皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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家庭会話で身に付く学習習慣
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毎日毎日暑くて参りますね。
明日から夏期講習会が始まりますが、西日で前の路面の照り返しがきつい時間用に散水ホースを設置しました。
焼け石に水かもしれませんが、見た目だけでも涼しくなればと思います。
今日、車で走っていると、前の車の様子が何か変です。
フラフラしてスピードが遅くなったり早くなったり何とも危なっかしい運転です。
熱中症にでもなっているのかと心配になって追い越して見ましたが、およそ無教養な雰囲気(自分がそう感じただけですが)の若い女性のスマホながら運転でした。
下らないSNSかゲームに熱中していただけでしょう。
周りに迷惑を掛けないよう電柱にでも止めてもらえばいいのに。なんて思いました。
最近は、歩きスマホが危険ということで、江戸時代の思想家である二宮金次郎の像も座って読書する姿になっているそうです。
ところで、この二宮金次郎(尊徳)という人が一生懸命読んでいた本は何でしょうか?
「二宮金次郎という人はどんな人なんだろうか?」「どんな本を読んでいたのだろうか?」という疑問はネット時代、簡単に調べることができます。
問題は「なぜ?」とか「何?」とか疑問を持ち、それを調べる習慣があるかどうかです。
ちなみに薪を背負った二宮金次郎が読んでいた本は「大學」という本なんだそうです。
簡単に言えば、大學とは昔昔中国で書かれた「指導者としてあるべき姿を示すテキスト」です。
「大學の道は明德を明らかにするに在り」という文章で始まります。
「大學の道」とは、すなわち「人の上に立つべき人物となるために、修養すべき學問の道筋」という意味で、富山大学の「大学」もここから来ています。
「明德を明らかにする」とは、「世俗にまみれて濁ってしまった魂を磨き、本来の正しい心を取り戻しなさい」という意味なんだそうです。
私はこういう講釈を垂れさせたら天下一品の割に私生活は世俗の煩悩まみれだったイカサマ聖人君子を知っています。
また、「人間は本来108つの煩悩に悩む生き物だ」と言うお釈迦様の方に親近感を感じますので、自分は真面目に学ぼうとは思いませんが、一つだけ得る物があるとすれば、それは「明德を明らかにする」方法は「正しい習慣を身に付けること」ということです。
回りくどく言わなくても「正しい習慣を身に付けろ」って最初から言えばいいのにと思います。
お子様の成績が思わしくない場合、その多くはお子様が「勉強の習慣がついていない」状態といえます。
習慣を付ける方法として簡単な方法は、実は家庭の会話の中にあります。
ご家庭では、「何?」「なぜ?」という質問をすることを心がけましょう。
例えば、「夏ってなぜ暑いのだろう?」なんていう会話が成立すれば、高気圧の原理だとか地軸の傾きと公転の関係だとか理科の学習の知識に発展します。
中学生くらいになると「めんどくさ」って親の問いかけにもまともに応じてくれなくなりますので、子供が小さい時から「どうして?」「なぜ?」という会話を通じて正しい習慣を身に付けてゆくのが大事と言うことです。
要するに何にでも疑問を持ち、それを調べる習慣付が大事だということです。
今はスマホがありますから、何でも調べるのは簡単ですが、くれぐれもながらスマホはやめましょう。
では、また。☆彡
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