月別アーカイブ: 2019年12月
暮れてなお命の限り
2019年12月30日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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暮れてなお命の限り
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先日、テレビで今年亡くった人の特集をしていましたが、皆さん誰が印象に残った人でしたか?
私が記憶に残った人は元総理の中曽根康弘さんです。
今のアメリカとの友好関係をレーガン大統領と築き上げた立役者であるのは有名ですが、国営事業民営化、原発推進や憲法改正、消費税の前身の売上税導入などなど今の政治テーマの中心になっていることを最初に手掛けたのが中曽根総理だったわけです。
それだけ時代の先を読み、国を思い、勇気を持って実行した政治家だったということでしょう。
私らはピンフドライチなんか放銃した場合、「ロン!」と「ヤス(安!)」なんて言ってたのが懐かしいです。(意味がわからない人は流して貰って結構です。)
その中曽根氏の有名な俳句に「暮れてなお命の限り蝉しぐれ」というのがあります。
激動の時代の大政治家らしい名句ではないでしょうか。
今日で今年最後の授業となりました。
茗溪進学会では恒例のイベント「中3高校受験12時間特訓」を行っています。
朝9時から夜9時まで1教科200問づつ5教科合計1000問の問題を解くこのイベントは毎年実施しています。
受験生と言えどもこれだけ長時間ハードな勉強をするのは初体験です。
午前中はまだ集中できますが、後になるほど集中力も低下し、手も遅くなり、時計に追われて焦ります。
しかし不思議と「最後までやり抜こう」という気持ちは逆に強くなるもので、毎年、全員最後まで完走してくれます。
12時間ストイックに勉強を続けることができた自信は一人一人の中で受験に対する心構えを強くし、残りの2ヶ月を頑張ることができるという仕組みです。
私は登山が趣味と言うほどではありませんが、高度差があると、登りはかなり辛いものです。
回りの景色を楽しむ余裕もなく、足元だけを見てハーハ―言いながら歩いているときは決して楽しいものではありませんが、頂上にたどり着き、景色を眺める気分は格別です。
受験はある意味、登山と同じです。
チャレンジする気持ちを持ち、頂上を目指して辛い思いをすることが人を鍛え、辛さに耐えて掴んだ達成感がまた新たなチャレンジに挑む原動力となるのです。
子供たちが辛い経験を避けることなく懸命に頑張ってもらう経験値にしてもらいたいと思います。
来年こそ中曽根さんのように日が暮れても一生懸命鳴き続ける蝉のように生きたいと思う仕事納めの塾長でありました。
今年一年、好き勝手言い放題のブログにお付き合い頂きましてありがとうございました。
来年が皆様方にとって素晴らしい年になることを心よりお祈りし、一年の挨拶に代えさせて頂きます。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。
では、また。来年。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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さらに
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ご意見やご質問なんでもお気軽にお寄せください。
よろしくお願いします。
子供がやる気をなくす最大原因
2019年12月26日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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子供がやる気を無くす最大原因
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今年の流行語大賞はラグビーワールドカップで日本チーム大活躍の合言葉「ワン・チーム」でした。
自分の利益だけを考える強欲な人間ばかりで、皆が一つになることの大切さや難しさを感じている時代を象徴する言葉だと思います。
でも「ワン・チーム」はスポーツチームに限ったものではありません。
まずは家庭が明るい「ワン・チーム」であることが大事です。
流行語ではありませんが、最近「マルトリートメント」という言葉を耳にします。
体罰や暴言などによる不適切な養育を現す言葉ですが、これらの大人の言動が実は子供の脳の発育に重要な影響を与えているということが分かって来ました。
厚労省や専門家が公表している資料によれば、マルトリートメントが子どもの脳に「萎縮」や「変形」などの大きな影響を及ぼすとあります。
脳が発育する大事な時期に体罰や暴言を受けた18~25歳の脳をMRIで解析したところ、感情や思考、犯罪抑制力をコントロールする「前頭前野」や集中力に関わる「右前帯状回」、物事を認知する働きをもつ「左前頭前野背外側部」の容積がそれぞれ15~20%も減少していたということです。
人間らしく生きるために一番大事な部分が成長しないのです。
最近多い、うつ病や引きこもり、非行の原因はこれではないでしょうか。
では、なぜ、脳が萎縮するのでしょうか?
