皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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戦友が成績を伸ばす
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山室中は今週、木金曜日で中間試験があります。

昨日は試験前最後の日でしたが、6限目に学校が終わった直後から大勢の中学生が一気に押し寄せ、てんやわんや状態になりました。

最後の仕上げのプリントに取り組んでもらいましたが一点でもアップしてもらいたいと願います。

中学生男子2

仕上げプリントに取り組む中学生

ところで私は塾での子供同士の会話を注意して聞いています。

何気ない一言の中に色んな運営のヒントや改善しなければならない反省材料が潜んでいるからです。

昨日、生徒同士の会話で家での勉強について話しているのが聞こえてきました。

「オレ昨日めっちゃ家で勉強したがんぜ」「オレだって最近家でも頑張っとるがだぜ」みたいな内容でした。

塾をやっている者にとってこれほど嬉しい言葉はありません。

今まで家で勉強しなかった子供たちが、せめて試験前だけでも家で机に向かってくれることが塾に通うことがきっかけだとすれば、塾の役割の一つが現れたことになるからです。

子供の成績をアップさせるためには演習量が必要だということを先日のブログでも書きました。

しかし「モチベーション」あるいは「心構え」という大事な要素を抜きにして成績アップは出来ません。

 

どこかの塾の看板に“やる気スイッチ”なる言葉を見ました。

「そんなスイッチが子供に付いていればどんなにいいだろう」と子供のやる気に悩む親心を上手く突いたキャッチーなコピーを考えたものだとつくづく感心してしまいます。

でも人間は電気製品ではないのでそんな便利なスイッチはついていません。

肝心の子供をやる気にさせる方法ですが、

小さくても成功体験の好循環で「やればできる」という自信を持たせるというのは王道ですが、結果を出すには多少時間が必要です。

もう一つ取っておきの方法があります。

一緒に励まし合ったり競い合ったりする戦友を作るというのが実は即効性がある方法です。

これは学校というフィールドで出来そうな気がしますが、学校は同志が集う場ではないのでウマの合う遊び友達は出来ても、戦友は生まれません。

子供たちには普段遊ぶ友人とは別に塾の仲間は「塾友」と言って、ある種特別な存在になると言われています。

当然ながら成績や受験校の目標は一人一人違いますが、同じ塾の中でそれぞれが持つ目標を目指して共に努力し、競いあうことで遊び友達とは違う心のつながりが生まれるという感じに見えます。

自分より成績がいい塾友がいれば一歩でも近づこうとしますし、成績が近ければ近いでいい意味での競い合いをします。

勉強は辛く苦しいものだからこそ、同じ戦場で戦う戦友みたいな存在が子供たちにとって心の支えになるのかもしれませんね。

では、また。☆彡

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sawaki