皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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チャレンジと改革
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アフガニスタンで、中村哲さんが殺害されたという報道が最近の大きなニュースです。

医師でもある中村さんは現地の医療施設拡充や緑化事業に尽力した「英雄」だったとのことで、その犠牲を悼む声が大きく広がっています。

私はニュースを聞いた時、「そんな治安の悪い紛争地域にわざわざ行って世話を焼いて苦労した挙句に殺害されたのでは割が合わないじゃないか。残された遺族を思うと本当に英雄なんだろうか。」と思いました。

そう思った人も多いかと思うのですが、その考え方は日本人特有の閉鎖的で貧相な発想なのかもしれません。

 

話は変わりますが、日本海ガス社長の新田八朗氏が来年秋の富山県知事選出馬を正式表明しました。

新田氏は小中学校の一学年上だったので良く一緒に遊びましたし、子供同士が同級生だったりと何かと縁のある方だけに興味あるニュースです。

かなり前々から政界入りの噂があっただけに既定路線なのかもしれませんが、会合には2500人もの財界関係者が出席したそうです。

富山県はただでさえ大した産業もない魅力に乏しい無名な県です。

今のままではどんどん少子高齢化だけが進む限界集落になってゆくのは間違いありません。

「電気VSガスの利権抗争だ」などと分かったような事を言う人もいますが、私は今の県政の課題解決には新風が必要だと感じている人がそれだけ多いということだろうと見ています。

氏は「より良い富山県にするためにはチャレンジ・改革が必要」と何度も言ったそうです。

「チャレンジ」とか「改革」という言葉はよく聞くありきたりな言葉です。

でもどう捉えるかというのが大事です。

日本はおかしな国で、例えば会社の入社式で社長が「失敗を恐れずチャレンジしてください。」と言っても、チャレンジ精神は禁物です。

社長の訓示を真に受けて、若造がチャレンジ精神を発揮して張り切ったところで、出る杭は打たれて潰されるのがオチです。

ひたすら自我を殺し、ヒラメ目線で上司に忖度し、指示に忠実に従ってさえおれば間違いないというのがこれまでの日本型組織です。

私はこのような文化が根付いた会社や組織をいくつか見てきましたが、トップが甘い汁を吸うために下の人間が隷属的な扱いをされて凋落してゆく末路をたどるケースがほとんどです。

日本が凋落する本質的な要因はこの文化ではないかと思うくらいです。

しかし、人口減少とか観光振興などの課題は口先ではない本物のチャレンジと改革が必要です。

令和の時代を迎え、時代は目まぐるしく変化しています。

ちょっと前までの常識が非常識に、非常識が常識に変わる時代です。

これからの若い人が新しい時代を生きるためには何が必要でしょうか。

ヒラメの目ではありません。

常に時代の流れとその先を読み、あるべき姿をイメージすることです。

そしてそれを実現するために自己の犠牲を顧みず挑戦し続けることではないでしょうか。

私の1つ上の先輩が新しい挑戦を発表し、アフガニスタンで凶弾に倒れた中村医師の報道に接し、「何か一つ社会貢献するまで自分も老け込むわけにいかん」と思っている塾長でありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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sawaki