皆さんこんにちは。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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英語習得に必要な能力とは
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大学入試センター試験に代わり、2020年から「大学入学共通テスト」なるものが始まります。
従来型のマークシートに加えて民間試験である英検が全員に課されることになります。
国立大学ではマークシート式と民間試験の両方を採用されるので、受験生の英語の負荷は大きくなります。
私立大と国立大では入試科目が異なるため、高校生にとってはどこの大学を目指すかによって教科選択の戦略が違っています。
加えて英語の教科だけでも国立と私立では対応が違いますのでますます受験生にとっては早目の目標設定が大事になるということです。
茗溪進学会では英検の準会場に指定されていることもあり、7日の受検日には多くの受検生が受検してくれました。
23日にはネットで合否が判明しますが、全員合格となってもらいたいものです。
さて、英語のトレーニングを日ごろからするのは大事ですが、英検はリスニングテストの配点が約半分を占めるのでリスニング能力は重要です。
高校入試試験では25%ですからその違いは大きいものがあります。
将来的な英語でのコミュニケーション能力のためにも英語耳を鍛えることは大事ですし、私も時々外国ラジオのpodcastを聞いたりしています。
聞くと言ってもBCCやABCニュースなど何を言っているのかさっぱり理解できないので、私はVOA(voice of America)というのを聞くようにしています。
この放送はアメリカに住む英語を母国語でない人々に向け、平易な言葉と文法を用いた上で、通常の3分の2の速さでゆっくりと語るスペシャル・イングリッシュという英語放送です。
テレビでは〇ピード・ラー○ングという高い英語教材が売られており、私も海賊版DVDを貰って聞いてみたことがありますが、個人的にはVOAのほうが圧倒的に長続きすると思います。
内容も時事ネタを中心に色々な企画があるので聞き飽きませんが、ゆっくりと話してもらっていてもよく理解できないことはしょっちゅうです。
ネットではテキスト文字も出ますので同時に見てみればすぐわかることですが、要するに語彙力がないのです。
語彙力が無ければどれだけゆっくりと話してもらっていても話の意味がわからないのです。
今の中学生を見ていても本当に単語能力=語彙力が低下しています。
脱ゆとり教育で中学で習う単語が800から1200まで増えたとは言いますが、覚えなければ増やした意味がありませんし、解らなければ英語嫌いが増える悪循環になるだけです。
テストの内容はどれだけ筆記からコミュニケーション能力へと変わっても、勉強で身に付けなければならない能力はいつの時代も変わらないということなんですね。
では、また。☆彡
◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
11月18日(土)数学検定実施します。
申し込みは10月18日(水)まで受け付けます。
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ご意見やご質問なんでもお気軽にお寄せください。
よろしくお願いします。
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