月別アーカイブ: 2017年2月
高校の倍率をどう読むか
2017年2月28日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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高校の倍率をどう読むか
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昨日、県立高校の倍率が発表されました。
私はかなり勝手な推定ではありますが、何を読み取り、何をすべきかという本質を考えてみました。
特に現中2の生徒ご父兄には重要です。
まず、中部高校と富山高校ですが、探求化学科に志望が集中して普通科が定員割れです。
「探求で漏れても普通科に行けるから、探求に出しとこう」という人が多かったのでしょう。
探求で不合格でもそのまま普通科にスライドさせて判定するようですが、いくらなんでも今年の中部みたいなのは異常です。
何のために二つの科を設けているのか意味がありません。
深読みし過ぎかもしれませんが、来年あたり高校側も何か手を打ってくると読みます。
実は昔は倍率と生徒レベルを適正化する目的で理数科から普通科にスライドする場合に減点がありました。(と言われています)
理数科で不合格だった人はハンディを負って普通科の受験生と一緒に判定されるわけですから、場合によってはグロスで勝っていてもネットで不合格になる生徒もいたのです。
そのため、自然に理数科を受ける人数が是正されていたわけです。
私は来年は特に探求科を志望しない生徒は普通科を第一志望にしておくのが無難だとみます。
くどいようですがこれは私の勝手な推論ですよ。念のため。
また、南高校が1.44倍と高倍率です。
昨年の大学進学実績が飛躍的に伸びた背景には柔軟でモチベーションアップに力を入れている学校指導があると思います。
進学高校は大学進学実績が来年の倍率を占う大事なデータになりますから目が離せません。
倍率が高いことが受験の合否判定にどのように影響するかは案外知られていません。
倍率が高いと点数の判定のライン皆さまが想像するほど極端にアップするわけではありません。
アップするというより、「合否ライン」と言われている点数により厳格に近づくといったほうがいいかもしれません。
かねてから申し上げていますが、高倍率になるとモノを言うのが「内申点」です。
南高校を例に挙げれば、仮に上から定員の230番目でラインを引いた点が200点満点で135点だったとしましょう。
点数で上位2割ほどに入る139点以上の生徒は受験の点数だけで合格決定となりますが、おそらく132~138点あたりの生徒が内申点判定に持ち込まれます。
同じようなレベルの成績の生徒が集まるのでかなりの割合の人数が内申点と受験点数の合計点での判定になるわけです。
その内情は中学の先生は把握されているので、受験校を絞る時に「内申点が足りる、足りない」という言い方をするのです。
いずみ高校や南高校など高倍率が予想される高校を志望する生徒にとって内申点対策が極めて大事な要素だとお判り頂けるでしょう。
内申点は①定期試験の点数、②提出物、③授業態度(先生の印象)の順で99%決まります。
生徒会活動と部活動はほぼ無関係です。
折角実力があっても「内申点が足りない」と言われるのは実にかわいそうなことです。
現中1、中2のご父兄様方はこの1年間の心構えと定期試験対策への取り組みが一番大事だということをしっかりと認識なさってください。
「先んずれば人を制す」。ご不安なご父兄様はお早めにお問い合わせください。
では、また。☆彡
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自分に保険をかけるべからず
2017年2月27日 ブログ
皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
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自分に保険をかけるべからず
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週末は国公立大の前期試験があり、受験シーズンも終盤になってきました。
今日、県立高校の倍率が発表されました。
私の予想通り、昨年の大学進学実績で大躍進した南高校が1.44倍と高倍率になりました。
富山高校、東高校は昨年の倍率から若干下がったところを見れば南高校の人気復活といったところでしょうか。
茗溪進学会からも昨年の春、南高校から3人の国立大合格者が出ました。
塾の指導は全員同じですが、高校の指導力の力の大きさがモノを言うということを実感します。
今年の南高校の受験はハイレベルな激戦になるのではないでしょうか。
新川地区で魚津高校はじめ普通科が3校定員割れしており、上位者の富山方面への集中傾向は続いているようで、富山地区の普通科激戦の一因となっています。
持論ですが、高校は通過点でしかありません。
結果がどうあれ、上を目指して努力してもらいたいと願います。
さて、通常受験生は、高校でも大学でも本命の受験校以外に滑り止の学校を受験します。
目的は「リスクヘッジ」です。
この「リスク」の正体とは何でしょうか。
それはきっと「不合格」という精神的に傷つくことへの前もってのリスクヘッジではないでしょうか。
滑り止めは「場慣れ」とか「力試し」という目的もありますので全面的に否定はできません。
でも、もし「傷つきたくないための保険」だとしたら、行きたくない学校の受験などあまり意味がないのではないかと思います。
