皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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「やる気」と「慣性の法則」
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4月にあった中教研試験(中1は入学おめでとう試験)の順位が発表されました。

中1は分布の塊が非常に大きいのであまり順位に神経質になる必要もありませんが、中2,3はこれを一年のベンチマークにして目標設定して行く必要があります。

とりあえず月末の中間試験は範囲が狭いので高得点が取りやすい試験です。

GWや修学旅行などで気のゆるんでいる人も多いので一気に弾みをつけるのには格好のチャンスです。

と、分かっていてもなかなか動けないのが人間です。

「やる気がないから動けない」という考え方をちょっと今日から変えてみましょう。

 

ご父兄様と話をすると子供が勉強するモチベーションが上がらないということに皆さん悩まれます。

どうしたら子供のモチベーションは上がるのでしょうか。

こどもの立場を大人の立場に置き換えて考えてみるとよくわかります。

子供の「勉強」は大人にとっての「仕事」に相当します。

毎日やる気にあふれて仕事が出来れば言うことありませんが実際はどうでしょうか。

食べるためには仕事をしなければならない。
老後が不安だから貯金するために仕事しなければならない。

多くの大人は「~しなければならない」というモチベーションとはかけ離れた強迫観念に近い思いで日々過ごしていると言われます。

普段そんな考えで支配されていてはどうしても「勉強はしなければならないもの」と捉えてしまうのはむしろ当たり前かもしれません。

仕事でも勉強でもやる気=モチベーションが下がっていると行動に移れないものです。

どうやったらモチベーションを上げるかですが、少し発想を変えてみる必要がありそうです。

「モチベーションが上がらないからやれない」のではなく、「やらないからモチベーションが上がらない」と考えるといいそうです。

つまり「モチベーションが行動させる」のではなく「行動がモチベーションを上げる」と順序を逆に考えてみるのです。

「最初は気が進まなかったが、取り組んでいるうちに面白くなってきたり、はかどってきたりした」ということは案外多いのではないでしょうか。

これは、物理では「慣性の法則」と言います。

動き出しが最も力を必要としますが一旦動き始めてしまえば、その勢いを利用して進むことができるようになるものです。

例えば、「面倒くさくて手を付けていなかった掃除や片づけをやり始めたら最後までやってしまった」という話です。

何事もスタートが最もパワーを必要としますので、「アレコレ考えずにとりあえずやる」のが一番有効な手段というわけです。

最もスイッチの入りにくい最初の10分だけでも我慢して集中することです。

勉強でも仕事でも「最初の10分の我慢」が「やる気スイッチ」だと思います。
では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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sawaki