富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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定期試験廃止論
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市内の中学の中に今回中間試験を実施しなかったところがありました。

10連休や修学旅行などのイベントが重なった上での判断だったようです。

大方の生徒にとってテストがないのは歓迎でしょうが、必ずしも皆そうではないと知りました。

塾生の中には「日ごろの努力を試すための試験はあったほうが良い」と主張する生徒もいます。

例えば今、中3の数学は学校で因数分解の単元をやっています。

理屈を理解し、パターンを繰り返し練習すれば、解くのが面白くなる単元です。

茗溪進学会ではかれこれ一ヶ月近く繰り返して勉強させているので、テストして欲しい気持ちになるのでしょう。

もちろん、ちんぷんかんぷんの子供らにとってテストなんか“もっての他”です。

やはり節目節目での定期試験はあったほうが良いのでは・・と思っていたところ、意外なニュースを目にしました。

千代田区立麹町中学校が校長の方針で中間試験や期末試験などの定期考査を廃止したというのです。

定期試験は、法律や規則で定められているものではないのですが、「本当にそんなことやって大丈夫なのか?」という意見が多く寄せられたとのことです。

麹町中学が定期試験を廃止したのは、定期試験は宿題同様、目的を達成するための手段として適切ではないという理由です。

つまり、定期試験前の1週間くらいで躍起になって勉強し、テストに出そうな部分を一夜漬けで叩き込むというのが現代の定期試験前の学習パターンであり、「テストの点数を取る」という目的においては有効だが、学習成果を持続的に維持する上では効果的とは言えない。ということです。

「しかも、テストが終われば忘れてしまうようなプロセスで獲得した通知表など適切な評価とは言えない」というのが工藤勇一校長先生の考えです。

塾としては、教育目的がどうであれ、一夜漬けだろうがなんだろうが、内申点に影響する定期試験の点数を上げてやるのが仕事です。

「定期試験をなくしてどうやってその子の実力を評価してあげるのか?試験が無くなっては塾の存在意義が無くなるではないか!」と一瞬焦りました。

でも真剣に教育を考える人は違います。

麹町中学では定期考査の代わりに「単元テスト」を導入し、学力の定着を図ると同時に通知表の評価もするとのことです。

なるほど!これなら私も納得できます。

学習のまとまりごとに小テストを実施する仕組みなら、子供らは日ごろの予習復習が大事になります。

学校課題を試験直前だけやっつけ仕事で片付けて最後は帳尻を合わせるのが上手な生徒はいます。

日頃努力しないで要領だけで幸せになれるほど人生甘いものではありません。

直前だけ勉強するのでは、丸々4カ月間も定期試験がなければ伸びきったゴムのようにだらけてしまいます。

茗溪進学会では定期試験対策もしますが、重点を置いているのは日々の予習復習ですから、もしこのような仕組みが広がって来れば指導効果が発揮できるのではないかと期待できます。

ちなみに、麹町中学では単元テストは、再チャレンジすることができるそうです。

点数が悪くても、反省し、努力することでリベンジできる道も残されているのは実に良く考えられた仕組みだと感心します。

今後はきっと定期試験廃止論が議論される時代になるでしょう。

教育現場は旧来型組織の改革が変わらない典型と言われますが、富山の中学でも大いにやるべきだと感心してしまった塾長でありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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