月別アーカイブ: 2019年2月
県立高校倍率の見方
2019年2月26日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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県立高校倍率の見方
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今年の県立高校の受験倍率が発表されました。
高いところでは、呉羽高校、北部高校、いずみ看護、工業高校が目につきます。
一方で、私が高倍率を予想した、富山高校、南高校、いずみ総合は見事に外れました。
大変申し訳ありません。
南といずみを志望していたが自信がなくなった生徒が北部にスライドしたのでしょうか。
根拠はありませんが、私はこの妙に平準化した倍率を見て、今年から学校側の倍率調整機能が働いたように感じます。
そうならそうで中学校の人数枠に入ることが来年からの努力目標になるので、来年からの受験生は指標が分かりやすいといえばわかりやすくなります。
それはともかく、問題は受験生はこの結果をどう見るかです。
一言で言えば、各学校毎それなりの“少数激戦”になったと思います。
どこもどんぐりの背比べ的な1点を争う競争と言うことですから、倍率が予想より低いからと言って油断はできません。
また、考え方によっては少々無理をして受験する生徒にとってはチャンスと言えます。
通常全体の2割程度は「ダメ元」的な生徒と言われますが、仮に1割だとしても大きなチャンスです。
こういう時は「何が何でも突破してやる!」と気合を入れた者が勝ち残れます。
残りの9日を死ぬ気で頑張ろう!
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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ご意見やご質問なんでもお気軽にお寄せください。
よろしくお願いします。
平成の次の危機は
2019年2月25日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
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平成の次の危機は
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最近、飲食店のアルバイトのスマホからSNSへ不適切な動画を投稿する事件が話題になっています。
何でもアリだった昭和ならこれほど大騒ぎにはならなかったのでしょうが、時代はあと2ヶ月で平成から新しい年号に代わります。
私は皇太子殿下と同じ学年です。
昭和で30年、平成で30年生きて来た私から見れば、時代はどんどん予測不能な方向に流れていることを感じます。
スマホと言えば、最近、小中学校へスマホの持ち込みを禁止していた文部科学省が、方針を見直す検討を始めるという報道がありました。
学校へのスマホの持ち込みは、地震などの際に、生徒の安否確認や連絡に支障があったことから、大阪府を皮切りに携帯の持ち込みを許可する方針が出始めたことがきっかけです。
今回の報道に教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏は言を極めて批判しています。
尾木ママは「学校任せ 家庭任せ 子ども任せ なんと無責任で無警戒なことか。免許を持たない小学生にスポーツカーで高速道路を走ることを許すようなものだ。」と言います。
皆様はどうお感じになりますか?
地震が発生した時の連絡は確かに大事かもしれません。
しかし、ものには限度があると思います。
ただでさえ授業が成り立たたない学校が増え、家でもスマホ漬けで学力が低下する中、私は「学校へのスマホの持ち込み禁止」が教育行政の良識ある唯一最後の砦だと思って見ていました。
もはや愚策以外の何者でもありません。
スマホは携帯電話ではなく、電話機能もついた“おもちゃ”です。
学校側は授業崩壊と不適切な投稿の横行等々、起こり得る問題の責任を放棄せざるを得ないでしょう。
つまり「あなたの子供の成績がどうなろうが、トラブルが起きようが知ったこっちゃありません。」となります。
塾業界には学校の教育現場が崩壊して学習補完ニーズが増えることを密かに歓迎している人もいるでしょう。
しかし私はマイナス要素を懸念します。
親は子供らの言うままおもちゃを買い与えざるを得ないまま、管理責任は学校に求め、学校に期待できない学力向上は塾に求めるという構図になるのは明らかです。
当塾でも学校帰り派の生徒はスマホは当然持っていませんが、一旦家に帰ってから出直し派はしっかりとスマホやタブレットを抱えてやってきては休憩中はスマホゲームに熱中しています。
近所の某個別指導塾では先生が子供らとネット対戦ゲームをやって子供ウケを狙っているというところもあるという噂も聞きます。
そんな世の中になって、はたしてマトモな進学指導などできるかどうかまことに不安です。
平成の次がどんな時代になるのか全く予測不能な塾長なのでありました。
では、また。☆彡
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その塾の差別化ポイントは何ですか?
2019年2月21日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
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その塾の差別化ポイントは何ですか?
