皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
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西高東低と志賀原発
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原子力規制委員会は、北陸電力志賀原発の敷地内の断層について、活断層の可能性が否定できないとする結論を正式にまとめたといういニュースがありました。

当然、北電は反論していますが、改めて覆す根拠を示せなければ1号機は廃炉を迫られることになるとのことです。

そもそもなぜ原発が必要だったのかという議論になるのですが、それはともかく、

なぜ活断層の真上に立ててしまうようなチョンボをしてしまったのか?です。

素人としてはこのあたりを突っ込んで貰わないと、また似たような失敗を繰り返してしまうのではないかと心配になります。

天災で被害が出るのは防ぎきれないところはありますが、福島原発の事故そのものは天災ではありません。

最初からなければあのような事故も起こらなかったので天災か人災かと言えば人災になります。

人災は防ぐことができるのです。

総合的なエネルギー政策を進めなければなりませんが、移行する期間も必要でしょうし、いきなり全ての原発をやめてしまうと言う主張は現実的ではないとは思います。

私は原発賛成派でも反対派でもありませんが、福島原発事故の経験を生かすのであれば、少なくとも具体的な危険性が指摘されるような志賀原発のようなところから廃止してゆくのが当たり前だと思います。

福島原発事故では水素爆発が起こった日の風向きが南東だったので発電所から北西方面の飯館村や浪江町に放射能物質が飛散し今でも帰宅が認められていない地域になっています。

学2年の理科で生徒の不得意分野に気象があります。

最終章なので学年末試験範囲に入らないこともあり、消化不良になりやすいという理由もあります。

「冬型の気圧配置になると北西の季節風が吹く」とちゃんと教科書にもあります。

志賀原発と富山の位置関係をこの機会に良く地図でご覧になってください。

志賀原発は富山市のちょうど北西、距離も福島原発と飯館村の距離とほぼ同じです。

真冬にもし志賀原発で福島のような放射能漏れが起きたら間違いなく富山の人たちは流浪の民になりますね。

電力自由化の時代もう少し厳しい意見を言う人がいてもいいような気がします。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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