皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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自分を受け入れる大事さ
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男子ゴルフのメジャーの2018マスターズ・トーナメントが行われました。

コースの美しさと世界のトッププロが見せる最高のショットは本当に見応えがあります。

今回、最も注目された選手は3年ぶりに出場したタイガーウッズでした。

タイガーウッズと言えば、ちょうど一年前、飲酒運転で逮捕され、覚せい剤や麻薬の使用も疑われたニュースが記憶に鮮明です。

2009年に交通事故を起こして負傷して以後、無期限のツアー欠場を表明し、姿を消してから久しぶりに見せた姿がこの時のニュースです。

うつろな目つきとフラフラ歩く醜く太った姿はスラム街のドランカーそのものでした。

PGAツアーの通算勝利数79勝、3回メジャートリプルグランドスラム、生涯獲得賞金1億ドル突破の伝説のスーパースターの姿とは大きくかけ離れた廃人のような姿に誰もが選手生命が終わったと感じたと思います。

しかし今回、テレビで顔つきと体が引き締まって復活した姿を見て本当に驚きました。

今回の成績は1オーバーの32位でしたがそれでも大したものです。

一度は地獄まで落ちた人がここまで這い上がってこれた裏には物凄い努力があったでしょうが、精神力を支えた気持ちの持ちようが何だったのか知りたいと思いました。

私は解説の中嶋常幸の「ウッズは今の自分を受け入れているね」という言葉に注目しました。

往年のプレーに比べれば決して満足ゆくものではなくても、いいショットが出れば自然に笑顔になる姿を見て、マスターズ経験者のトミー中嶋はそう感じたのでしょう。

「自分を受け入れる」ことがモチベーションを高めて努力を続けることができる秘訣だとしたら、これは大いに学ぶべきことですが、やはり子供の頃からの親の影響が大きいということです。

「自分を受け入れる」ということは「自分を認める」ということで、まずは自分以外の人が自分のことを認めてくれることが大事です。

子供のころに親からこんな言葉を掛けられていると自分が認められているという認識になります。
「勉強頑張ったね。よくやった。」
「望んだ学校は入れてよかったね。」
「テストの成績上がったね」
「偉いね、いい子だね」

ところが多くの親は褒めているつもりでも、微妙な言い方の違いで伝わることが多いそうです。

子供は
「頑張らないと認めてもらえない。」
「成績が上がらないと認めてもらえない。」
「テストの点数が良くなくては認めてもらえない。」

という感じで子供は無意識に自分の価値を否定された前提で成り立つものだと考えるようになってしまいます。

これでは自分を認めるどころか逆の結果です。

まず今の自分を素直に受け入れ、小さな努力の積み重ねを楽しむ心のゆとりが成長に大事だということを私はタイガーウッズと中嶋常幸に教えてもらったわけです。

ゴルフをしない人は「マスターズなんざ自分に関係ない」と感じるかもしれませんが、どんなものにだって教えられることはあるものです。

ちょっと早起きしてテレビを見て得したと感じた塾長でありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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sawaki