むしろ場合によってはそんな保険自体がリスクではないかと思うくらいです。
なぜなら高校や大学受験で回避できたとしても人生において心のリスクは連続します。
就職試験で不採用になって傷つく「リスク」
昇格で同期に先を越されて傷つく「リスク」
好きな人に振られて傷つく「リスク」・・人生は常にリスクと隣り合わせです。
それを乗り越えながら生きてゆくから人間は成長し、人生は味わい深いものになるのでしょう。
サッカー選手の本田圭佑は「どうなるか分からない不安定の中にあえて飛び込んだとき、本当に手に入れたいものを手にした」と言います。
求める精神的な安定が大きいものほど、それを手にするまでの不安は大きいものです。
でも、本気でそれを望むのであればそのリスクを引き受ける覚悟がないと手にできません。
自分に保険をかけてはいけません。
親御様としては我が子を傷つけたくない気持ちは分かりますし、なかなか難しいところではあります。
まだまだ、風は冷たく、本格的な春の到来はもう少し先のようですが塾生たちに早く春が来るよう祈る毎日です。
では、また。☆彡
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心を鬼に
2017年2月24日 ブログ
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心を鬼に
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私立大学の合格発表がどんどん行われています。
高3の塾生の合格報告も随時聞いています。
本命大学は国公立でも合格を決めた顔は晴れやかです。
結果は後日機会がありましたら国公立と合わせてお知らせするとして、今日はちょっと嬉しいメールがタイから届きました。
タイには日系企業が多く進出しています。
とある会社のタイの現地法人の社長は私の友人なのですが、今回息子さんが慶応大学に見事合格したという報告でした。
タイは2011年7月にチャオプラヤ川が洪水で氾濫し、3か月以上に渡って大きな被害が出ました。
多くの日系企業が浸水被害を受け、日本国内の生産活動も大きな影響を受けました。
そのときバンコクの日本人学校が休校となり、一時帰国していた当時中2だった息子さんをしばらくの間、塾で学校代わりにお預かりしていたことがありその子です。
その息子さんですが、実は昨年東京で一人暮らしの浪人生活を送っていたそうです。
大学全入時代、どこかの大学に入ることはできたはずです。
父親は「無理して浪人まで」と思ったそうですが、奥様が安易な妥協を許さなかったそうです。
心をを鬼にした判断が結果的に正解だったわけです。
息子を東京に一人残して祈った両親はその知らせを聞いてどれだけ嬉しかったことでしょうか。
孟母三遷の教えの如く、母は強くあるべきです。
先日もブログで書きましたが、やっぱり挫折が人間を大きくしてくれるのですね。
さあ、明日から国公立大の前期試験です。
大いに今までの努力の成果を発揮してもらいたいと思います。
では、また。☆彡
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現代世相で歴史探訪しましょう
2017年2月23日 ブログ
皆さんこんにちわ。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
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現代世相で歴史探訪しましょう
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明日まで地元中学は学年末試験です。
先日行われた学年最後の実力試験では塾生たちは大いに頑張ってくれました。
中1は学年1位が出たのを筆頭に半数の生徒が自己最高番数を更新してくれました。
2年生は半数の生徒が山室中換算で上位10%に入る大健闘でした。
この調子で期末試験を頑張り、また嬉しい報告を聞かせてもらいたいものです。
さて、テレビでは連日、金正男氏の暗殺事件が取り上げられています。
謎が謎を呼び、果たしてこの先どうなっていくのか全く分からない状況です。
私はこの事件をきっかけに、極東情勢が安定化の方向に向き、さらには拉致問題解決までつながることを期待しながら見守りたいと思います。
しかし自分の権力基盤を脅かす可能性のある人間を次々と闇に葬る姿はまるで日本の戦国時代の家督争いの構図そのままですね。
今後の展開がどうなるか、日本の歴史に照らして予想してみましょう。
パターンとして室町幕府の末期が近いかもしれません。
14代将軍だった義輝が永禄の変で三好一族に暗殺され、世の中は混迷を極めます。
その時現れたのが「織田信長」です。
信長は将軍不在の世を平定する名目のもと、暗殺された義輝の弟「足利義昭」を奉じて上洛を果たします。
室町幕府は歴史の教科書では「滅亡」とされていますが、決して政変で滅亡したわけではなく、信長に代わって実権を持った秀吉が将軍となった足利義昭から引き継いで世の中を治めたわけで、どちらかと言えばハッピーエンドでした。
義昭は信長に擁されて将軍になりましたが、政治目的に利用されただけで、結局京都から追われてしまいます。
しかし最後は秀吉から大名として認められ、豊臣政権下で手厚く遇され余生を送ったとされています。
今回の事件では暗殺された正男氏には優秀な息子がおり、彼が混迷収拾のキーパーソンになる可能性があると言われています。
どこの国が“信長”役で上洛を果たし、誰が“秀吉”役でこの国を治めてゆくことになるのでしょうか?
