皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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忘年会スルーに見るチャンス
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早いもので今年も残りわずかとなりました。

この時期の塾にそんな余裕はありませんが、巷の会社は忘年会真っ盛りです。

忘年会と言えば、最近は「忘年会スルー」という言葉を聞きます。

職場の忘年会に参加しないことで、「既読スルー」のように、無視する意味もあるようです。

日本の会社組織は昔から「終身雇用&年功序列」であり、飲み会は職場のコミュニケーシ、特に上下間のそれを円滑にする昔からの習慣でした。

私はサラリーマン時代は、職場の飲み会は仕事の一環と捉え、あんまり難しく考えたことなどありませんでした。

男にすれば、サラリーマンで上手く立ち回るには忘年会の時間とコストなんて安いものだし、多少苦手な人がいても我慢して付き合うのが大人として当たり前の考え方だったように思います。

ところが近頃の若者は「就業時間にきちんと仕事さえすれば、他の時間はどう使おうが自分の自由であり、お金を払って会社の外でまで上司に付き合うなんざまっぴら御免」というわけです。

確かに正論と言えば正論なのですが、こんな論調が堂々とまかり通れば、規則さえ守れば嫌なことや興味のないことをスルーしても良いことになってしまわないでしょうか。

その本質には職業観・人生観が時代に合わせて変化しているのではないかと考えています。

権利を主張するのは結構ですが、組織や社会が認める実績を実力で挙げる自信がなければいけません。

日本型の終身雇用&年功序列は「仕事は出来なくても年齢と共に給料が上がり、組織の枠組みの中で最低限の生活を保障しあう」いわば互助制度です。

おそらく世の大多数を占めるであろう“突出した能力が無い凡人”にとってはむしろありがたい制度のはずですが、最近は実力主義が曲解され、年功序列がまるで“悪しき習慣”であるかのような言い方が多いように感じます。

この風潮と連動して見ることができるのが、「中学生の将来なりたい職業」のアンケート結果です。

男子中学生は、1位youtuber、2位eスポーツプロ、3位ゲームクリエイター なんだそうです。

本当でしょうか!?中学生ですよ。

小学生が「将来サッカー選手になりたい」と言っているのとは違います。

いかに今の中学生が社会への期待も自分の将来の夢も持っていないかがわかるような話です。

要するに「別にしたいこともないし、好きなことだけやってそれで食ってければ良いサ」って感じでしょうか。

「金を払って嫌な上司と酒飲むくらいなら、家でゲームをしてるほうが1000倍マシだぜ」って発想と同じです。

どれだけ一生懸命you tube を見ようがネットゲームをしようが得るものはゼロです。

一生懸命「ヒカキンTV」を見て、ネットゲームを夜遅くまでやって将来自信のある人はそうすればいいですが、私はそんな時間があれば、将来社会から評価される人になることを目標に勉強すべきだという主義です。

でもよく考えてみて下さい。

世の中、そんなおかしな風潮になって、やりたいことだけやるような人が増えると言うことは、努力が報われるチャンスが増えるとも言えます。

そう考えれば、この社会風潮も努力家にはまんざら捨てたものではないと思って見ている塾長でありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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sawaki