皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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成績が良い子供を育てる条件(その2)
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今日は富山第一高校の入試が実施されています。

滑り止めとして受験する生徒がほとんどですが、県東部で普通科に進学する生徒は全員が受験する試験ですので、成績特に順位は最終的な県立高校受験の指標としては大変重要です。

茗溪進学会の中3はほとんど全員が既に受験する高校を決めているようですので今日は落ち着いて実力を発揮してくれるものと期待しています。

 

さて、前回のブログで、「成績の良い子供を育てる上で一番大事なのが「子供を素直に育てる環境」で、一番重要なのが家庭環境だ」と書きましたが、今日はその続きです。

お子様をへそ曲がりな子にしないためには、親の行動が重要と言いましたが、どういうことでしょうか。

まず、“素直な性格”とは、言い換えれば他人、特に子供の場合は大人の言葉を真っすぐに受け止める力が強いことです。

学校や塾で先生の言葉をそのままストレートに受け止めることができる子です。

素直な子は先生の言うことをそのまま理解するので、学力も素直に伸びるという道理です。

逆に素直でないへそ曲がりな子は、耳に入って来た言葉をストレートに受け止めることができません。

聞いた話が腹にストンと落ちないので消化されず頭の栄養にならないので成績が上がらないのです。

ではへそ曲がりな子にしないために、親は何に気をつければ良いのでしょうか。

一番大事なのが「円満な夫婦関係」と言われます。

相手を否定し、口論が多い両親をいつも間近で見ている子供は、どちらの味方をしてどちらを信じていいのかわからなくなってしまい、無意識のうちにへそ曲がりな子供に育ってしまうそうです。

大きくなっても他人の言うことを素直に受け止められない否定的、自虐的、揚げ足取りな性格になってしまうのです。

また、親が子供の将来を心配するあまり、右往左往する姿を見せるのも子どもには良い影響を与えません。

例えば無責任なネットの書き込みに動揺して志望校をコロコロと変えたり、「合わない」と塾を転々と変えてみたりする方がいます。

子どもの動揺は親以上です。

子供は自信を喪失し、精神的に落ち着きません。

先日、「親が動揺して直前に志望校をランクダウンしたとき、不合格の悪夢が現実になることがある」と書きました。

まさにこのパターンです。

後はやはり普段から誠実で几帳面な生活態度を親自身が実行する後ろ姿を見せることです。

子供に真面目さを求めておきながら親がだらしない生活態度ではお話になりません。

「夫婦仲良く」「右往左往しない」「几帳面な生活態度」が子どもを素直な子に育てる3大法則です。

最後に一つ勘違いしてはいけないのが「素直な性格」と「疑問を持たないこと」を混同しないことです。

私の高校の同級生だったノーベル化学賞の田中耕一君は高校時代はいつも誰も思いつかないような訳のわからない質問を先生にぶつけまくっては先生を困らせていたものです。

先生の言うことに疑問を持つということと、へそ曲がりは別物という何よりの証拠です。

勉強に意欲が高い子がする質問と、へそ曲がりの質問は根本的に違います。

「どうして勉強なんかしないといけないの?」「どうして日本人が英語を勉強せんならんの?」「こんなことを覚えて将来何の役に立つの?」なんて疑問はどちらのタイプの子かわかりますよね。

お子さんの学力の大切さは今日のような高校受験の時に初めて気付くものです。

是非、今から素直な心を持った子に育ててあげてください。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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