秀吉も秀頼の政権基盤を守るため親族を次々と粛清したので、結局歴史は繰り返されるだけなのですが。。
そんな歴史を探訪しながらニュースを見るとまた興味深く見れますね。
中1の学年末試験ではちょうど室町時代が試験範囲になります。
せっかくの機会ですから歴史の勉強にもなりますし、少しはこの時代のことを知ってみてはいかがでしょうか。
では、また。☆彡
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問題を先送りしないことが愛情
2017年2月21日 ブログ
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富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
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問題を先送りしないことが愛情
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東芝が不正会計事件から始まって原発事業の業績悪化で大揺れです。
東京の某超エリート大学から東芝に入社した同級生が一人いますが、先日会った時はさすがに心なしか青い顔に見えました。
文字通り「一寸先は闇」ですね。
さて、今週末は国公立大学の前期試験があります。
高3の親も生徒も本音は「もう早く終わってくれ」という気持ちがピークでしょう。
また同時に今週は私立大学の入学金納付の期限でもあります。
国公立試験の前に滑り止めの保険料を取ってしまうわけで、親御様の神経の消耗もピークでしょう。
私は国公立勝負が基本軸なので生徒たちには私立大学の中身まではあまり細かく聞きません。
それでも昨日は生徒たちと話をするうちに、入学金の話になりました。
一人の生徒が「〇〇大には合格したけど、入学金が120万、年間授業料が180万もかかるし、親に「やめてくれ!」と頼まれたからやめた。」
ビックリしてしまいますね。
県外の大学なので行ったら仕送りも別に必要です。
仕送りだけでも大変なのに入学金と授業料がこんなにかかるものを「さあさあ、納めておかんと後悔するよ。」と言われるわけです。
国立に合格すればむざむざ何十万、百何十万ものお金を無駄にしなくても済む。
でももし失敗したら・・
全国の親御様の悲鳴が聞こえてきそうです。
まだ大学受験が将来の小中学生の親御様はあまり現実的には捉えられない話かもしれません。
でも、その判断に苦悩する日はほぼ確実にやってくるわけです。
全入時代ですから誰でもお金さえあれば大学生になれるかもしれませんが、東芝を例に挙げるまでもなく世の中一寸先は闇です。
問題を先送りにしてはいけません。
今のうちにお子様に出来ることをしてあげることです。
子供に親の懐具合を心配させたり、選んだ道を後悔させたりしないのが本当の愛情だと私は思うのですが、いかがでしょうか。
では、また。☆彡
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挫折は最大の原動力
2017年2月17日 ブログ
皆さんこんにちわ。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
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挫折は最大の原動力
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12日にアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」が大会の最終日にドイツを破って、前回のソチ五輪に続いて2大会連続のピョンチャンオリンピックへの出場権を獲得しました。
アイスホッケーはあまり大きな脚光を浴びることのない競技ですが、やっぱり興味深い秘話が裏にありました。
今回、私が紹介したいのは35歳で最年長のFW小野粧子選手です。
終始ゲームをリードしたこのベテラン選手こそアスリートのお手本なのです。
北海道生まれの小野選手は7歳の時から始めたアイスホッケーで持ち前のスピードとパスワークで日本代表選手を長年続けていました。
オリンピック出場を夢見て日本代表選手として予選に挑戦すること3回。
2002年のソルトレイク、2006年トリノ、2010年のバンクーバー いずれも予選敗退で涙を飲みます。
自らの限界を感じた小野選手は代表を引退し、故郷の北海道へ戻って蕎麦屋さんで働き始めます。
