皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。

読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。

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格差社会に生き延びる思考
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トヨタの新型RAV4という車のPHV仕様が生産能力を上回るほど注文が殺到し、受注止めになったというニュースがありました。

「コロナの時代でもこんな高級車が受注止めになるなんて所得格差が広がっている証拠だ」という口コミを見て、本当にそうかもしれないと思った次第です。

コロナであれ、紛争であれ、世の中が乱れると様々な格差が広がるそうです。

職を失い生活に困窮する人たちが増える一方、学校の先生ら世の公務員は夏のボーナス満額支給です。

都知事選の中、維新の橋下氏などはここぞとばかり「民間がヒーヒー言っているのに政治家と公務員だけは安泰という不合理がまかり通っているのは政治家が悪いからだ」なんて言ってます。

一見正しい事を言っているように聞こえますが、本当にそうなんでしょうか。

橋下氏だって1講演のフィーが200万円だそうですが、これは実力だから別ということです。

不公平でもなんでもなく、世の中はこれが現実と理解しないといけないのです。

先行き不透明感が増すこれから、私たちは格差社会の敗北者側にならないようにしないといけません。

そんな中、来年の富山県立高校入試の出題範囲は従来と変更ないと県が発表しました。

受験生の条件は同じですからどんな出題範囲にしようが平等なのですが、休校期間中もしっかりとやった子と学校が休みとばかり遊んでいた子の学力格差は大きく広がっているはずです。

教育委員会曰く「コロナ休校の影響はない」ということだそうですが、3ヶ月休校にしても先生らは授業で履修したことにするだけです。

しかし「履修した」≠「生徒が理解した」です。

十分に理解しない消化不良のままどんどん単元が先に進むと積み残しの多い生徒ほど解らない範囲が広がり、さらにモチベーションが下がって学力格差が広がります。

勉強の消化不良を「学校のせい」「コロナのせい」と言っているようでは格差社会の底辺で生きてゆくしかありません。

こんな時の受験生ほどしっかりと現実を直視し、今やるべきことに全力を注ぐべきです。

子供たちには高級車に乗る人を見てぼやくのではなく、「どうしたら買えるか?」を考える人になって欲しいと思います。

ムダに大きいSUV車には何の興味もありませんが、格差が生まれる仕組みには興味ある塾長でありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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