皆さんこんにちわ。
富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。
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立春吉日に思う
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2月4日は立春でした。
2月3日の節分に恵方巻という巻き寿司を食べた方も多かったのではないでしょうか。
この恵方巻、関西地方のローカルな習慣を大手コンビニチェーンが広めたものらしいですが、今年これがちょっとした騒動になりました。
あるコンビニ店で販売のノルマを課されたアルバイト学生が「50本売るよう指示され、20本は家族に買ってもらうしかない」と訴えるなど、過酷なノルマに苦しむ実態が浮かび上がりました。
コンビニと言えば、先日もセブン-イレブンのある店が、病欠したアルバイト高校生から「罰金」を取っていたことが発覚し、「労働基準法違反」として指導されたニュースもありました。
今や日本文化の象徴となったコンビニは全国津々浦々に56000軒もあるそうですから、ニュースで発覚したのはおそらく氷山の一角なのでしょう。
では、なぜこのような事件が多発するのでしょうか。
私はコンビニ経営が「フランチャイズ」だからという側面が大きいと思います。
本来ビジネスパートナーとして対等の立場にあるべきフランチャイザー(本部)とフランチャイジー(店)のパワーバランスが崩れ、店側が本部の隷属的な支配下で売上利益を強制される構図になってしまっているわけです。
“スーパーバイザー”という本来はお店の経営支援のための担当者が実態はノルマを押し付けてくる鬼の営業マンだったわけで、調子の良いことを言われて高額な加盟金やロイヤリティーを支払っているオーナーはたまったものではありません。
店舗側の経営能力が低いと最終的なしわ寄せを一番弱いアルバイト学生に押し付けざると得ないということです。
高校生はそんなところでバイトなんかしてないで、ちゃんと勉強してましょうね。
塾業界もアルバイト学生を使った「個別指導」のフランチャイズチェーンが百花繚乱ですが、ニュースにこそならないものの裁判沙汰になっているケースは後を絶たず、裏の実態はよく似たものです。
よく聞く常套手口は生徒を自宅から送迎させたりする教務以外の雑用を散々させておきながら授業コマ分の時給しか払わないなんていうものです。
私は塾生たちには「親の送迎に感謝しなさい。本当は雨が降ろうが雪が降ろうが槍が降ろうが自力で来るのが当たり前なんだぞ!」と言ってるくらいです。
2月に入り、テレビCMや新聞チラシでフランチャイズチェーン塾をよく見る時期になりました。
「うちの塾はフランチャイズチェーンと一緒くたにしてもらいたくないなー」って気分になってしまいます。
ま、そんなくだらないことはさておき、豆をまいて立春吉日のスタートを切ったわけですから、今日からまた気持ち新たに頑張りましょう。
では、また。☆彡
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