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今日は北日本新聞に春期講習会のチラシ折込の申込に行きました。
婦中町の鵜坂のセンターですが、一年に3回持ってゆくと女性事務員さんも私の顔を覚えてくれたようで愛想よく対応してくれるのがうれしいですね。
月並みな桜の花のデザインを若葉に代えただけで中味は代わり映えしない内容ですが、こればっかしは1年に春夏冬の3回のお約束です。
来週火曜日に一回だけ折り込みますので是非ご覧ください。
まだまだ受験はこれからが本番ですが、塾業界は既に新年度に向けた動きが活発化しています。
テレビCMや折込チラシが入り出しています。
「春からどこか塾にでも」とお考えの方はこの機会に学習塾のチラシを集めてみてください。
ホームページを検索してみてもそうですが、大体みんな似たようなフレーズのオンパレードです。
「ひとり一人を丁寧に」とか「勉強の仕方が分かる」とか「やる気にさせる」とか…どこも大差ありません。
賢明な方はそんなキャッチフレーズには騙されることはないとは思いますが、何を見れば良いかと言うと今ひとつわからないと思います。
カギは「差別化ポイント」の見極めです。
要するにその塾の「売り」は何か?ということです。
私がコンセプトにしている差別化ポイントは何だろうか?大手も含めて近所の塾と「ここだけは違う」と言えるものは何だろうか??と考えてみました。
「厳しい塾」?うーん 確かに厳しいと言えば厳しいのかもしれませんが、何か違います。
色々考えた結果、あまりキャッチ―なコピーとは言えませんがやっぱりこれです。
それは『演習量NO,1の塾』です。
生徒の通いやすさと効率を考えて導入授業(予習のことです)は映像教材を補助的に採用していますが、定期試験対策のための復習から受験対策まで茗溪進学会は圧倒的な演習量でゴリゴリしごくのが最大の特長です。
生徒の成績は演習量と絶対的に相関関係があります。
私はその経験で、とにかく生徒には徹底的に問題を解いて解いて解きまくらせる方針です。
おそらく演習量では絶対他塾に負けない自信があります。
「やらなくちゃ」とは思っていても家で何をしていいのか解らない」という人にはぴったりだと思います。
成績は関係ありません。
やらなければならないという気持ちがちょっとでもあったら大丈夫です!
こういうブログを書きながら、夏のチラシは「ゴリゴリ演習NO,1の塾」なんてフレーズでリニューアルしようかと思っている塾長なのでありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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「がっかり」がダメなわけ
2019年2月15日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
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「がっかり」がダメなわけ
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競泳の池江選手が自ら白血病であることを公表しました。
来年の東京五輪では金メダルの有力候補だっただけに大きな衝撃を与えています。
まだ18歳と言えば、私の場合は年齢的には子供より孫娘に近いだけに、気の毒でなりません。
実は私も16年前に父をその病気で亡くしています。
本人や家族の気持ちを考えるとどんな言葉も出てきません。
白血病は最近の先進治療ではかなりの率で完治するそうですから、一日も早い復帰を願うしかありません。
このことで批判を集めているのが、桜田義孝オリンピック・パラリンピック担当大臣です。
「金メダル候補ですから。本当にがっかりしております。」という発言が物議を呼びました。
「配慮を欠く」とか「悪意はないから問題ない」とか色んな意見があるようですが皆さまどう感じますか?
手元の辞書で「がっかり」と引くと、「失望して気落ちする様」とあります。
日本語は本当に難しいですね。
たしかに意味的には間違いないのですが、どうして「がっかり」がいけないのでしょうか。
人は皆、勉強でもスポーツでも仕事でも努力することで、自分を応援してくれた人が喜ぶのが何よりの励みになります。
人間は誰しも良心を持っていて、「人を喜ばせたら、自分もうれしくなる」仕組みだからです。
自分が他の人の喜びになることが一番の幸せになるということは、逆を言えば他人を失望させることが一番の不幸ということになります。
「がっかり」という言葉は「あなたは他の人を失望させた」ということです。
こんな言葉が不適切と言わずして何というのでしょうか。
さて、今日は私立高校の合格発表がありました。
本命の県立高校の志望校を決めるための大事な結果だったのですが、目標点数に遠く達していないのにいつもの調子で騒いでいる生徒がいたので心を鬼にして言いました。
「これじゃあ、○○高校は無理だわ。おまえ、考え直したほうがいいかもよ。」って。
生徒に嫌われることは百も覚悟です。
あと20日を必死で努力してもらい、毎日応援しているご両親、祖父母を喜ぶ顔を見せてあげたいからなのです。
そうして自分の努力が誰かを喜ばせることを体験できればまた、次の頑張りになります。
間違っても「がっかり」なんて言葉はだめですよ。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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推薦入試って本当に必要なの?
2019年2月13日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
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推薦入試って本当に必要なの?
