皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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高校別大学合格者数が意味するもの
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名称不明(image/jpeg) (17)昨日の新聞に高校別の国公立大前期合格者数が載っていました。

相変わらず“東大合格者数”が大きな見出し文字ですが、新聞社は一体何が言いたくて載せている数字なんでしょうかね。

東大はどうでもいいので別の機会にしましょう。

新聞の一覧表ですが、表は数的なものだけですし、後期の発表もありますから、これだけでどうこう言えません。

去年に比べて中部と東、呉羽が数を伸ばした半面、去年良かった南がやや反落した感じで、特にコメントすることもありません。

私が注目したのは大きな表に載っていない高校です。

手元の新聞では小さな文字で欄外に付けたしみたいに出ていたのですが、この高校は富大と県立大合わせて12名合格とあります。

その高校はこの学年の普通科は定員80名の時代のはずですから15%に相当します。

これは物凄く立派なことです。

高校入試の偏差値的には50前後と思いますので、決して胸を張って進学校と言える高校ではないかもしれません。

国公立大に進学する見込みが立つ生徒の目安は「中学卒業時点で偏差値63」と聞いたことがあります。

もしそうだとしたら中部や富山に進学した生徒はほぼ全員国公立大に合格するはずなのですが、今年は両校163人ですから率にして58%にしかなりません。

その欄外に小さく出ていた高校は北部高校です。

私がこの表を眺めながら「やっぱり高校受験は通過点に過ぎないな」と改めてつくづく感じました。

子供一人一人が備わっている能力には差はありません。

本人がいつ気づき、そしてどんな努力をするかなのです。

今日が卒業式で明日は県立高校の合格発表です。

皆の嬉しい顔をみたいのはもちろんですが、私には持論があります。

そうです。「高校がゴールではありません。」

高校へ行ってから気づいても遅くないことを、新聞記者が隙間を埋めるためだけに入れたような小さな文字が雄弁に物語っているのを発見して、感心しきりの塾長なのでありました。

では、また。☆彡

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