皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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実力は公平に評価しろ
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先週、文科省が大学入試共通テストでの英語の民間試験採用を延期すると発表した。
公平性が担保されない制度設計であることに加え、大臣の“身の丈”発言が止めを刺した形だ。
どうしてこんないい加減なままここまでゴリ押ししたのか不思議だ。
どうやら背景に民間試験会社と近い政治家の存在があったらしい。
文科省は政治家主導の制度に反対し、真面目に仕事をしなかったのだろう。
政治家と業者と言えば、先だって電力会社と町の助役の癒着問題があったばかりである。
受験で甘い汁を吸おうとする悪代官と越後屋が暗躍しているとは情けない。
翻弄される立場の人はたまったものではない。
2024年度を目指すと言うが、できるだろうか。
そんな不公平なものはやめてしまった方が良い。
国立大学は独立行政法人になって商売も授業料設定も自由にできるようになった。
この際、入試制度も大学独自にやるのが一番いいと思うが違うだろうか。
英検受検を推進している学習塾にとってはこの流れは逆風だが、高校受験における内申書には反映される大事なポイントなので、今後も頑張って推進していくつもりだ。
高校受験の内申書と言えは、今やっている中教研試験だ。
今までは「個人の内申点には反映されない」が建前だったが、どうも潮目が変わったように感じる。
確証はないが、中教研試験の点数が内申点に反映されるかもしれない。
私は大いに賛成だ。
「公平性」という観点で中教研試験は信頼性が高い。
富山市の中学で実施される中3の実力試験は共通の業者試験が多いが、中学ごとに実施日が違う場合がある。
先にテストした中学の塾生から問題を手に入れようと思えば出来る。
色々な中学から通う大きな塾が不正の温床になっているという噂も聞く。
そんなカンニングで点数を稼いだところで実力ではない。
実力ではないが、その結果で受験指導をされていいのだろうか。
子供の将来に関わる大事な話にこんな理不尽が許されるわけがない。
真面目に努力した子供の実力が評価される公平な仕組みにしてもらいたい。
「実力入試一本勝負が一番公平だ」と相変わらず古臭い昭和頭の塾長だった。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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