皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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信頼しあうことの大事さ
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先日、安倍総理が自民党の総裁選挙の地ならしに富山に来ました。

全国的にも大して珍しくもないチンチン電車に乗ってもらって森市長はご満悦だったそうですが、どんな意味があったのでしょうね。

安倍さんの対抗馬は石破さんですが、この方、頭が良くて実力がある割に今ひとつ人気がありません。

なぜでしょうか。

それは日本人の美学に照らして信用度が低いからではないでしょうか。

その大事なポイントは後述するとして、私がファンで読ませて頂いている関東のとある塾長さんのブログを一部引用します。

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家庭の子育ての方針はたくさんある。
お子様の成績が良いご家庭は、間違いなく、塾、習い事のスケジュールを第一にして、娯楽は二の次というご家庭であり、「お子様の勉強を最優先して投資をしている」といって過言ではない。
成績不振のお子様のご家庭に限って、塾の日程が決定しているのに、「どうせ塾に授業を変えてもらえばいい」といって、やれ旅行だやれ部活だと子供にとっての娯楽を優先する。
世の中には「約束」というモノがあり、約束は先にした方が優先である。
A君とデートの約束をしたのにB君とのデートが入ったからといってA君のデートを断ったら、その女の子はどんなに美人でも人間のクズだ。
世の中は例外なくこの法則にのっとっている。
お子様の成績が思わしくないと思ったら、まずは、ご家庭の、学業に対する姿勢を正すことから始めてみてはどうか?
 「正す」という意味がお分かりでないご家庭は、時間とお金が無駄なので塾に期待するのは止めた方がいい。
投資する順番は、お子様の学業、娯楽の順。
これが逆になっても何も感じないご家庭はハッキリ言ってどうかしている。
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毎回ずいぶんと辛口ですが、ズバリと核心を突いているのが好きです。

今回のブログで私が「なるほど」と感じたのは“約束の優先が世の中の法則だ”という部分です。

石破さんの話に戻りますが、この方は1993年に自民党が細川連立政権に負けて下野したときに小沢一郎氏と共に自民党を離党してしまいます。

その後、自民党に復党するものの、派閥を転々とするなど自民党の中では「裏切りモノ」と見る人が多く、それが信用が低い原因と言われています。

こういう人のことを日和見主義者、政治の世界ではオポチュニズムと言います。

形勢を伺いながら自分に都合の良い方を選択しながら生きる人です。

本人は賢く世渡りしているつもりでしょうが、この手の人物は結局得をしないことになっています。

日本人は軸をブラさない信頼関係を最も重視し、これが子供たちが将来、社会で活躍するために大事な考え方です。

全県模試と育英模試を天秤にかけて両方受験してみたり、塾を二股かけて通ってみたり、安易に塾を転々とする生徒が稀にいますが、こんな変節な日和見主義を賢い知恵と勘違いしている子供は何故か不思議とハッピーエンドにならないのです。

塾と生徒の関係は、医者と患者の関係に近いものがあります。

患者は医者を信じ、医者は患者から信じてもらえることで誠心誠意治療に当たるように、塾も生徒ご父兄に信頼してもらってはじめて志望する目標に向かって努力・発奮させてやることができるのです。

当然のこと、医者も塾も完璧な人はおらず、一長一短があります。

それを理解した上でお互いに信頼関係を構築することが大事であり、軽佻浮薄、軽挙妄動な行動は一理もありません。

この先、この法則が総裁選や子供の将来に合うかどうか占っている塾長でありました。

では、また。☆彡

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