皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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底辺校が進学校に変身した理由
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寒の戻りで雪が降りましたが、いよいよ入学式シーズンです。

入学と言えば今年の大泉中学の新入生は80人もいるそうです。

ずいぶんと人気ですね。

校区の生徒が突如倍増したとは思えませんし、もしかしたら自分の地域の中学を嫌って区域外通学する生徒が増えたのではないかと思います。

私の塾にも常に何人かの大泉中学生が在籍しています。

どの生徒も礼儀正しくキチンとした好感の持てる生徒ばかりで何か校風のようなものを感じます。

校風と言えば、茨城県に校風改革から始めて、国公立大学への合格者数を僅か12年で10倍に増やした私立高校があります。

その高校とは日立市にある私立明秀学園日立高校で、教職員と学校側の対立や、経営破たんの危機もあり、かつては「生徒がうつむいて通う学校」とまでいわれたダメダメ高校だったそうです。

2006年に高校改革に着手し、2016年には東工大や医学部はじめ72名の国立大合格者を出すに至ったのは驚きです。

この高校がどうやって進学実績を劇的に高めることができたのかという点に子供の学力アップの秘密が隠されているような気がして調べてみました。

私が興味を持ったのが一連の改革の着手ポイントです。

民間企業出身の新理事長と新校長が最初に打ち出した施策が「5つの凡事徹底」です。

私も日ごろ「凡事徹底が大事です」とかわかったつもりで申し上げているわけですが、本当の凡事徹底とは何か勉強になりました。

その5つの凡事徹底とは、「校歌を大きな声で歌う」「校章をつける」「きちんと挨拶する」「整理整頓する」「感謝の心を持つ」の5つです。

勉強にはあまり関係なさそうなことですが、人として基本の『凡事』です。

私たち大人は子供が勉強さえしていれば多少だらしなくても目をつむってしまいます。

実はそれがダメということです。

キチンとした身だしなみで爽やかに挨拶できる生徒を育てる校風改革だけで進学実績がこんなにも大きく変えられるのです。

ロクに挨拶もできず、買い食いしながらスマホゲームだけはやたら得意なだらしない生徒はどこにもいるものです。

子供の成績を上げたければ、まずは基本的な躾をきちんとすることが大事ということです。

躾を学校の先生に期待できないご時世、せめて家庭と塾で『凡事徹底』をせねばと思う塾長なのでありました。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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sawaki