皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
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ネットだけでは不充分です
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昨日、菅内閣が発足しました。
安倍政治を継承つつも、縦割り行政の改革や少子化対策、デジタル改革など具体的な政策推進を打ち出した記者会見だったと思いました。
菅さんは「やる」と言ったらとことんやる人だそうですから大いに期待したいと思います。
その菅総理ですが、毎日起きると新聞5紙に目を通し、30分のウオーキングが日課だそうです。
トップになる政治家もトップアスリートもストイックなリズムはきちんと守って実行するものです。
茗溪進学会は10月1日に高原町アルビス前に移転オープンしますが、折角の機会ですからチラシで地域の方に案内しようと思って今、印刷に回しています。
新聞折り込みにしようか?それとも全戸配布がウリの情報誌にしようか?と悩みましたが、やっぱり新聞に入れることにしました。
新聞と言えば年々定期購読者数が低下しています。
しかし、教育意識を含めて意識高い系の家庭は新聞を購読している率も高いのではないか私は考えました。
ある知り合いの主婦に「新聞のチラシ折り込みは何曜日がいいでしょうか?」と聞いてみました。
「ウチは新聞を取ってないので分かりません。」という返事でした。
新聞を定期購読していない人へ理由を聞いたアンケート結果がありますが、「情報はネットかテレビで十分」という回答がダントツです。
確かに世の中で起きている事実関係の情報はネットの方が早くて便利です。
例えば、「今日、朝乃山が勝ったか負けたか?」なんてのを知るには明日の朝刊まで待つ必要はなく、スマホを指先でチョンチョンすれば10秒で分かります。
要するに“自分が知りたい情報”を検索して調べるのは圧倒的にネットに軍配が上がるわけですが、このことをもって、「スマホさえ使っていれば私は情報入手は十分」と言えるかどうかです。
一口に情報と言いますが、「あなたが知るべき情報」=「あなたが知りたい情報」ではありません。
テレビも自分がつまらないと思う番組から、見たい番組にチャンネルをどんどん変えていくように、ネットもその便利さゆえに自分の見たいものだけをパッパパッパと選んで見ているわけです。
自分が心地いい情報だけを選んで見て、それで世の中が分かったような感覚になっている人を増やし、活字離れを促進しているのがネットの功罪の罪の部分です。
私も時間を見つけて新聞をなるべく読むようにしています。
時には自分の考えや行動を見直す必要があるかもしれないことを教わったり、知らない新しい知識を学ぶこともたくさんあります。
新聞は切り取っておけるのもメリットで、私の母なんか読ませたい記事を見つけると、切り取っておいて「あんたこれ読まれ」と言ってきます。
大体が説教じみた記事なわけですが、それはそれでいい勉強になっています。
子供も新聞を読む率と進学率には明らかな相関があります。
総理大臣みたいに新聞5紙とは言いませんが、せめて一つくらいは取って読みたいものだと思う塾長でありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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