皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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記述力を鍛えましょう
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冬期講習会も今週で終わりです。

生徒たちは、やり残した学校の宿題をするためなのか、終盤の時期は塾に来る生徒は正月前より少なめになります。

お正月休みの塾からの宿題は中3だけに出しますが、中3の宿題は毎年、理科社会の記述式問題となっています。

最近は子供たちの読解力や記述力の能力が低下していることに逆行するように、入試問題は長文問題や記述式問題が増えており、そのギャップは年々拡大する一方です。

とにかく子供たちには“自分の頭で思考して、文章に表現させる力”をつけさせることが大事です。

学校の宿題と言えば、昨年、地元中学校の2年生に「自分が行きたい高校について調べてこい」というヘンな宿題が出たことについて、去年の1月6日にボロクソに書きました。

“行きたい高校”などと指定すると、生徒によっては成長の可能性の芽を摘んでしまうことになる可能性があると批判したわけです。

ガッコのセンセー方が私のブログを読んで方向修正したとは思えませんが、少しは問題を認識したのか、今年は「どこの高校でもいいから」という条件になったそうです。

塾の生徒に「どこの高校について調べたが?」と聞いてみました。

「親に決めてもらった」なんて生徒もいれば、「上の兄弟が行っているから」という生徒など様々ですが、「自分の行きたいところ」と言った生徒が私が聞いた範囲でいなかったのはなんとなくわかる気がします。

どこであれ、早めに高校受験を意識させようという意図としては良い企画だと思いますが、問題なのはネットでコピペ済ませてしまおうと思えばできることです。

調べたことについて、感じたことや疑問に思ったことなど、思考させて自分の言葉で文章にさせることが大事ではないかと思うのです。

私が学校の先生なら、「高校について、①高校の特色の中であなたが興味や関心を持った点とその理由 ②あなたがその高校生となったとしたらそこでどんな将来像を描くか 原稿用紙2枚にまとめなさい。」なんていう宿題にしますね。

また、余計なことを書いてしまいましたが、折角のいい宿題です。

来年は記述力を鍛える形にされてはいかがでしょうか?

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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