皆さんこんにちわ。
茗溪進学会塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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好奇心という「スーパー能力」
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私が高校3年生の時にクラスに実に変わった同級生が一人いました。
その男は決まって授業時間の終わり際になると妙な質問を先生に浴びせ出すのです。
先生が「なんでお前そんなことが疑問になるがよ~。 🙄 」って迷惑そうな顔をしていたのが印象に残っています。
本人は至って真面目なので余計ハラが立ちます。
休み時間を減らされた腹いせに私はいつもその「変人」を掃除の時間にほうきでイジメ倒していました。
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ところで皆様方のお子様は好奇心旺盛なタイプですか?
答えが「YES」であれば将来有望ですし、「NO」であれば今日から対策を考えましょう。
とある研究者曰く、「学歴を分けるものは好奇心の有無」とのことです。
好奇心があればそれを満たすために勉強をして、勉強すればまた新たな好奇心が湧く。その好循環が成績を伸ばす。というものです。
逆に好奇心がなければ安易な快楽を追うだけで成長しないということです。
「学問」というのは単なる知識の習得ではなく、それを利用した研究のことです。
「算数」は決まり事を習うのに対し、「数学」はその決まり事を応用して研究する学問だから呼び方が違うのです。
古今東西を問わず偉大な数学の研究者は未知なる理論の解明に果てしない好奇心を持って取り組んでいたのです。
人類文明の発展は好奇心のなせる業なのです。
好奇心の大事さは学問だけではありません。
楽器であれスポーツであれ、興味関心を持つことで日々の試行錯誤と継続した訓練を続けることで上達するのです。
その意味で「好奇心」は能力と言えますね。
ではこの「好奇心」はどうやって身に付くのでしょうか。
好奇心は個人の努力で身に付くものではなく、育った環境に依るところが大きいと言われています。
自然に囲まれた家庭の子どもは自然が好きになりますし、本に囲まれた家庭の子供は本好きになります。
自宅が体操教室だった内村航平とか実家がゴルフ練習場だったプロゴルファーとかよく聞きますね。
親の役割は子供に関心を持ってもらいたいように家庭環境から変えることです。
もちろん生活態度も大事です。
暇さえあればスマホいじりに余念のない親の元ではスマホしか興味の無いお子様になるかもしれませんよ。
好奇心の有無は、成績の重要な要素であることは事実です。
冒頭に出てきた変人のクラスメートの正体を明かします。
今から思えばその男は変人というより人一倍好奇心旺盛なタイプだったのですね。
私がホウキで追いかけまわしていたその同級生の名は「田中耕一」君と言います。
そののちノーベル賞をお取りになり、今、我々凡人が手の届かない神の領域におられるそうです。
好奇心ってすごい能力なんですね。
では、また。☆彡
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