虐待や体罰、暴言を受けると、脳はストレスホルモンを分泌し、発達を止めてしまうのです。
ヒトの体は外部からの攻撃に対しては意志とは関係なく自己防衛反応を起こします。
例えばウイルスや細菌が侵入した時などは発熱しますし、胃腸を休めた方が良い時は食欲を無くします。
脳の萎縮も体が外部の攻撃から体を守るための自己防衛反応です。
つまり、虐待や体罰、暴言を受けても心が傷つかないように脳を自ら委縮させて自己防衛するのです。
私が注目したのは、虐待や体罰など特別なものではなく、日頃の子供に対してのなにげない接し方も影響受けるということです。
「勉強しなさい」「いつまでゲームしているの」お母さま方がついガミガミ口うるさく言ってしまうような行動も子供たちの脳を委縮させているというのです。
つまり感情的に言えば言うほど、その言葉を受入れる機能を果たすべき脳が委縮して聞く耳をもたなくなってゆくということです。
口うるさくいう割には子供のやる気が無く、成績が悪いとお悩みの方。
おそらくこれが最大原因ですね。
子どもに何気なくかけている言葉や行動が大きなストレスとなり、子どもの脳の成長を止めていると認識しましょう。
では、親が取るべき行動とは何でしょうか。
しつけと称する心理的虐待がNGなのは言うまでもありませんが、やる気を持って勉強させるにはどうするかが問題です。
この理屈から言えることは、やる気を持って勉強してもらうには「勉強しなさい」とは言わないことになります。
「勉強しない子供に、勉強しなさいと言うなと言われても、それはムリ、ムリ」というお母様へ。
塾の役割とはそのためにあるのです。
私も教室長も「勉強しなさい!」なんて言いません。
だた、やるべきことを黙ってさせているだけです。
子供だってやるべきことは理解しています。
塾では脳が自己防衛する必要がないんです。
これが塾へ行かせると成績が自然に伸び、正しい感情のコントロールが出来る子供になる理由です。
もちろんどんな塾でも良いわけではありません。
しっかりと良い塾を選ぶ必要があるわけですが、やる気のない子供に勉強させるのはこれしかないと思います。
一家が明るく楽しい「ワン・チーム」になる秘訣とも言えますね。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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行動が共感を呼ぶ
2019年12月23日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
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行動が共感を呼ぶ
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気がつけば今年もあと1週間です。
今年の年末年始は企業の4割が9連休になるそうで、楽しい予定を立てている方も多いでしょうね。
塾は明日からは冬期講習会が始まりますし、年末は中3の地獄の12時間特訓などあり、まだゆっくりした気分にはなれません。
さて、年末になると今年の流行語だとか話題になった人が紹介されますが、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんもその一人でしょう。
グレタさんは9月にニューヨークで開催された国連気候行動サミットでのスピーチが世界中で波紋を呼びました。
この人については様々な意見がありますが、あなたはどう思われますか?
グレタさんは国連サミットで鬼のような表情で「すべてが間違っていた。人類絶滅を前に、あなたたちはお金のことと、経済発展というおとぎ話ばかり夢中になっている。私はあなたたちを絶対に許さない。」と述べました。
彼女は、8歳のときに地球温暖化の話でショックを受け、それが原因で11歳のときには精神を病んでしまい、さらに学校をボイコットし1人で国会の前で座り込みを始めました。
彼女の賛同者は世界中に広がり、今やMs.地球温暖化です。
しかし世間には彼女の病的な一面をあげつらって「大人に向かって口のきき方もわからない小娘」だの「裕福な家庭で何不自由ないガキの言う事に価値などない」だの非難の言葉にキリがありません。
我々は誰しも多少なりとも気候変動や温暖化の問題には関心はあるし、不安もあるはずですが、なぜ彼女をこんなに激しく非難する人がいるのだろうかと疑問に感じませんか?
