皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。

読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。

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自粛中の一言
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自粛ムードでブログも自粛していたが、たまに一言書きたくなった。

 

政府が全国の学校休校要請を出してから早2ヵ月以上が経つ。

ここに来て5月末まで休校が延長されることになり、さらに学びの遅れが深刻さを増している。

9月新学期と言うアイデアもあったが、教育の空白期間を延ばすだけだし、社会システムとのミスマッチや父兄の負担増等を考えれば賛成とは言いかねる。

コロナで大打撃を受けている観光・宿泊業界や飲食業界がテレビに出るが、塾団体の調査ではこの業界もかなり深刻との情報がある。

特に休業要請の対象となった首都圏の大手塾は死活問題だそうだ。

2mの距離を置けだの、向かい合ってしゃべるなだのという生活スタイルが続く限り、集団授業もそうだが、3密の象徴だった個別指導のスタイルはもはや元には戻れなくなってしまったのではないだろうか。

そんな中、塾は猫も杓子も一斉に「オンライン授業」に舵を切りだした。

ヒマに任せてネットを見ていると面白い。

ついこの前まで「選び抜かれたプロの講師のマンツーマン指導で成績アップ!」などと書いてあった個別指導塾のホームページがいつのまにか「オンライン授業で成績アップ!」に変わっている。

事情は分かるが、ここまでくると“変節”だ。

茗溪進学会ではネット配信の映像授業を併用しながらの指導が9年目になる。

別にコロナを予測したわけではないが、世の中オンライン化の流れの中、子供の学習効果で最高のパフォーマンスを発揮できる仕組みを試行錯誤してきた結果こうなっただけだ。

導入当時、塾の先生方のほとんどは「オンライン授業など邪道」とばかり見向きもしなかったことを思い出すと、「オンライン授業で成績アップ!」には笑わせてもらえる。

この難しい時代の塾選び・教材選びの参考になる話を一つ。

オンライン授業など別に目新しいものではなく、〇研ゼミの講座ではペーパー教材+タブレット教材のタイプは前からある。

中学講座の場合、セットで申し込んでも年間7万円ほどで「一般的な塾の四分の一の予算で勉強できます。」がウリだ。

無駄な出費は控えたいご時世、少なくとも費用面だけなら、巷の塾が急場しのぎの泥縄で始めた“垂れ流しの映像教材サービス”に高い授業料を払うくらいなら実績ある〇研ゼミのほうが1000倍マシだ。

ただし。注意が一つある。

〇研ゼミであれ、塾のオンライン授業であれ、家庭学習任せオンリーなものをきちんとこなせる生徒は10人に1人くらいしかいない。

子供任せでは勉強しないし、親がいちいち毎日管理することなど到底不可能だ。

要するにどれだけ安くてもお金を捨てている方が大半ということになる。

私の親戚に添削を請け負っている主婦がいるが、聞けばそこそこの内職になっているそうだ。

ホントかウソか知らないが、プリント添削をある割合以上の生徒が送り返してきたら会社が困ると聞いたことがある。

要するに勉強しない生徒のご家庭がこの会社を支える仕組みらしい。

本末転倒を絵に描いたような話ではないか。

結論から言って、オンライン教材と言っても所詮ツールの一つであり、塾という場でヒューマンタッチの厳しい指導が無ければ成績は絶対に上がらないのが真理だろう。

ツールだけで成り立つのなら、もはや塾の存在理由などない時代と言うことだ。

先の見えない霧の中ではあるが真理はしっかりと見据えて欲しいと思う塾長でありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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sawaki