皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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内申点アップの方法
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中教研試験が終わり、答案用紙がポツポツ返ってきている。

掛け値なしで実力値が分かる試験なので結果は最重視だ。

早いもので今月末の期末試験を最後に中3は内申書が確定する。

内申点は入試の合否判定のウエイトの半分を占めるとされているので非常に重要である。

点数は様々な数字データが元になるが、生徒全員に1から5まで割合に合わせて点数を付けられる。

大勢いる部下の人事査定をしたことのある人なら誰でもわかることだが、点数で人に優劣をつけるのは悩ましい仕事だ。

その点数がその後の人生を左右するとすれば迷っても仕方がない。

仕方がないが、同じレベルの成績の生徒に5と4を付け分けないといけないこともある。

9教科あるので1点差でも合計9点差だ。

この差はデカい!

最後は心情つまりイメージで決めることになるので、先生のイメージアップはとても大事だ。

塾では、預かっている生徒の内申点が1点でも高くなるようにあらゆる面で応援・指導する。

テストの点数対策だけではなく、提出物の管理から挨拶礼儀等々立ち振る舞いも気づく範囲で口うるさく言っている。

ところが近年は生徒の素行評価の格差が拡大している懸念を感じる。

SNSなるものが普及したせいで、生徒らの行動や噂が教室や学年、場合によっては学校の壁すら超えて筒抜けになる時代だ。

画像や文章など証拠が残るのが厄介だ。

アナログ世代の私がついてゆけないと感じる部分だ。

仮に問題を起こした生徒がいても、昔なら当事者が家庭内で消化して収めることが出来た話も、現代社会ではそうは行かない。

話に尾ひれはひれが付いた挙句、関係ない者まで巻き添えになってしまうこともある(らしい)。

先生も、自分に不利なことは言わない子供の言葉を一人一人聞きまわって真相究明するほど暇じゃない。

結果がどうなるかは自明の理だ。

成績以外のイメージは素行で決まるといっても過言ではないが、ここが内申点を損しないポイントだ。

別に良い子ぶる必要も先生に媚びることもないし、生徒会活動や部活動に無理することもない。

課題を期限までに出し、授業は真面目に受け、明るく挨拶して普通に振る舞う。

それで満点だ。

間違っても“問題児”とされる人とつるんで同類項に見らないこと。

ネガティブ情報だけがやたらと“共有”される時代を逆手に、ごくごくフツーに中学生らしくしていることが損をしない秘訣だ。

時代の変化についてゆくことの難しさを感じると同時に、いつの世も品行方正な子供が有利であることは変わらないと感じる塾長であった。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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sawaki