富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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東大は5歳までに決まる⁈
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5月になっていい季節になりました。
山に行くと綺麗なウグイスの鳴き声を耳にすることがあります。
日本では、昔からウグイスの「ホーホケキョ!」と鳴く声の美しさを競う粋な文化人の風流な趣味があったそうです。
今日は名鳥を育てるコツと優秀な子供を育てるコツには共通点があると言う話です。
3男1女を育て、全員を東京大学医学部へ合格させたという佐藤亮子さんという有名人がいます。
講演会は我が子もそんな風になって欲しいと願うお母様方で大変な人気らしいです。
東大理Ⅲとは言わずとも我が子を優秀に育てたいと思う親心は同じですよね。
私が思うに、大事な事は、講演会を聞いてその人がした方法にどんな理論・理屈があるのか?ということを理解することです。
理屈を理解し、わが子の教育に活かさなければ「ああ良い話を聞いた。」とか「でも、そんなこととても私には無理ね。」で終わり、また同じ日常が始まってしまうのです。
例えば佐藤さんはこんなことを言ってます。
「私は身近なところに新聞や本を置いて読み聞かせをした。3歳までに1人につき、のべ1万冊の読み聞かせをし、のべ1万回童謡を歌って聞かせた。」と。
これは動物共通の能力育成方法であり脳科学的に説明がつきます。
ウグイスに話を戻します。
ウグイスを上手に鳴かせる名人は、春、山に分け入って、野生のうぐいすの巣を見つけるところから始めます。
巣にいる親鳥にまだ養育されている幼鳥をとらえてきて、餌付けをしながら自宅の環境に慣れさせます。
環境に慣れたころを見計らい、いい声で鳴く自慢の先輩ウグイスを横に置いて、毎日、その美しいさえずりを幼鳥に聞かせること約一ヶ月。
まだ鳴き方も知らなかった野生の幼鳥が次第に見事に「ホーホケキョ!」と鳴きだすそうです。
このようにして幼鳥を名鳥に育てる方法が「付子」とか「付け声」と呼ぶ方法です。
佐藤さんの教育方法の意味はもうお分かりですよね。
ウグイスの声は親の素質を受け継ぐ遺伝ではありませんし、同じくお子様の能力も遺伝ではありません。
最上の環境において育てるのが才能教育というものです。
佐藤さんは「東大に行く子は5歳までに決まる」とも言います。
東大がそんなにハッピーなのかどうかは私は大いに疑問なのですが、それはともかく、できるだけ小さいうちにキチンと環境を整えてあげる必要があるということは賛同します。
親は出来るだけ子供を良い環境に置いておきたいと思っても、成長すればするほど障害が大きくなります。
最大の障害は、子供がその環境から逃避し、自分勝手な屁理屈をこねて居心地の良い環境を主張しはじめるのです。
そうなる前に気づいた時が行動するベストのタイミングだと思います。
今から少しでも環境を大事にするようにしましょう。
では、また。☆彡
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