皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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ハロウィーン@渋谷考
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東京の渋谷でハロウィーンの仮装した若者があふれ、あちこちでトラブルが相次いだとのことです。
渋谷と言う場所は最近はバカ騒ぎのメッカみたいになっていますが、軽トラックをひっくり返して警察のお世話になるような騒動を起こすバカ者たちはどこから現れて何が目的なのでしょうか。
私も学生時代はよく東京に出没して友人らと夜遅くまで遊び回りましたが、渋谷は何か肌が合わず、拠点は“大人の街”新宿でした。
この騒ぎを見るにつけ私が思うのが「現代の若者たちが共通して持つ不安や不満」の大きさです。
冷戦終結や政権革命時など社会的激動期に東欧や中東で動乱が起こったのですが、これらは自分の将来に対する茫漠たる不安を背景に民衆や労働者が群集となって起こしたものです。
不満や不安が大きければ大きいほど群集心理として野蛮な暴動や犯罪的行動にエスカレートして行く傾向があります。
私が注目しているのはこれらの心理の中にあると言われる「劣等性」という一面です。
今回渋谷で窃盗や暴力で逮捕された連中は社会の弱者としての劣等感が群集心理となって現れたと言えるでしょう。
自尊心が持てない人は鬱積する不安や不満が一生付きまといます。
東京にドリームを求める若者は多いのですが、思い通りに人生が運ぶ人はごく一握りです。
多くは夢破れ、田舎に帰ることもままならず東京の享楽的文化の魔性に取りつかれたまま無為な時間を過ごすことになります。
仮装して渋谷に繰り出した若者全部がそうだとは言いませんが、「赤信号みんなで渡れば怖くない」的な集団心理で一晩ウロウロしたところで何か得られるものがあったのでしょうか。
私は塾生たちに将来「渋谷に仮装して行くな」とは言いません。
しかし劣等感の救いを“非日常”に求めるような人間になってもらいたくはありません。
では正しく「秋の収穫を祝い悪霊を追い出すケルト民族の祭り」としてのハロウィーンを楽しむためにはどうしたら良いのでしょうか。
やはりやるべき時期にしっかりと勉強するしか道はないのです。
自尊心を持つには目標を持って努力するのが最も簡単な方法です。
遊びたい盛りの中高生時代かもしれませんが、その僅か数年頑張るだけで、長い人生で時に折れそうになる心を支えてくれる一生ものの宝が得られるということをどうか知って欲しいのです。
仮装して騒げる若者を実は羨ましく見ながらも、つくづくそう思う塾長なのでありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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