皆さんこんにちわ。

富山市山室の学習塾「茗溪進学会」塾長の澤木です。
読んでためになり、子供たちが幸せになるヒント情報を発信します。
どうかお付き合いください。

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就職氷河期の悲惨
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私には2人の息子がおります。

2人とも既に県外で就職して所帯も持っていますが、2人とも大学を卒業したのが2010年の第二就職氷河期でしたので、本当に就活には苦労しました。

どこをいくつ受けても、ことごとくダメで“お祈りメール”ばかりの状況は親として本当に不安になりました。

運良く就職先が見つかったから、今ともなれば懐かしい思い出話ですが、世の中この時代の負の遺産がこの先大きな経済的なマイナス要因になることが危惧されているそうです。

就職氷河期とはバブル崩壊後の1990年代半ばから10年間続いた時代で、この時代には4割を超える大学生や高校生が正社員になれなかったそうです。

先日、厚生労働省は就職氷河期に就職できなかった人を正社員として採用した企業に対する助成制度を創設することにするそうです。

私は非正規社員という制度そのものを無くせばいいとさえ思うくらいです。

経済的なマイナスとはこの時期に新卒者だった世代の大半は、現在、30歳代後半から40歳代の働き盛りになっていることになります。

この世代は子育ての真っ最中で、新築住宅を買ったりすることで国内消費を支える柱になるべき世代なのですが、非正規労働者ではそれだけの収入が得られないのです。

また、経済学者の飯田泰之さんの試算ではこの世代が退職する2030年以降は生活保護支給額が膨大に増え、年間20兆円もの生活保護予算が働く世代にのしかかってくることになるそうです。

折角大学を卒業したのに正社員にもなれず、家も持てず、挙句の果てに生活保護の世話にならなければならないのは悲劇でしかありませんね。

このような話を見聞きするにつけ、これからの日本の若い世代は本当に大変だなと思ってしまいます。

わが子たちが将来人口減少して疲弊する日本で幸せに暮らすためにどうすればいいのでしょうか。

私はやっぱり誰が何と言おうがしっかりと勉強させて少しでも良い学校に行かせてやるのが親として最も確実な道だと言わざるを得ません。

勝ち組・負け組などどいう言葉は私も嫌いな言葉ですが、わが子を決して「負け組」にさせてはいけません。

人生の勝ち負けを決める勝負はもう始まっています。

少しでも早く手を打つことが最良の方法です。

では、また。☆彡

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