皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
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新年度の制度変更から見えること
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今日から新年度の始まりです。
進級進学、就職した人は新しい環境で頑張ってもらいたいものです。
そんな新年度から、私たちの暮らしに関わる制度が一部変わります。
商品やサービスの価格には税込みの「総額表示」が義務化されます。
報道では「今まで税抜き表示が特例で認められていた」とされていますが、消費税が5%になった時に、国は便乗値上げ防止や価格アップによる消費低迷を避けるために「税抜き表示しなさい」と真逆のことを言っていたのです。
国も消費税分が消費者に分からないほうがこの先税率を上げやすいということが分かったのでしょう。
私は授業料は端数は丸めたほうが見栄えがいいのでこの機会に微調整しました。
少子化とコロナ禍で経営環境が厳しい中、この機会に授業料を便乗値上げする塾は多いと聞きますが、茗溪進学会は開校以来12年据え置きで頑張ります。
なお余談ですが、「授業料が高い割に成果が出ない」という理由で転塾してくる生徒は多いのですが、前の塾に共通することは「ホームページでは授業料が分からない」という点です。
電話をしても、教室ではなく本部に繋がり、「授業料はプランで異なりますから詳しくは面談で」という塾は間違いなく避けたほうが無難ですよ。
新年度から制度が変わるのは価格表示の他に、「公的年金の支給額引き下げ」「介護保険料の値上げ」「70歳まで働ける制度導入の努力義務化」「同一労働同一賃金の適用拡大」などがあります。
これらの変更は実質的には大きなものではないのですが、全てが将来へ向けた国の布石であり、ここから社会の将来像を測ることは可能です。
悲観的な推測ですが、年金は支給開始年齢が70歳になって大幅に減額され、消費税は北欧並みの25%くらいまでなると思います。
ただでさえAIとかロボットに仕事を取られて人が要らなくなるのに、70歳まで年金も出ない上に働く場がない世界を想像してみてください。
最近ベーシックインカム制度なんて言葉も耳にしますが、これもそんな悲惨な時代に向けた布石として電波に乗せているのだろと私は見ています。
少なくとも若い世代の人たちにとって決して明るい未来でないからこそ、今こそ心構えを変える転換点にいると思います。
コロナが長引き「自助努力」がキーワードになりました。
自助努力とは、他に依存せず、自分の力で困難を乗り越える努力のことです。
どんな時代になっても自分の強みである専門知識や専門技術、資格を生かして生きてゆくことが出来る人になることが大事なのです。
そのためには今、何をすべきか一人一人が考えることが大事ということです。
新年度早々明るい話題ではありませんが、そんな視点で将来を見ることが大事だと申し上げたい塾長でありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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