これまで世の中を動かし、革命的な活動をした偉人であるキリストも、ガンジーも、マザー・テレサもキング牧師も誰よりも何かに集中し、並外れた行動力や努力で偉業を達成できた人でした。
努力が嫌いな小さな人間は高い能力や個性を認めたくない心理が嘲笑や批判という行動に現れると言われます。
私は地球温暖化に関しては何が正しくて何が間違っているのかはよくわかりません。
温暖化議論の是非は横に置いておいて「必死で何かするより、何かしている人を批判するほうが楽」ということだけは言えそうです。
そうは言っても私は塾長としてグレタさんを手放しで褒めることは出来ません。
もし彼女に何か言ってあげるとしたら私はこう言うでしょう。
「あなたはまだ16歳。学校でないと勉強できないことはたくさんある。そっちもしっかり努力して立派な大人になった時、あなたを非難していた人もきっとあなたを認めるでしょう。だから明日から学校へちゃんと行こうね。」と。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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忘年会スルーに見るチャンス
2019年12月17日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
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忘年会スルーに見るチャンス
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早いもので今年も残りわずかとなりました。
この時期の塾にそんな余裕はありませんが、巷の会社は忘年会真っ盛りです。
忘年会と言えば、最近は「忘年会スルー」という言葉を聞きます。
職場の忘年会に参加しないことで、「既読スルー」のように、無視する意味もあるようです。
日本の会社組織は昔から「終身雇用&年功序列」であり、飲み会は職場のコミュニケーシ、特に上下間のそれを円滑にする昔からの習慣でした。
私はサラリーマン時代は、職場の飲み会は仕事の一環と捉え、あんまり難しく考えたことなどありませんでした。
男にすれば、サラリーマンで上手く立ち回るには忘年会の時間とコストなんて安いものだし、多少苦手な人がいても我慢して付き合うのが大人として当たり前の考え方だったように思います。
ところが近頃の若者は「就業時間にきちんと仕事さえすれば、他の時間はどう使おうが自分の自由であり、お金を払って会社の外でまで上司に付き合うなんざまっぴら御免」というわけです。
確かに正論と言えば正論なのですが、こんな論調が堂々とまかり通れば、規則さえ守れば嫌なことや興味のないことをスルーしても良いことになってしまわないでしょうか。
その本質には職業観・人生観が時代に合わせて変化しているのではないかと考えています。
権利を主張するのは結構ですが、組織や社会が認める実績を実力で挙げる自信がなければいけません。
日本型の終身雇用&年功序列は「仕事は出来なくても年齢と共に給料が上がり、組織の枠組みの中で最低限の生活を保障しあう」いわば互助制度です。
おそらく世の大多数を占めるであろう“突出した能力が無い凡人”にとってはむしろありがたい制度のはずですが、最近は実力主義が曲解され、年功序列がまるで“悪しき習慣”であるかのような言い方が多いように感じます。
この風潮と連動して見ることができるのが、「中学生の将来なりたい職業」のアンケート結果です。
男子中学生は、1位youtuber、2位eスポーツプロ、3位ゲームクリエイター なんだそうです。
本当でしょうか!?中学生ですよ。
小学生が「将来サッカー選手になりたい」と言っているのとは違います。
いかに今の中学生が社会への期待も自分の将来の夢も持っていないかがわかるような話です。
要するに「別にしたいこともないし、好きなことだけやってそれで食ってければ良いサ」って感じでしょうか。
「金を払って嫌な上司と酒飲むくらいなら、家でゲームをしてるほうが1000倍マシだぜ」って発想と同じです。
どれだけ一生懸命you tube を見ようがネットゲームをしようが得るものはゼロです。
一生懸命「ヒカキンTV」を見て、ネットゲームを夜遅くまでやって将来自信のある人はそうすればいいですが、私はそんな時間があれば、将来社会から評価される人になることを目標に勉強すべきだという主義です。
でもよく考えてみて下さい。
世の中、そんなおかしな風潮になって、やりたいことだけやるような人が増えると言うことは、努力が報われるチャンスが増えるとも言えます。
そう考えれば、この社会風潮も努力家にはまんざら捨てたものではないと思って見ている塾長でありました。
では、また。☆彡
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チャレンジと改革
