皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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成績グライダーを上昇気流に乗せる方法
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%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%80%e3%83%bc先月近所の個別指導塾から転塾してきた生徒のご父兄から、「中教研試験で番数が上がってやる気が出てきました。」という電話を受けました。

塾経営者として嬉しい言葉ですが、こんなものではまだまだと身の引き締まる気持ちになりました。

また同時に「こんなヒドい状態になっても月謝をとり続けることに心の痛みを感じなかったのだろうか」と雨後のタケノコよろしく顔を出す個別指導塾に怒りさえ覚える塾長です。

最近、教育界で最もホットなキーワードと言えば「アクティブラーニング」で、新聞や雑誌でも良く目にする言葉です。

英語の言葉は馴染みにくくて意味が分かりにくいのですが、アクティブラーニングというのは特定の指導方法のことを指すわけではなく、「生徒が能動的、自発的に学ぶ環境」のことを言います。

通常の学校授業は一斉授業スタイルで、先生が黒板で教科書の内容の説明を受ける「受け身」スタイルですから、生徒が能動的に学ぶ要素はあまりありません。

文科省が率先してアクティブラーニングの導入を目指すのは、「受け身スタイルでは効果が薄いので、能動的なスタイルに切り替えて行きましょう」ということです。

では、この観点で塾の学習スタイルと効果の関係を見るとどうでしょうか。

塾業界の一般論ですが、生徒の勉強スタイルを成績向上の順に並べると、
「自習」→「自立学習」→「一斉授業」→「個別指導」となります。

自習で勉強が完結するほど自立した生徒はもはや塾の必要さえないということです。

逆に横に先生がついていちいち聞かないと勉強できない究極の受け身スタイルの個別指導塾では成績は上がらないということです。

茗溪進学会では成績アップには自立学習しかないという信念ですから、“アクティブラーニング”と言われても「何をいまさら言ってんの?」って感じです。

とにかく成績を上げるためには少しでも自分で理解しようとする姿勢を持たせることがまず大事です。

そして少しでも成果が出れば子供の心にモチベーションが生まれて、演習量が自然に増えてゆきます。

演習量が増えてくればしめたものです。

成績は上昇気流に乗ったグライダーのように上昇に転じるのです。

受け身の学習スタイルを続ける限り、グライダーは地上を引きずられ、気が付いた時には風を受けるはずの翼もボロボロになっているだけかもしれません。

上昇気流は常に吹いています。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
11月25日(金)と26日(土)で期末試験対策授業実施します。
無料体験として是非受講ください。

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sawaki