます。

このままでは日本はG7から除外されてしまうかもしれませんね。

日本が直面している危機を救えるのは若い世代に掛かっています。

若い人には古い日本の価値観を否定する考えがあってもいいと思います。

いままで正しかったことがこれからも正しいわけでは必ずしもないという見方です。

“グローバル化”という言葉自体が数年後には死語になってしまうと私は見ていますが、若い世代にはもっともっと真剣にフラット化ボーダレス化が進む世の中を広く知る教育としてアントレプレナーSHIPまでとは言いませんが、イノベーターとして世界で活躍するための教育が必要だと思います。

「前例主義」や「現状維持」「総論賛成各論大反対」「安定志向」「合議制・稟議制」「出る杭は打たれる」「触らぬ神に祟りなし」などなど日本文化にはイノベーターを生むために邪魔になる“えせ正義”的キーワードはたくさんあります。

難しいことを書いてしまいましたが、今日も中間試験特訓します。頑張って来てくださいね。

では、また。☆彡

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