皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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豊洲問題の楽しみ方
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5月に東京ビッグサイトで開催された教育ITEXPOの時に新都市豊洲まで行ってみましたが、今回なにかと話題の豊洲新市場もゆりかもめからよく見えました。

%e8%b1%8a%e6%b4%b2%e5%b8%82%e5%a0%b4建物の地下を盛土するはずだったのがコンクリートブロックで空間になっていたということです。

食べ物を扱うところをよりによって化学プラントの跡地にせんでもいーねかいよ?って思ってしまう一方で、報道を聞いていても何が論点なのか今一つよく解りません。

私が思うに1.「決定されたことと実際が違う」という内部コントロールの問題と2.安全性についての技術的な問題 がごちゃ混ぜで議論されています。

1.の問題は都の意思決定または情報共有の仕組みの問題でしょうからやむを得ない面は多々あろうかと思います。

行政と言わずどこの会社でもよくありがちな話ですからね。

私は実は建築士(たかが2級ですが)でもありますので、2.の問題を関心を持って見ています。

私の見るところあの地下ブロックの構造は技術的にはベストではないかと思います。

盛土にするとは決めたものの土を盛って建物を建ててしまえば、万が一土から有害な物質が出たとしたらまず手が打てません。

最悪市場そのものを再移転するような話になってしまうリスクはつきまといます。

本来、空間で分離するのが安全性とメンテナンスには最適です。

皆様の家も「布基礎」と呼ばれる基礎があって、床と地面の間には50センチくらいの空間があるはずです。

この空間があるので、地面からの水や湿気の影響を抑え、電気や給排水の設備を通しメンテナンスも容易にできるのです。

ただ豊洲の場合、おそらく雨水であろう水の流入があって水溜りになっていたのは絵的に非常にマイナスです。

清浄な水が当たり前の日本人にとって「濁った溜まり水」はイメージは最悪ですからね。

水というのは高いところから低いところにどんな小さな隙間からでも侵入するためコントロールしにくいものです。

しかし古民家の雨漏り修理と違って今回は新築です。

地下空間をドライに保つまでは予算が足りなったというのが本質的なところではないかと推定しますが、業者の手抜きなのか、都が知ってやっていたとすればそれが一番の問題です。

今となれば侵入経路を追及してシーリングすることと動力排水機能を追加することで決着するしかなく、そんなに費用のかかる対策ではありませんからチャッチャと出来そうなものですが、役所仕事ですからいつまでかかりますものやら。

これは小池新知事の腕前拝見のポイントでしょう。

私は都民でないのでどうでも良い問題ですが、結末を自分なりに予想しながら楽しんでおります。

では、また。☆彡

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