2019年12月12日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
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チャレンジと改革
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アフガニスタンで、中村哲さんが殺害されたという報道が最近の大きなニュースです。
医師でもある中村さんは現地の医療施設拡充や緑化事業に尽力した「英雄」だったとのことで、その犠牲を悼む声が大きく広がっています。
私はニュースを聞いた時、「そんな治安の悪い紛争地域にわざわざ行って世話を焼いて苦労した挙句に殺害されたのでは割が合わないじゃないか。残された遺族を思うと本当に英雄なんだろうか。」と思いました。
そう思った人も多いかと思うのですが、その考え方は日本人特有の閉鎖的で貧相な発想なのかもしれません。
話は変わりますが、日本海ガス社長の新田八朗氏が来年秋の富山県知事選出馬を正式表明しました。
新田氏は小中学校の一学年上だったので良く一緒に遊びましたし、子供同士が同級生だったりと何かと縁のある方だけに興味あるニュースです。
かなり前々から政界入りの噂があっただけに既定路線なのかもしれませんが、会合には2500人もの財界関係者が出席したそうです。
富山県はただでさえ大した産業もない魅力に乏しい無名な県です。
今のままではどんどん少子高齢化だけが進む限界集落になってゆくのは間違いありません。
「電気VSガスの利権抗争だ」などと分かったような事を言う人もいますが、私は今の県政の課題解決には新風が必要だと感じている人がそれだけ多いということだろうと見ています。
氏は「より良い富山県にするためにはチャレンジ・改革が必要」と何度も言ったそうです。
「チャレンジ」とか「改革」という言葉はよく聞くありきたりな言葉です。
でもどう捉えるかというのが大事です。
日本はおかしな国で、例えば会社の入社式で社長が「失敗を恐れずチャレンジしてください。」と言っても、チャレンジ精神は禁物です。
社長の訓示を真に受けて、若造がチャレンジ精神を発揮して張り切ったところで、出る杭は打たれて潰されるのがオチです。
ひたすら自我を殺し、ヒラメ目線で上司に忖度し、指示に忠実に従ってさえおれば間違いないというのがこれまでの日本型組織です。
私はこのような文化が根付いた会社や組織をいくつか見てきましたが、トップが甘い汁を吸うために下の人間が隷属的な扱いをされて凋落してゆく末路をたどるケースがほとんどです。
日本が凋落する本質的な要因はこの文化ではないかと思うくらいです。
しかし、人口減少とか観光振興などの課題は口先ではない本物のチャレンジと改革が必要です。
令和の時代を迎え、時代は目まぐるしく変化しています。
ちょっと前までの常識が非常識に、非常識が常識に変わる時代です。
これからの若い人が新しい時代を生きるためには何が必要でしょうか。
ヒラメの目ではありません。
常に時代の流れとその先を読み、あるべき姿をイメージすることです。
そしてそれを実現するために自己の犠牲を顧みず挑戦し続けることではないでしょうか。
私の1つ上の先輩が新しい挑戦を発表し、アフガニスタンで凶弾に倒れた中村医師の報道に接し、「何か一つ社会貢献するまで自分も老け込むわけにいかん」と思っている塾長でありました。
では、また。☆彡
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文章作成の秘訣
2019年12月9日 ブログ
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富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
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文章作成の秘訣
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政府が来年度開始の大学入学共通テストで、国語と数学への記述式問題導入を見送る方向で動いていることが判明しました。
記述式の能力云々という内容の話以前に、政治家と民間企業が癒着している利権構図がある以上、前に進められなかっただけの話でしょう。
教育現場を置き去りにして、方針をコロコロ変えることに不満の声が上がるのは無理はありませんが、はたしてこの先どうなることでしょうか見当もつきません。
どうなるにせよ、おかしな入試システムは根本的に見直すべきでしょう。
さて、記述式と言えば文章作成の能力です。
先日、ある大学の教授が「最近の学生の論文を読むと、接続詞の使い方が全くできていない。“そして”“そして”という言葉で文章が続く」とありました。
