皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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強みを生かす作戦を
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今日から市立の小中学校は新学期が始まりました。

県立高校は夏休みを延長することになりましたが、多少伸ばしたところで何の効果が期待できるのでしょうか。

子供らを喜ばすだけで相変わらず役人の考えることは理解できませんが、受験生は本番に向けてのラストスパートです。

学校があっても無くてもここからの勝負ですから気を抜かないようにしないといけません。

この夏はいろいろと物議を醸したオリンピックがありましたね。

私は強引な開催には否定派だったので関心がありませんでしたが、期待が大きかった選手ほど活躍できなかったようですね。

期待され過ぎると力が出ないということでしょうか。

今回はバトンタッチミスで途中棄権でしたが、5年前のリオオリンピックでは男子400mリレーでバトンタッチの技術で見事銀メダルを獲得したことを思い出します。

走る速さでは劣る日本人も緻密なバトンタッチ技術を磨くことで一回0.15秒の差をつけることができたそうです。

100m10秒で走る人は0.15秒で1.5m差が付きます。

400mリレーでは3回バトンタッチがあるので4.5mの差が付きます。

自分たちの弱みをカバーするために磨いた強みがバトンタッチだったわけです。

受験を見てもやはり自分の強みを持っている生徒が最後は有利です。

特に教科が絞られる大学受験ではその傾向は顕著になります。

私は英語と化学が大の苦手で大学受験の最後は物理一本に絞ってどんな問題が出ても必ず解けることを目指して秋から勉強する作戦を取りました。

「理科系では英語で大きな差がつかない。問題数が少なく大問1つで何十点も差がつけられる得意の物理を磨け」と高校の先生に言われたことが結果的に功を奏しました。

私たちはどうしても「強みを磨く」というより「弱みをなんとかしなければならない」というネガティブな考え方の人が多いように感じます。

「弱み」というのは何とかできないから「弱み」なのであって克服は強みを伸ばすより難しいのです。

考えがネガティブになるとやることも中途半端になったり肝心な判断を誤ったりしやすくなります。

勿論両方のバランスは大事ですが、私はこれからの時代もっと「強みを生かす」という発想を持つようにした方が良いように感じます。

次回こそ本物の感動と得られるものがあるオリンピックが見たいと思う塾長でありました。

では、また。☆彡

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