富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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信用第一
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富山の大手ジェネリック医薬品製造会社が法律違反の製造・品質管理で業務停止処分となりました。
「くすりの富山」の信頼を失墜させる事件です。
儲かりさえすれば法律は守らなくても良いというのなら、それはもう堅気の商売ではありません。
そもそもジェネリック薬は、言うなれば製薬会社が苦労と費用をかけて開発したオリジナルのコピー商品です。
しかも今回の件で知って驚いたのが、成分や作り方はオリジナルを完全に守る必要がないという実に怪しい規制緩和の部分があるそうです。
「似たものならそれで良いのだからどんどん売りつけて儲けてくれ」ってことなんでしょうかね。
オリジナルとジェネリックでは効果が違うという話も聞いたことがありますが、なんとなくその訳がわかった気がします。
私は今回の一件で、少しくらい高くても正規のオリジナルの薬を頼むことに決めました。
私ごとき者が何故そこまで言うかというと、実は私の祖父は売薬さんだったからです。
売薬業は今でこそ車で回ってますが、祖父の時代は富山駅前の銅像にあるように重い柳ごうりを背負って、くすりを待つお客さんの家を一軒一軒訪ねて回る仕事です。
祖父は岐阜県の美濃地方中心に回っていたと聞きました。
比較的富山に近い場所とは言え、高山線の蒸気機関車に乗って一度旅に出ると、家族を残して2~3ヵ月は帰らなかったそうです。
売薬という商売は、「先用後利」と言って、先に商品を使ってもらい、後で使った分の代金を受け取る販売方式です。
高額な商品もあったと思いますが、次に行ったとき、お客さんがそこに住んでいるかどうか何の保証もない時代です。
祖父が定宿に泊まっていた時に、お客さんが宿まで訪ねてきて、体の事はもちろん、家族のことや様々な人生相談を受けたと聞きました。
お客さんと売薬さんとのお互いの信用があってこそ成り立つ仕事です。
祖父が担いでいた柳ごうりに入れて売っていたのは「くすり」ではなく“信用”だったに違いありません。
塾もお客様に信頼して頂く対価として月謝を頂いているのだと改めて思います。
利益とは信用の後に付いてくるものであり、最初にそれを求めてはいけません。
祖父は私が生まれる前に他界しましたが、実家には祖父がお客さんから代金代わりに預かって来たという茶碗や掛け軸が残ってます。
骨董品を鑑定する番組でよく見かける話が実際にはあったのです。
暮らし向きは決して楽ではなかったと思いますが、価値あるものか関係なく預かってきたようです。
それが本物かどうかは関係ありません。
「お客様へ信用第一」と祖父の代わりに語っている、私にとって大切なお宝なのであります。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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