そんな経験を積みながら次第に力を付けていた女子チームは次の2014年のソチ大会で始めてオリンピックへの出場を果たします。
ソチ大会でリンクを滑る日本女子チームの姿を蕎麦屋のテレビで見ていた小野選手の心に再び炎が灯ります。
「やっぱりオリンピックに出たい。もう一度挑戦しよう。」
年齢は32歳。アスリートにとってピークはとおに過ぎています。
でも小野選手は心に決めたその日から毎日、朝早くから一人で厳しい練習を続けたそうです。
それから3年。小野選手は再び日本代表選手としてオリンピック予選の舞台に立つわけです。
彼女の精神力が並大抵のものではなかったことは想像に難くありません。
トップアスリートと呼ばれる人は必ずと言っていいほど大きな挫折から這い上がって目標を達成しています。
受験シーズンたけなわです。
悔し涙を流す人もいるでしょうが、その挫折で味わった悔しい気持ちが大きいほど人間は大きくなれるのです。
リスクを取って低い目標で妥協する人は感激も挫折も味わうことが出来ません。
皮肉なものですが「失敗したくない」「失敗させたくない」という考え方は逆にお子様を幸せに導かないこともあるのです。
大学受験なら浪人しても1年後にまたチャンスが来ますがオリンピックは4年後でないと来ないのです。
諦めないで20年越しの夢をかなえたのが小野選手です。
そんな彼女の姿を追いながら観戦すると、また興味を持って応援することができるのではないでしょうか。
では、また。☆彡
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学年1番の生徒に思う
2017年2月15日 ブログ
皆さんこんにちわ。
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学年1番の生徒に思う
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春期講習会の折り込みチラシが入る季節になりました。
「何かと慌ただしい時期のわずか10日間程度に果たしてどれだけ成績アップが期待できるのだろうか?」
なんて、思うご父兄も多いかと思います。
正直申し上げて、10日間で成績が激変することはありませんが、生徒たちにとっては年度切り替わりで気持ちと習慣を切り替える重要なきっかけになります。
塾にとって講習会は年3回のイベントですからご挨拶代わりのチラシは欠かすわけにはまいりません。
3月最初の週末に折り込む予定ですから塾はまだ決めないでくださいね。
チラシのキャッチフレーズは、どこの塾も毎回気の利いたキャッチコピーを次から次と考えるものだと感心します。
でもキャッチコピーは塾のポリシーを表すものですから、ブレるのはおかしいと思います。
うちはいつの間にか「是非この春(夏・冬)茗溪進学会の成績アップ・合格実績の秘密をご体験ください」に固定化してしましましたが、昨日はそのポリシーを強く実感できる嬉しいことがありました。
去る2月2日に中1、2年生に一斉に行われた実力試験の順位が昨日から出てきました。
この実力試験は学年締めくくりの実力試験です。
一年間の生徒の努力の結果であり、塾の通知表でもありますから結果は重大です。
昨日は1年生が順位を教えてくれましたが、ついに学年1番が誕生した他、半分以上の生徒たちが自己最高番数を出してくれていたのでちょっと一安心です。
ご父兄方の中には「どうせ1番取った生徒は最初からデキる子なんでしょ」って思われる方もいるでしょう。
でもそうではありません。
この生徒も1年前の入学おめでとうテストではいわゆる「フツーの点数」で順位も上位2割から漏れていた生徒です。
家庭学習も含めコツコツとムラなく努力を重ねるうちに次第に順位が上がっていった様子は私がよく見ています。
私は自慢してるのではありません。
「子供は誰もが大きな可能性を持っていること疑わないで欲しい」と申し上げたいのです。
「でも、どうせうちの子は」と思ってる方へ、「ダメでもともと。可能性が花開けば儲けもの」って考え方だってできるはずです。
皆が皆1番にはなれませんが、少なくとも自分の可能性を感じさせてあげることが子供の成長には大事なことではないでしょうか。
私も弱い人間ですし弱気になって気持ちがブレることなどしょっちゅうですが、ブレない指導を続けていこうと子供たちから元気を貰った一日でした。
さて、来週から学年末試験が始まります。
週末は学年末試験対策特訓も実施しますので、今回の実力試験結果に不安を覚えた方は是非どうぞ。
では、また。☆彡
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目指す山は高校ではない
