皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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テストの点に一喜一憂しない
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受験シーズン真っ盛りですが、この時期、大学受験生に「うつ状態」となる人が急増するそうです。

受験が近づくにつれ集中力が低下して試験成績が落ちていきます。

脳のワーキングメモリー機能が低下し、文章の読解や数学的な思考ができなくなります。

「問題用紙が真っ白に見えた」などという話を聞いたことがありますがこれもその症状の一つかもしれません。

せっかく勉強をしてきたのに精神状態がこうなっては元も子もありませんね。

原因は小中学期の親の接し方にあると心療内科の医師は指摘します。

親(一般的には母親)が子供の成績に一喜一憂しすぎると子供が翻弄されて心理ストレスが積み重なってゆきます。

まなじ成績が良いと子供の中にある“自己愛”が肥大して将来の受験うつを引き起こす元になると言います。

自信を持つことは悪いことでは無いのですが、中途半端に「自分は出来るのだ」という自信を持ってしまうことが問題なんだそうです。

どれだけ頑張っても上には上が必ずいます。

プライドが傷ついたり、自信を失ってしまう経験をすると、いとも簡単にポキンと心が折れ、自分をコントロールできなくなります。

引きこもって親と口をきかなくなったり、酷い場合は暴力や暴言で親を悩ませることが特長です。

そんな子供が受験本番で失敗しようものならどうなってしまうでしょう。

それこそトラウマになって一生自信が持てない人間になってしまいます。

親がテストの点数の良し悪しだけで子供の価値評価をしていると、結果的に親子共に苦しまないといけないことになってしまうのです。

心療内科の専門家は「親は過剰に喜ばないこと。」「腫れ物に触るように機嫌を取ったり、ちやほやしすぎない」「テストの点数だけを議論するのではなく、将来の夢や希望などを話題にすること。」と言っています。

中学高校生のお子様をお持ちの方で心当たりのある方もいらっしゃるかと思いますが、どうかお子様の気持ちの共感を第一に考え、将来を一緒に考えてあげてください。

くどいようですが、もう一度言います。

テストの点数の一喜一憂に意味はありません。

受験は人生の通過点に過ぎません。

長い人生、自分で自分の道を切り開き、出会うであろう幾多の困難を乗り越えることができる人間に育ててあげて下さい。

今週、8,9日は県立高校の受験日です。

泣いても笑っても今日を入れてあと3日。

今まで努力した自分を信じて頑張れば、全員合格間違いありません。

では、また。☆彡

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