接続詞とは、前の文に後ろの文との関係を示す言葉です。
「だから」「すなわち」「すると」「しかし」「ところが」「および」「また」「しかも」「一方」「なぜなら」「例えば」などなどたくさんあります。
もちろん「そして」も前の文に後の文を付け加える添付の接続詞ですが、これだけでは文章は構成できません。
その教授は、原因が昨今のSNSなどに見られる単純な単語だけのコミュニケーションの弊害とする見方をしていました。
私の大学受験は1次の足切のシステムだったので、1次のみの国語は完全に捨て、2次の数学と理科に全力を集中するという作戦で臨みました。
元々国語が得意ではないことはバレましたが、実はその低い記述能力を少しでも鍛えようという思いで始めたのがこのブログです。
「尖っている」だの「誤解を招く」だのご批判を受けることもまれにありますが、いちいちそんなこと気にしていたら読み応えのある内容にはなりません。
何だかんだともう4年近く続きましたが、これからも精々好き勝手なことを書いて行くつもりです。
ブログを書くに当たって、世の塾長さんたちが書ている人気ブログも時々参考にしてますが、私の文章能力はまだまだだと感じます。
それはそうと富山にはたくさん塾がありますが、塾長がマトモにブログを書いている塾は見たことがありません。
書く気がないのか、書く暇もないのか、はたまた書く能力が無いのか・・・
ま、それはともかく、私がブログを書く時に必ず守っていることがあります。
それは中学時代に国語の先生に習った「作文秘訣2ヶ条」です。
皆さんも是非参考にされたらいいと思います。
その秘訣とは
1.内容に“起承転結”があること。
2.話が別方向に飛んで行っても最後の「結」を「起」の話題に触れて終わらせること。
というものです。
1の起承転結は作文の基本ですから分かりやすいですが、2の「結を起の話題に戻して終わらせる」というのは気が付かないけど作文を作文らしく納めるコツです。
大学入試の数学まで記述式問題を出すというのはいかがなものかと思いますが、国語には小論文を書かせる試験は是非取り入れてみてもらいたいものです。
大学入試共通試験の記述式問題対策に「何をしたら良いかわからない」と頭を悩ませる方も多いかと思います。
日記でもブログでも何でも1日1文、日頃から文章を書く習慣を付けておけば大丈夫ではないかと思う塾長でありました。
では、また。☆彡
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読解力をつける方法
2019年12月4日 ブログ
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読解力をつける方法
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国際学習到達度調査で、日本の高校生の読解力が国際的に低下したことがわかったそうです。
前々回の調査では4位、前回8位、今回は15位と急落しました。
全部で何カ国なのか分かりませんが、もしこの順位を10倍して地元中学のこの時期の番数に置き換えてみたらどうなるでしょうか。
1年生で40番だった生徒が、2年生で80番になり、3年生で150番になったことになります。
1年生の時なら「ちょっと頑張ればトップ校も十分狙えるよ。頑張ろう!」と言います。
2年生なら「相当頑張らないと上位校は難しいね。でもまだ1年あるから必死にやれば何とかなるよ!」と言って励まします。
しかし3年なら「残念だけど行く県立高校がないかもしれないね。。。」
みたいなことになりますが、これは低下というより「転落」です。
私はこの調査の存在は知りませんでしたが、文科省がコメントを発表しているのでそれなりの信頼性はありそうです。
文科省は「記述式の問題を苦手としていることが要因として考えられる。」とコメントしています。
子供らの読解力の低下問題は今さら指摘するまでもなく、以前から大きな懸念事項でした。
文科省が「読解力重視」とハンで押したように言って、指導要領や入試制度をいじくる割には低下の一途です。
私は読解力はライフスタイルが基本だと思っています。
例えば、昭和一桁生まれの私の母はインターネットとは無縁の生活をしてます。
分からない言葉などテレビや新聞で見れば広辞苑とか広げて読んでいます。
新聞は欠かさず読んでますし、読みたい本があれば私に「インターネットで注文してくれ」と言ってきます。
アマゾンで注文すれば翌日届きますし、中古なら安いので発注してあげてます。
要するにその時代の人は活字に触れているのが当たり前なわけです。
最近はインターネットが普及して、知りたい情報はスマホで検索すれば簡単に入手できるようになりました。
要するに普段の生活で活字に触れる必要性が無くなってきているわけです。
文科省は「本や新聞をよく読む生徒の平均点が高く、読解力低下には、読書量の減少も影響している。」と言ってますが、小説などを月数回以上読む生徒の平均点は531点で、読まない生徒より45点も高かったそうです。