2017年2月13日 ブログ
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目指す山は高校ではない
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先週は私立高校の合格発表がありました。
ちょうど最後の富山全県模試の結果も出たので、週末は最終的な受験校決定のための情報整理に追われました。
毎年のことですが一番悩ましい思いをする時期です。
おそらくまだ受験校を決めかねている生徒も多いかと思いますが、2つの高校の狭間で「どちらの高校にしようか」と悩んでいる方がおられたら参考にしてください。
高校を決める要素は色々あります。
ブランドイメージが大きいかと思いますが、その他には「通学のしやすさ」や「友人が多いかどうか」中には「制服が可愛いいから」というのものあるみたいです。
将来大学を目指す方にとっては「高校の大学進学実績」は最大の要素かもしれませんが、偏差値の高い高校合格=偏差値の高い大学合格 という方程式は成り立ちません。
どこの高校へ進学しようが肝心なのは入ってからの努力です。
東京に「鉄緑会」という中高一貫校の生徒を対象とした学習塾があります。
東大理科Ⅲ類(医学部)に合格する生徒の6割以上がこの鉄緑会の塾生という化け物みたいな塾です。
その塾は指定校制度を採用しており、入塾試験に合格しないと入塾できないシステムである他、講師は主に東京大学の学部生および院生や卒業生で構成されているのが特徴です。
塾生は開成や筑駒、麻布といった名だたる名門高校の生徒が多いそうで、高い実績を挙げるのは当たり前と言えるでしょう。
学習のシステムなど塾として大いに研究すべきことはありますが、私が注目しているのは生徒の意識です。
開成や筑駒、灘高校などの有名高校共通の特長は、勉強や生徒活動は全て生徒の自主性に任せ、無理な学習を学校側が強いることがないことです。
塾通いも生徒の自主判断です。
そのような高校には某〇山高校みたいに「塾なんか行く必要は無い!」などとわけのわからないことを言う先生は一人もいません。
ヤル気のある生徒が競い合う環境を提供し、目指す大学に合格するための最適なサポートを提供するのが「鉄緑会」の理念であり、だからこそそれだけの実績が生まれるのでしょう。
鉄緑会の足元にも及びませんが、“中高一貫で高校卒業までの責任指導”を同じく標榜する茗溪進学会では今年も多くの高校3年生が大学受験に挑戦してくれています。
高校は一人一人違いますが、大学合格の目標は同じです。
どの高校に進もうが最後に目指すあなたのエベレストは大学受験です。
大学受験はどこの高校出身だろうが何の関係もありません。
受験校に悩んでいる方へ一言
「一通過点に過ぎない高校受験などあまり深刻に悩まず、もっと大きな希望を持ち、先を見なさい。どこへ行こうがあなたの目標はもっともっと高い山なのだから。」と
では、また。☆彡
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立春吉日に思う
2017年2月6日 ブログ
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立春吉日に思う
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2月4日は立春でした。
2月3日の節分に恵方巻という巻き寿司を食べた方も多かったのではないでしょうか。
この恵方巻、関西地方のローカルな習慣を大手コンビニチェーンが広めたものらしいですが、今年これがちょっとした騒動になりました。
あるコンビニ店で販売のノルマを課されたアルバイト学生が「50本売るよう指示され、20本は家族に買ってもらうしかない」と訴えるなど、過酷なノルマに苦しむ実態が浮かび上がりました。
コンビニと言えば、先日もセブン-イレブンのある店が、病欠したアルバイト高校生から「罰金」を取っていたことが発覚し、「労働基準法違反」として指導されたニュースもありました。
今や日本文化の象徴となったコンビニは全国津々浦々に56000軒もあるそうですから、ニュースで発覚したのはおそらく氷山の一角なのでしょう。
では、なぜこのような事件が多発するのでしょうか。
私はコンビニ経営が「フランチャイズ」だからという側面が大きいと思います。
本来ビジネスパートナーとして対等の立場にあるべきフランチャイザー(本部)とフランチャイジー(店)のパワーバランスが崩れ、店側が本部の隷属的な支配下で売上利益を強制される構図になってしまっているわけです。