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昨日は富山県立高校の推薦入試がありました。
当塾からも何人か受験しましたので、無事の合格を祈ってはいるものの、ホンネを正直言うと推薦入試というものの存在理由が今一つよくわかりません。
本来の意味は、受入れる学校側が「ペーパー試験だけでは測れない生徒の可能性が評価できる場合に特別に合格を認める制度」のはずです。
ワンパターンな質問と模範回答を練習した生徒の一体何を見て判断するのでしょうか。
問題は受ける側の動機です。
親子ともども「推薦がダメでもチャンスが2回ある」とか「受験しないで済むので楽そう」といった理由で受ける人が多いようです。
さらに酷いのが「成績が悪くても先生に推薦を取り付ければいい」と意味をはき違えている御父兄です。
何年か前、試験成績は全然届かないのに部活動や生徒会活動を熱心に頑張って探求科推薦を狙わせると理解不能な事を言われるご父兄様がおられました。
世の中そんなに甘いものではありません。
そういう方がよほど多かったのか、その後、中部と富山は探求科の推薦入試を廃止しました。
当然です。
やはり優秀な学校を目指すには先生ウケを狙った努力ではなく、しっかりとした勉強の努力が必要ということです。
あと、今年もいずみ高校の看護科が推薦入試の高倍率でした。
安定した収入が狙える看護師の資格が狙えるということで人気が高いのは分かります。
しかし、生徒自身が、本当に、将来厳しい看護師として耐える覚悟を持って臨んでいるのかは疑問です。
看護科は通常の一般教科に加えて専門的な医療関係の勉強も大変です。
暗記しなければならない専門用語の多さは学校のテキスト一つ見てもよくわかります。
推薦入試で入って来た生徒の多くがハードな勉強に意欲を失い脱落してしまうそうで、教師の悩みの種にもなっているという話を聞いたことがあります。
「食いっぱぐれがないから」というだけの発想では逆に子供を苦しめることもあるのです。
推薦合格を狙う人全員が全員、甘い考えを持っているとは言いませんが、私が疑問を持つ理由を少しはお分かりいただけるでしょうか。
子供に受験の苦労をさせたくないという気持ちは分かりますが、子供を本当に幸せにしたいのであれば安易な道ではなくむしろ厳しい道を歩かせるべきです。
私は推薦合格を貰って心から喜ぶ生徒の顔をあまり見たことがありません。
やっぱり私はハラハラドキドキの合格発表で自分の番号を見つけて泣いて喜んで貰いたいのです。
中学の先生は公立高校であれ、私立であれ推薦入試を奨めてきますが、それは立場上のものであり、子供の将来を考えたものかどうかは疑問なのです。
毎年このニュースを見ると心が複雑になる塾長でありました。
では、また。☆彡
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成績が良い子供を育てる条件(その2)
2019年2月7日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
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成績が良い子供を育てる条件(その2)
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今日は富山第一高校の入試が実施されています。
滑り止めとして受験する生徒がほとんどですが、県東部で普通科に進学する生徒は全員が受験する試験ですので、成績特に順位は最終的な県立高校受験の指標としては大変重要です。
茗溪進学会の中3はほとんど全員が既に受験する高校を決めているようですので今日は落ち着いて実力を発揮してくれるものと期待しています。
さて、前回のブログで、「成績の良い子供を育てる上で一番大事なのが「子供を素直に育てる環境」で、一番重要なのが家庭環境だ」と書きましたが、今日はその続きです。
お子様をへそ曲がりな子にしないためには、親の行動が重要と言いましたが、どういうことでしょうか。
まず、“素直な性格”とは、言い換えれば他人、特に子供の場合は大人の言葉を真っすぐに受け止める力が強いことです。
学校や塾で先生の言葉をそのままストレートに受け止めることができる子です。
素直な子は先生の言うことをそのまま理解するので、学力も素直に伸びるという道理です。
逆に素直でないへそ曲がりな子は、耳に入って来た言葉をストレートに受け止めることができません。
聞いた話が腹にストンと落ちないので消化されず頭の栄養にならないので成績が上がらないのです。
ではへそ曲がりな子にしないために、親は何に気をつければ良いのでしょうか。
一番大事なのが「円満な夫婦関係」と言われます。
相手を否定し、口論が多い両親をいつも間近で見ている子供は、どちらの味方をしてどちらを信じていいのかわからなくなってしまい、無意識のうちにへそ曲がりな子供に育ってしまうそうです。
大きくなっても他人の言うことを素直に受け止められない否定的、自虐的、揚げ足取りな性格になってしまうのです。
また、親が子供の将来を心配するあまり、右往左往する姿を見せるのも子どもには良い影響を与えません。
例えば無責任なネットの書き込みに動揺して志望校をコロコロと変えたり、「合わない」と塾を転々と変えてみたりする方がいます。
子どもの動揺は親以上です。
子供は自信を喪失し、精神的に落ち着きません。
