教室長の三橋です。
茗溪進学会のホームページにようこそ
読んでためになり、子供たちが幸せに
なるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
****************
「消さずに×をつけよう」について!
****************
問題を解いていて、間違えた時につい答えを
消して正解を書き直す子供がたまにがいます。
そこで今回は正しい〇付けの仕方について
考えてみたいと思います。
すぐ消すのはもったいない
1問に間違えた時、スッと×をつけて
次の問題に進めるのと
全部消して書き直すのとでは
学習の作業効率がまったく違います。
×印を残して進めれば、あとで
「ああ、ここで計算間違えたのか」と
振り返ることが出来ます。
私が塾生を見る時も、
「ここまでは合ってた」と説明できます。
しかし、消してしまわれると
「何がどう間違っていたのか」という
跡が残らず、何を考えたのか
分からない状態になります。
なぜ×をつけずに消すのか
ひとつは「間違い=悪いこと」だと
思い込んでいるからです。
×があるのは嫌、恥ずかしい
ということです。
次に、「ノートはきれいじゃないとイヤ」
と考えてしまうのでしょう。
×や書き直しがあると落ち着かない
という人もいると思います。
そして「失敗したまま進めない」という
人もいるでしょう。
一度の間違いを引きずってしまう。
×は決して悪いことではありません。
どうして消したらダメなのか
勉強をするうえで足かせになるからです。
第一に、消すことに時間とエネルギーを
使ってしまいます。
テンポが落ち、結果として
「進みが遅く、量がこなせない」状態に
なってしまいます。
次に、間違えた跡が残らないため、
「どこでどう考えて、どう間違えたか」が
分からず、振り返りができなくなります。
残った×は次の〇につながる
×は“答えが違った”という結果だけで
なく、つまずきのパターンを知る
大事なヒントだと考えてください。
学習の本当の目的は「正解を書くこと」
ではなく、「出来るようになること」です。
そのために、間違いの記録を残すこと
が大切です。
ぜひ、参考にしてみてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お問い合わせ・お申し込みは
℡076-492-3537
(AM10:00~PM9:00まで)
もしくは こちら から
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
下の写真は先日、櫛田神社
を訪れた時のものです。
こういったものも少しずつ出していきますので、
よろしくお願いします。