“スーパーバイザー”という本来はお店の経営支援のための担当者が実態はノルマを押し付けてくる鬼の営業マンだったわけで、調子の良いことを言われて高額な加盟金やロイヤリティーを支払っているオーナーはたまったものではありません。
店舗側の経営能力が低いと最終的なしわ寄せを一番弱いアルバイト学生に押し付けざると得ないということです。
高校生はそんなところでバイトなんかしてないで、ちゃんと勉強してましょうね。
塾業界もアルバイト学生を使った「個別指導」のフランチャイズチェーンが百花繚乱ですが、ニュースにこそならないものの裁判沙汰になっているケースは後を絶たず、裏の実態はよく似たものです。
よく聞く常套手口は生徒を自宅から送迎させたりする教務以外の雑用を散々させておきながら授業コマ分の時給しか払わないなんていうものです。
私は塾生たちには「親の送迎に感謝しなさい。本当は雨が降ろうが雪が降ろうが槍が降ろうが自力で来るのが当たり前なんだぞ!」と言ってるくらいです。
2月に入り、テレビCMや新聞チラシでフランチャイズチェーン塾をよく見る時期になりました。
「うちの塾はフランチャイズチェーンと一緒くたにしてもらいたくないなー」って気分になってしまいます。
ま、そんなくだらないことはさておき、豆をまいて立春吉日のスタートを切ったわけですから、今日からまた気持ち新たに頑張りましょう。
では、また。☆彡
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関心と行動が大事
2017年2月3日 ブログ
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昨日は県下一斉に私立高校の入試がありました。
県立高校と違って一日で5教科やってしまうので子供たちは大変だったと思います。
さすがに昨日の夜は中3は一服で出席率は悪かったですが、また今日から本命の県立高校入試に向けてラストスパートを掛けていきましょう。
さて、先日、三重県のとある高校の放送部員から一本のメールが届きました。
今年のNHK高校放送コンテストに向けて活動されているとのことで、私に意見を聞きたいとのことでした。
このブログを読み、その中に彼女らがコンテストのテーマに考えていることで共感を呼んだものがあったようです。
その内容はマル秘戦術でしょうから伏せておきますが、何よりも遠くは三重県の一人の高校生が思いつきで書いているようなブログを読んでいたことに改めてインターネットの凄さを感じました。
もちろん彼女らにはコンテストで是非とも優勝してもらいたく、出来るだけ協力をさせてもらった次第です。
どこまで参考にしてもらえるかはわかりませんが、6月からの地方大会・全国大会と楽しみに結果を待ちたいと思います。
最近はインターネットが普及して、興味や関心を持ったことに対して情報が手軽に手に入る時代になりました。
しかしインターネットで無料で安易に手に入る情報にはあまり大きな価値がないものがほとんどです。
本当に価値ある情報を得たければお金を出すとか時間をかけるとか、それなりの努力をしないといけません。
なぜなら、ジャーナリストや評論家を見ればわかりますが、物事の本質を語る人は皆それを生業とする努力をしているのです。
生活をかけた仕事をした結果得たものを無料で配信するようなお人良しはいません。
顧客を釣るための広告宣伝みたいなものやニュースの見出しだけをスマホで眺め、さも得した気分になっていたのではそれこそ“井の中の蛙”です。
この先、ICTがどれだけ発達しようとも、情報はお金を払うか、人とのコミュニケーションを通じて得るべきでしょう。
「メール一本」とは言え、世知辛い世の中、見ず知らずの人に送るのは中々できるものではありません。
おそらく無視されるか適当にあしらわれることがほとんどでしょう。
誰だって人は自分を無視されたり否定されたくないものです。
私はこの高校生たちの明るい将来と自分の価値観に拘らず勇気を持って行動したことに対して応援してあげたかったわけであります。
私のいい加減な意見など大したものではないでしょうが、人は何気ない他人の言葉にヒントを得ることだってありますから、何かの参考にしてもらえたらならありがたい話です。
とにかく関心を持つことと、行動に移すことが大事です。
サボリがちなブログではありますが、続けているとたまにこんなこともあるという話でした。
では、また。☆彡
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