また新聞を読む生徒の平均点も、そうでない生徒より33点も高かったという事実を見れば、読解力の向上には何をすべきか明快にわかると思います。
御父兄様と面談すると「センセー。うちの子はドッカイリョクがまるでないんです。算数でも文章問題は全然ダメなんです。」というクドキをよく聞きます。
新聞も取らず、見るのはテレビとスマホだけ。家での生活スタイルが活字とは無縁になっているのに、塾に読解力向上を求めらても難しいご相談かもしれませんね。
そうは言っても茗溪進学会では中学生向け国語の読解力強化のプログラムは完備しており、受講した生徒の国語の点数は確実に伸びます。
しかし、やはり本当に読解力を元から鍛えたければ、第一歩はご家庭のライフスタイル改善ではないでしょうか。
今さらスマホをやめなさいとは申しませんが、せめて新聞を取るくらいの習慣は必要ではないかと思う塾長でありました。
では、また。☆彡
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人間、楽はいけません
2019年12月2日 ブログ
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人間、楽はいけません
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先週、パナソニックが半導体事業から撤退するというニュースが流れました。
富山県には2つの大きな工場があり、地元の雇用など経済効果が大きかっただけに残念です。
台湾企業への売却額は260億円ということですが、これを見た時「桁が一つ違うのでは?」と思いました。
赤字事業で設備も償却済だと二束三文なんですね。
工場を建てるのも早かったですが、撤退も早かったです。
多くの富山県民が中国人に使われる時代が来ようとは何ともやりきれない話です。
ニュースでは「米中の貿易摩擦を背景に半導体の販売低迷で決断した」と言ってます。
確かにその要因もあるでしょうが、外部環境だけのせいにしてはいけません。
見通しが甘く、その時その時で都合の良い楽な道を選んだ結果とも言えるのです。
「楽な道」と言えば受験でも言えます。
大学はチャンスは多いのですが、高校受験の受験機会は限られています。
受験高校を選ぶときにありがちなのがこの「楽な道」選びです。
この時期は「推薦」と「高専」という言葉をよく耳にします。
過去の経験から誤解を恐れずに言いますが、「推薦狙い」「高専から大学編入狙い」は往々にして楽な道としてその選択を選んでいる人が多いような気がして戴けません。
そもそも推薦というのは受験するまでもないほど優秀な生徒に対する高校側の優遇制度だったはずです。
ところが少子化で生徒の取り合いになっている昨今では、「楽して合格が貰えるラッキー制度」と取る方が多いのが実情です。
親御さんにしてみれば、子供に苦労させず、挫折を味わわせたくないという気持ちもあるのでしょう。
でも「ちょっと待って下さい。」です。
高専などその存在意義さえ疑わしく、年々受験生のレベルが低下しているせいか、高専から大学編入した実績をやけに大げさにPRして生徒募集しているのも背景にあるようです。
私も一度説明会を聞いたことがありますが、まるで「楽して大学行けるお買い得コースでっせ」と言わんばかりの言い方をしています。
実績は実績でしょうからケチは付けませんが、世の中そんな甘いものではないということだけは申し上げておきます。
例えば将来就職するときも、選考するときも採用された後も、優良な企業ほど「高専編入」か「本試験受験」かを区別して人事管理します。
もちろんそれ位のビハインドは努力でカバーできるものですが、人間楽を覚えたら一生その根性は後を引きます。
富山には昔から「七楽の教え」というものがあります。
「楽すれば、楽が邪魔して楽ならず、楽せぬ楽が、はるか楽楽」
楽という文字が七つあるから七楽の教えなのでしょう。
薬売りに伝わる成功の秘訣です。
人間、楽をしようと思って、楽すると、楽をしようとする気持ちが邪魔して結果的に楽が出来ない。
逆に楽しようとせず、努力して物事に励むことを楽しめば、遙かに楽で素晴らしい人生になる。
いかがでしょうか。
私は決して「推薦や高専がダメ」と言っているのではありませんよ。
「楽をしよう・させようという根性がいかん」と言いたいのであります。
富山高校や中部高校は探求科の推薦を廃止したのはご存知の通りです。
「そんなに優秀ならしっかり勉強して堂々と受験すりゃいいじゃねーか」ということです。
当たり前の話です。
楽ばかりこいているとしまいに中国人にこき使われるようになるのではないかと心配な塾長なのでありました。
では、また。☆彡
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