皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
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「扇形」に見る学校授業の限界
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昨日までの二日間中学では中教研試験が行われ、昨日は数学の試験がありました。

中2の生徒たちが教室に入って来るなり話題にしたのが「扇形の中心角」を求める問題でした。

扇形

中一の数学の範囲で特に不得意な生徒が多いのが円錐を展開した扇形の問題です。

円周や円の面積を求める公式の暗記に加え、子供たちが最弱である比の概念が複合するため、非常に弱い生徒が多い問題です。

私の教室では事前にしっかりと対策を取ったので、少なくとも昨日来た中2生は全員正解していました。

「ホッ」

子供たちが一番弱く、かつ、100%出題されることが分かっている問題です。

塾としてはしっかりと事前対策しておくのが当然です。

この正解120°という問題を間違えた生徒諸君!

手遅れにならないうちにどこか塾に行った方がいいかもよ。

なぬ!?塾に行っとって間違えたってかぁ?

うーん。●×◎▽※Δф。

 

中学の先生の中には扇形の面積を公式で教える先生がいます。

弧の長さ×半径÷2とか母線の長さ×底辺の半径×πとかです。

どっちも結果的には正しいのですが、式を忘れてしまったらアウトです。

式で覚えるのもいいですが、あくまで理屈を理解してからの話です。

理屈の解説は面倒くさいので、私たちでも分かりやすく教えるのに苦労する所です。

先生の怠慢というより手っ取り早く点を取らせようという苦肉の策なんでしょう。

ここらが学校授業の限界を感じる部分ですね。

 

さあ学校の授業もボチボチ本格的に始まります。

次の中間試験はまだ先だし、春休みの延長気分でこの時期は一年で一番気がたるんで間延びする時期です。

でもこの時期にやる子とたるんでいる子で差がつくのです。

今日から本格的な予習ですから気を引き締めて頑張りましょう!

では、また。☆彡

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sawaki