皆さんこんにちは。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
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自分の番数を知ろうとしない生徒とは
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20131009_nakagawashouko_13地元中学の1,2年生の中教研試験の校内番数は知りたい人に教えるという方針でした。

学校側がどのような意図でしているのかは別にして、塾内の調査で興味深い結果になったので、この方針はトライアル的には評価できる部分もあるのではないかと感じています。

興味深い結果というのは、成績レベルによって自分の順位を知ろうとする積極性に大きな差が出たことです。

成績上~中位の生徒はほとんどの生徒がすぐに聞きに行って私たちに教えてくれました。

それに対して成績下位の生徒からはなかなか聞き出すことができません。

例によって「忘れた」「行ったけど先生がおらんかった」「聞いたけどなんか知らんけど教えてくれんかった」言い訳だけは達者です。

学校の先生方が調査しているかどうかは知りませんが、聞きにいかない生徒はズバリ下位3割に集中したはずです。

どうです?違いますか?

 

人生を生きる上で最大の敵が「無関心」と言われます。

マザーテレサの名言に「愛の反対は憎しみではなく、無関心だ」というのがあります。

関心とはなんでしょうか。

それは物事に興味をもったり、気にかけることです。

子供たちの成績も全てはこの「関心」がキーワードになります。

勉強とは単純な暗記ではなく、物事の本質を知ろうとする好奇心や探求心に基づく行動です。

関心とは他人に対するものだけではなく、自分自身への関心も同じです。

自分の順位を知ろうとしないのは、単に「現実を知りたくない」とか「怒られるから聞きたくない」というのではなく、自分に関心がないのです。

ゲームや漫画など目の前の刹那的な享楽には目が無いのに、自分の将来や人生に無関心では成績が上がるはずはありません。

誰かが自分の事を気にかけてくれている、関心を持ってくれているということは嬉しいものですが、自分が自分からも忘れられている存在になっているとしたら大変なことではないでしょうか。

まずは 自分が自分に関心を持ち、大切に扱うということが人生を豊かに生きる上で大事な事だと思います。

私は塾長の仕事として、解らない問題を解いてあげることより、子供たち一人一人を関心を寄せ、接することを優先的に心がけています。

それは自分を知り、大切にしようという心を育ててあげたいからです。

中間試験はどうするつもりか知りませんが、番数発表はしばらくこの方針でやってみたらその傾向がもっとはっきりとするではないかと思います。

では、また。☆彡

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