皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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県立高校の倍率をどう見るか
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県立高校の受験倍率が発表されました。

少子化の影響で今年から中部、富山、雄山の定員が1クラス分削減された影響がどう出るかが注目でしたが、中部と富山は予想通り倍率が若干上がりました。
少子化で競争原理が働かなくなることは子供らにとっては楽になるわけですが、非常に良くないことだと思っていましたので良い傾向だと思います
私は各高校とも普通科はさらに1クラスぐらい減らすくらいで丁度だと思うくらいです。

トップ校の定員削減を敬遠する生徒は次の東高校に流れるかと思いきや、逆に定員割れになりました。
北部や南、呉羽はほぼ横ばいだったことを見れば東高校が人気がなかったわけです。
高校を選ぶ選択基準の一つが大学への進学実績ですが、南や北部は大学進学に力を入れて実績が上がっている結果だと思いますので高校も大いに競い合って貰いたいものです。

倍率と難易度の見方ですが、普段からしっかりと勉強して合格点に達してさえいれば、何倍でも何も恐れる必要はありません。
ただ最近は内申点のウエイトが非常に高くなっており、中学2年以降の中間期末中教研試験の結果がダイレクトに響きます。
昔と違って本番で頑張ればいいという考えが通用しない時代になっているわけで、このポイントはしっかりと押さえておく必要があります。
逆に本番で多少ヘマをやらかしても内申点が基準に達していれば安心ですから、いずれにしても普段からしっかりと学習する習慣が大事ということです。

3月8,9日は県立高校の受験です。
泣いても笑ってもあと一週間。
最後の力を振り絞って嬉しい合格の2文字を掴んで貰いたいと願っています。

では、また。☆彡