先日、「親が動揺して直前に志望校をランクダウンしたとき、不合格の悪夢が現実になることがある」と書きました。
まさにこのパターンです。
後はやはり普段から誠実で几帳面な生活態度を親自身が実行する後ろ姿を見せることです。
子供に真面目さを求めておきながら親がだらしない生活態度ではお話になりません。
「夫婦仲良く」「右往左往しない」「几帳面な生活態度」が子どもを素直な子に育てる3大法則です。
最後に一つ勘違いしてはいけないのが「素直な性格」と「疑問を持たないこと」を混同しないことです。
私の高校の同級生だったノーベル化学賞の田中耕一君は高校時代はいつも誰も思いつかないような訳のわからない質問を先生にぶつけまくっては先生を困らせていたものです。
先生の言うことに疑問を持つということと、へそ曲がりは別物という何よりの証拠です。
勉強に意欲が高い子がする質問と、へそ曲がりの質問は根本的に違います。
「どうして勉強なんかしないといけないの?」「どうして日本人が英語を勉強せんならんの?」「こんなことを覚えて将来何の役に立つの?」なんて疑問はどちらのタイプの子かわかりますよね。
お子さんの学力の大切さは今日のような高校受験の時に初めて気付くものです。
是非、今から素直な心を持った子に育ててあげてください。
では、また。☆彡
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成績が良い子供を育てる条件(その1)
2019年2月5日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
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成績が良い子供を育てる条件(その1)
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2016年の3月に始めたこのブログも来月で4年目を迎えようとしています。
つれづれなるままに思うことを好き勝手に書いているだけのものですが、アクセス数はチビチビと増えてきています。
この調子で塾の業績も右肩上がり・・と行きたいところですが、何故かそうは問屋が卸さないのが現実というものなんですね。
昨今、世の中の情報はネットからがほとんどですが、実際は広告宣伝か薄っぺらい情報ばかりでホントに知りたい核心的なものは乏しいものです。
無責任で独断と偏見に満ちたブログではありますが、キワドイことを書いている分それなりに存在意義っぽいものもあるのかもと素直に喜んでおります。
このブログで一番の人気が2年以上前に書いた「附属中の生徒がデキる本当の理由」というコラムです。
どなたが訪問されているのかわかりませんが、やっぱり何かヒントになるものをお求めの方が多いという証拠なのでしょうか。
「なんだコイツ、見てきたようなことを偉そうに書きやがって」と思われる人もおられるかもしれません。
一応私も中と外から長年見てきて、世代を超えて普遍的な要素があると自信を持って書いています。
ブログの中身ですが、一言でいえば「成績は子供が育つ環境次第」ということを書いているだけです。
少なくとも勉強のやりかたの差ではないのです。
よくいらっしゃるのが、「うちの子は勉強の仕方がわかっていないから成績が悪い」と本気で言われるご父兄です。
ゴルフで言えば120を切れない人がクラブのせいにしているようなもので、大きな勘違いをされておられるようです。
成績の良い子供の共通点を一つ挙げるとしたら何だと思いますか?
それは「素直さ」です。
これは世の教育関係者であれば全員完全に一致する意見です。
親の言う事、先生の言う事を素直に聞いて勉強して成績が悪いわけがないのです。
では附属の生徒はそんなに素直なのか?という事になります。
実は答えは「YES」です。
理屈っぽい講釈を垂れて親や先生をやり込める“こましゃくれた”子供は確かに多いのですが、反発して勉強から逃避行する生徒はいません。
態度は生意気でも言われたことは素直に理解していますから勉強は自立してガッチリやりきる生徒がほとんどなのです。
「へそ曲がりで素直でない性格」と「理屈っぽい生意気な性格」を混同している方がよくいますが、全くの別物です。
附属は横に置いておきましょう。
成績の良い子供を育てる上で一番大事なのが「子供を素直に育てる環境」ということですが、環境の中で一番重要なのが家庭環境だと思います。
お子様にとっての家庭環境を作る最大要素とは何でしょうか。
そうです。最後はやっぱり「親」になってしまうのです。
昔から「子は親を写す鏡」と言いますが、へそ曲がりな子にしないためには、親の行動が重要です。
次回はその内容を少し紹介してみたいと思います。
さて、今週は第一高校の入試があり、生徒らの雰囲気もだいぶピリピリしてきました。
普段から無駄に口数が多く、騒がしい子供も何故か急に素直ないい子になるのです。
特に進学高校を志望する生徒らにとっては第一高校の受験成績番数は大きな指標になりますから素直に勉強して当たり前です。
普段からこのくらい素直で真剣に勉強してくれればいいのですが、受験は子供を大人にするステップでもあるのだと思いながら発破をかける塾長でありました。
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さきどり数学講座 ~3月 計5回の全17回
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