皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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自分の軸を持ちましょう
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先日の競泳・ジャパンオープンで池江璃花子選手が、実戦復帰後4戦目で初めて表彰台に立ちました。
白血病からわずか2年での復活は同じ病気に苦しむ人にとって大きな励みになるでしょう。
よほど芯の強い人なのでしょう。次のオリンピックが楽しみです。
オリンピックと言えば、オリンピック組織委員会の森会長の発言で世間がずいぶんと盛り上がっています。
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。」という発言が女性蔑視だという事で日本中がやめろコールになっています。
ただでさえオリンピック開催は難問山積で議論百出なのに、見識とプライドが高い女性が持論を主張しあって収拾がつかなくなっている様子は容易に想像がつきます。
昭和ならこの程度の発言などかわいいもので、もっと過激なものはどれだけでもありました。
バリバリ昭和世代の森氏にすれは何も間違ったことを言ったつもりはないのでしょうが、やはり時代が違うということです。
私は森氏の肩を持つつもりはありませんが、老害だの粗大ごみだの言われて辞めろコールが渦巻く風潮は見ていてあまりいい気がしません。
「世間の論調に同調していれば安心」という考えで一緒に言っているとしたら、それこそ同調圧力であり、イジメの構図と同じです。
日本には昔から「和を以って尊しとなす」という言葉があり、正しい事でも相手を思いやりながら発言しないと、和を乱すことを戒めていますが、和と同調は違います。
その昔、「赤信号みんなで渡れば怖くない」という漫才師のフレーズがウケけたのは、日本人の「みんなでやることに価値を見出す民族性」を“言い得て妙”な言い方で図星を突かれたからです。
コロナ禍が長引き、溜まったストレスが、富裕層や特権階級をこぞって攻撃している姿が赤信号をみんなで渡るひねくれた群集心理のように見えてきます。
個人主義の欧米人は信号など気にせず道を渡る人が多いそうです。
交通違反は褒められませんが、ある意味これは他人の目を気にせず、自分の責任で自分の行動を決める文化と言えます。
どうせ赤信号を渡るのであれば、集団で渡っておかしな安心感を持つのではなく、堂々と一人で渡るほうがまだマシではないかとさえ思います。
いずれ時代が変われば価値観が変わり、正しかったことが間違いになり、間違いが正しくなります。
若い世代には、おかしな同調圧力に付和雷同せず、自分の軸をしっかりと持って、目標に向かって努力する人に育って欲しいと思います。
池江璃花子選手活躍のニュースと森喜朗会長の二つのニュースのあまりの差に呆れている塾長でありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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