皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
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NHKの「チコちゃんに叱られる」という番組が人気です。
5才のチコちゃんの質問に答えらないと「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られます。
一昨日は発砲事件で富山市内の小中学校が休校になりましたが、「ボッーっと生きていた」生徒も多かったのではないでしょうか。
たまたま中3は富山市学力調査試験の2日目だったので、時間割をやりくりすることが難しく一律休校措置にせざるを得なかった事情もあるでしょう。
特に先日の奥田小学校での事件の記憶も生々しく、やむを得ない措置だったかなとは思います。
外出禁止令ということは「塾へも行ってはいけません」と都合のいい理解をするのはともかく、多くの子供らに「外出禁止令」=「学校が休みだワイ」=「さあ遊ぶゾ!」という方程式があるのは大きな問題です。
予定通り塾にきちんと来て勉強する生徒がいる反面、“これモッケの幸い”とばかり塾は行かなくてもいい口実にして、勉強そっちのけで朝からゲーム三昧だった生徒がが多かったと思います。
私は、家で子供だけいる状態が学校の保護管理下にある状態より安全だとは思えないのですがどうなんでしょうかね?
ところで「三昧」というのはサンスクリット語で瞑想状態を表すサマディーの音です。
お坊さんが堂にこもってひたすら御経や念仏を修することを三昧行と言いますが、本来は「雑念を払い、心を集中して没入する」という意味です。
本来やるべきことを知っている心の強い人は自分を律して集中します。
心が弱い人は、やるべきことから逃げる口実を探します。
これは子供だけでなく親御様も同じです。
塾へ通わすのも費用がかかりますし、日々の送迎など何かと苦労は多いものです。
「学校が休みだから」「天気が悪いから」「送り迎えの足が無いから」「部活で疲れたみたいだから」などなど子供と一緒に都合の良い言い訳を考え、塾に行かせなかったり、せっかく行った塾を辞めさせたりする父兄がいるのは残念でなりません。
平成も終わろうと言う時に私の昭和時代の話をしたら笑われるかもしれませんが、私も中高生時代は塾通いをさせてもらいました。
私の家には車などありませんから、どんなに遠かろうが、土砂降りだろうが、大雪だろうが地力で行くしかありません。
私は決して心の強い人間だとは思いませんが、少なくともやらなければならない時にやらなければならない事をする意識は親の姿勢から学んだ気がします。
経済的には決して裕福ではなかったと思いますが、親も身を削り心を鬼にして育ててくれたのだと感謝し、自分の子供らも同じ方針で育てましたし、塾に来ている子供らもわが子同然に指導しています。
決して勉強三昧とは言いませんが、貴重な一日一日です。
親も子も「ボーっと生きてんじゃねーよ」って思う塾長でありました。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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