皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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私立高校の受験成績順位が持つ意味
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全統模試明後日の木曜日は私立高校の入試日です。

県立高校を第一志望にする生徒がほとんどでしょうから、私立の試験は度胸試しのつもりで臨んでほしいと思います。

富山第一高校は合格発表といっしょに全受験者の中の順位も出ますので、これが県立高校の受験判断の重要な参考データになります。

志望校の合格判定は模試の役割ですが、富山県は他の都道府県に比べて模試の条件の悪い県です。

それは富山県は不幸なことに某〇〇センター模試と富山全県模試で全体の受験者を2分してしまっており、「どっちの模試がいいのか?」と言っている人自体、争点がよくわかっていない議論がおこっています。

お隣の石川県では北國新聞社主催の統一模試がスタンダードです。

富山も力のある新聞社あたりが主催して統一してくれれば良いものを、私の勝手な想像ですが、スポンサー企業の顔があってどうしようもないのでしょうね。

私は模試は生徒の実力を公正に評価する第三者的なものであるべきだと思っていますが、囲い込みの営業戦術に利用している塾がある以上冷戦の壁は崩れそうもありません。

どちらの模試を受験するのも自由ですが、「大きな塾が主催しているから信頼性が高い」とか「問題が難しいから信頼性が高い」というのは根拠の無い噂ですからご注意ください。

ちなみに富山全県模試の受験者全体の分布は水増しや補正はなく、富山県全体の受験者の成績分布に近い正規分布となっていておりますので、偏差値の信頼性は高いと思いますから私は毎年安心して使っています。

ま、そんな話はともかく、第一高校の順位が県立高校判定に有効な理屈です。

その理由ですが、富山第一高校は富山市以東の生徒で県立の普通科を受験する生徒はほぼ全員受験しますから順位で富山以東での自分の実力がわかるのです。

では順位の判定はどうするかということですが、例えば富山高校を志望している生徒の見方を説明しましょう。

中部高校と富山高校の定員数は560人です。

つまり第一高校の受験成績順位が560番以内であればほぼ安全の“B判定以上”と考えていいわけです。

このように偏差値の高い高校から順に定員数を累計していった数字がその高校への合格範囲の目安です。

南高校であれば富山、中部、東、魚津、呉羽、南の定員合計が1470人なので1500番くらいが目安になります。

もちろん、倍率の問題もあるので多少幅を持たせた数字と模試や学校の内申書の点数で総合的に判定するわけです。

受験生を持つ親御さんは最も胃の痛む時期だと察します。

でも私は「高校受験は通過点に過ぎず、本当の勝負は大学受験である」という考え方ですから、まだまだ長い道のりです。

心を落ち着けて子供たちをいっしょに応援しようではありませんか。

では、また。☆彡

◇◇◇茗溪進学会ニュース◇◇◇

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