皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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膾を吹くくらいが丁度いい
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%e5%8d%9a%e5%a4%9a%e9%a7%85%e5%89%8d最近、東北や山陰で立て続けに大きな地震や津波が起きたり、博多で大規模な道路の陥没事故が起きたりしていますが、災害規模の割に死者が出ていないのは日本の危機管理能力の高さが背景にあると言われています。

危機管理というのは、危機に陥った時に被害を最小限に留めるための対策です。

事前にどんな危機があり、どんなリスクがあるかを分析し、それらに対して準備をしておくことが、危機管理です。

博多駅前の陥没事故では地下水の異常時は避難して交通も遮断するというマニュアルがきちんと整備され、実施されたわけですが、これがもしお隣の国で起こったならそれこそどんな大きな災害になったか知れたものではありませんし、道路も何年もそのままでしょう。

危機管理能力というのは経験に基づき危険回避を実行できる能力で、「学習能力」とも言います。

人は生きている限り失敗と後悔の連続です。

子曰く、「過ちて改めざる、是れを過ちと謂う」とあるように、過ちがあってもそれを経験として繰り返さないようにすることが学習能力なのです。

勉強で言えば一度間違えた問題は二度と間違えないようにするとか、遊びすぎて勉強時間が足りなかったから次回は時間を作ろうと考えるのが危機管理能力です。

羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)という諺がありますが、危機管理のポイントは大げさなくらいしっかりとなますを吹くくらい慎重に構えることです。

さあ、期末試験も間近に迫っています。

諸君の危機管理能力が試されますよ。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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