皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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附属中の生徒がデキる本当の理由2
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今日は中教研の研修授業とか何とかで昼から下校になった中学生らが自転車で遊びまわっている光景をあちこちで見ました。
先週は山王さんのお祭りでフル稼働で遊びまわった子供らもさぞかし多かったことでしょう。
連日こんな遊びの誘惑だらけでは勉強する環境にはちょっと遠いのではないか・・と感じました。
さて、思いつきで書き始めたこのブログも、気が付けば3月に3年目を迎えました。
ダイエットであれスポーツであれ、どんなことでも始めるのは簡単でも続けることは結構大変です。
よく、ホームページを見ると何年も更新されていないのを見ることがありますが、運営者の気持ちはよくわかります。
塾の仕事自体は1日1日を1年ワンクールの繰り返しなので、そうそう目新しいネタがあるわけではありません。
でも塾で起こったこと、世の中で起こったことにひっかけて、好き勝手に無責任に書いているとそれなりに何とか続くものです。
ふと、サイト管理の「人気記事」を見たところ、2016年10月26日に投稿した「附属中の生徒がデキる本当の理由」というのがNO,1ロングランで見られているようです。
実はこの記事、とある塾ポータルサイトで「附属中学受験コース」なるものを附属中の実態を知るはずもなさそうな(に見えただけかもしれないが)どっかの塾の先生が見てきたようなことを言って宣伝していた記事を見かけたので、カチンと来て書いたものです。
ただのイヤミのつもりが意に反して人気記事になっているのでここらで少しフォローしておきましょう。
附属中の生徒は1学年4クラス160人ですが、毎年130人くらい中部、富山、高岡高校いわゆる“御三家”へ進学します。
ご父兄様にすれば少しでもそのノウハウを知りたいということでしょう。
ブログに書いた内容を要約すれば、「附属の生徒がデキる本当の理由は、周囲や育った環境が勉強することに疑問を挟む余地を与えないから」というものです。
でも考えてみたら、そのような環境はなかなか自宅で作れるものではありませんし、言って聞かせたところでにわかに子供の考え方が変わるものではありません。
そういう意味では「無責任なブログだなぁ」なんて我ながら思います。
具体的には附属中の生徒は100%塾に通い、自宅では最低でも3~4時間くらい(塾での学習時間を除いて)勉強します。
早い話、成績を上げるには中身の濃い勉強時間を長時間確保するだけの話で、ノウハウもクソもないのです。
でも遊びたい盛りの子供にとって、平日でも1日最低3、4時間、休みの日なら5、6時間も勉強するのは苦痛でないわけがありません。
附属の生徒だって山王さんには徒党を組んで繰り出しますし、輪投げだのスマートボールだのお化け屋敷だのと羽目を外して遊びます。
しかし、ほどほどの時間で切り上げ、家路についてその日の勉強はしっかりするのが、ダラダラとから揚げだのりんご飴だの食べながら夜遅くまで騒いでいる連中との差です。
肝心なことは誘惑に打ち克つというより、メリハリをつける自制心を如何に持たせるかであり、その自制心を育てる環境作りが大事ということなのです。
茗溪進学会からは毎年何人も上位高校に合格しています。
私の持論は「いい高校や大学は地元中学からでも十分目指せるし、何より多様な生徒たちと交流することで身に付く多様な価値観が強みになるから附属に拘る必要はない」というものです。
子供たちが自立した自制心を身に付けるための環境作りは塾の一つの大事な使命であり、親御様の代わりの一翼を担うものです。
ネタが無くて困っていた時に、「山王さんでサボった分、今日やって行きます。」と元気にやって来た子供たちの声を聴いてつれづれなるままに書いた塾長でありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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