皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
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忖度より規制緩和を
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imasia_1384597_M一昨日は本当に暑い日でしたが、生徒たちが「学校で扇風機をつけて欲しいと先生に頼んだがつけてくれなかった。」と不平を言ってました。

私たちの中学生時代は冷房も扇風機もありませんでしたが、本当に暑くなるのは梅雨明け直後からだった記憶があります。

昨今の温暖化の時代は違いますから、子供たちに扇風機くらいつけてあげればいいのになと思います。

ちなみに職員室は冷房ビンビンでコーヒーのいい香りが漂っているそうです。

今日から今年前半最後の一カ月ですが、今年の流行語大賞には間違いなく“忖度”(そんたく)という言葉がノミネートされるでしょう。

森友学園問題に続いて加計学園問題で総理大臣の忖度があったとかなかったとかが話題ですが、そんな当たり前なことより、私は獣医学部の新設を巡っての文科省の利権構造の物凄さを感じました。

茗溪進学会にも獣医学部を志望する高校生がいますが、国公立大の獣医学部は大変な難関です。

日本の人口より犬や猫の数が多いペットブームという背景もありますし、獣医師の地方偏在は極端で畜産業にも深刻な影響があるそうです。

そんな状況にも関わらず獣医師の既得権益を天下り先とグルで守るために文科省は52年間もの間、一校も獣医学部の新設を許可していないのです。

アベノミクスの第3の矢には「民間活力の成長戦略」が掲げられ、具体的戦略として規制緩和があります。

獣医師が増えれば日本が新興国などグローバルなフィールドで国際貢献できる人材も増えるのではないかと思うのですがいかがでしょうか。

霞が関の官僚が天下り先とズブズブになっている利権の構図を変えなければ、本当に日本が先進国から取り残されてしまうと警鐘を鳴らす専門家はたくさんいます。

今回はそれを象徴するニュースなわけです。

規制緩和を推進する「総理のご意向」を圧力や忖度だと非難することは民間側から見れば両刃の剣になるのでマスコミも攻めあぐねる形ですが、ここはやはり規制緩和を優先すべきというのが私の立場です。

子供たちには忖度上手も結構ですが、グローバルに成長できるような大きな戦略を描いて行動できるような人物になってもらいたいものだと感じました。

先生方もおかしな忖度してないで、扇風機くらい自由につけることができるよう規制緩和してもらいたいです。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇
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