皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。

読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。

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ソフトあってのハード
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スーパーコンピューターの計算速度の世界ランキングが公表され、日本の「富岳」が2位以下を大きく引き離し首位を獲得しました。

「2位じゃダメなんでしょうか?」という蓮舫議員の有名な発言があったのが2009年ですが、9年ぶりの1位奪還だそうです。

何でも1位というのはいいもので、日本の技術力の素晴らしさに胸のすく思いです。

本格的なAI時代が到来し、高速計算機は新薬や素材開発などに革新をもたらすと言われています。

アメリカや中国が国を挙げてスパコンを開発するのは、世界のリーダーシップを取るための研究インフラだからです。

例えば新型コロナウイルス対策では、膨大な数の既存薬から治療薬を選ぶ研究が進むことで主導を取れるわけです。

つまり、この成果はアフターコロナの時代に日本が世界での存在意義を持つ意味でも物凄く大きいわけで、若い人はこれを励みに奮発してもらいたいものです。

何よりも大きいのはコストの削減と言われます。

例えば、地震や津波災害が起きた際の避難に応用することで何千億円もの税金の節約ができるそうであらゆる分野の研究開発力や産業競争力の強化に期待したいところです。

こんなニュースがある中で、今回のコロナでは日本の感染対応が台湾や韓国に比べて非常に遅れている印象がありました。

台湾では個人情報を活用してマスクの買い占めが不可能な「Eマスク」システムが実用化されたり、韓国ではスマホアプリで感染者の行動履歴が簡単に把握できる仕組みが使われてました。

日本がアベノマスク騒動に右往左往していた時にビックリするほどの違いを感じました。

日本はスパコンのハード技術は世界一ですが、IT技術を積極的に運用するソフト技術が遅れていると言われます。

日本特有の意思決定のプロセスの問題だったり、リーダーシップを取る人材の不足だったりするわけですがこの課題は大きいと思います。

私たち日本は何人もの専門家会議のご意見を伺いながら政策を決めるという合議制の文化です。

たまたま「ファクターX」で日本人のコロナ被害が少なかったからいいものの、これが裏目に出れば本当に日本沈没もありえたわけです。

ハードを何に対して効率的に運用するかと言うソフトの発想を大事にすればまだまだ日本は捨てたものではないとちょっと安心した次第の塾長でありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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